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ギリシャではさまざまな果物をはじめ、野菜やナッツ、花なんかをシロップで煮た保存食がよく作られます。

stafyli glyko
Σταφύλι γλυκό

「グリカ・クタリウ」(スプーン・スウィーツ)と呼ばれ、伝統的なおもてなしにも欠かせないお菓子ですが、こういうのが作られるようになったのは砂糖が比較的手に入りやすくなってからでしょうね。トロリと濃いシロップに漬かっているので当然甘いけれど、宝石のような美しさで目にも楽しいお菓子です。

grapes

使用する材料によって、砂糖の割合や作り方も少し変わってきたりするのですが、今回ご紹介するのは簡単に作れる葡萄のグリコです。気軽に試して頂けるように、レシピは小さ目の瓶ひとつ分にしてみました。

そのままお茶請けにする他、ギリシャヨーグルトやバニラアイスクリームにかけるのもおすすめです。

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ぶどうのシロップ煮(スタフィリ・グリコ)

材料:(250ml瓶ひとつ分)
種無しぶどう...350g
グラニュー糖...200g
水...1/3カップ
ローズゼラニウムの葉(あれば)...1〜2枚
レモン汁...小さじ2〜大さじ1

ぶどうは房から実をはずし、綺麗に洗って水気を切っておく。

鍋にぶどう、砂糖、水を入れて弱火にかけ、ゆっくり温めて砂糖を溶かす。砂糖が完全に溶けたら、あまり煮立てないようにして3分煮る。混ぜすぎると皮が剥けるので注意。

火から下ろしてそのまま冷まし、布巾をかぶせて丸一日置く。

ローズゼラニウムの葉も加え、再び火にかけて煮、シロップが柔かい蜂蜜ぐらいの濃さになるまで煮る。煮詰め具合は冷やした皿にシロップを少し落として見るといい。火から下ろす少し前にレモン汁を加える。

煮沸殺菌した瓶に詰め、蓋をして逆さにして冷ます。

MEMO:お好みでバニラや剥きアーモンドを最後に加えてもいいです。
レシピの分量は少量にしてありますが、倍以上の量にした方が作りやすいです。沢山作る場合は煮る時間も少し長くなります。
少し手間はかかりますが、種有りの大粒ぶどうで作るのも美味しいです。種の取り方はこちらを参考にどうぞ。

ぶどうのシロップ煮とりんごのデザート:酸味が強めなりんごを一口大に切って、ぶどうのグリコをかけます。これだけですが、酸っぱくてシャキシャキしたりんごと、甘くてネッチリしたぶどうのコンビネーションが美味しいデザートです。

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