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ここ数年の猛暑と比べると随分過しやすい今年の夏ですが、最近また少し暑さがぶり返してきたようです。

夏バテ予防に豚肉と夏のホルタ(青菜)の煮込みを作ってみました。

pork with summer horta
Χοιρινό με γλιστρίδα και βλίτα

豚肉はビタミンB1が豊富に含まれ、疲労回復によいとされていますね。これにビタミンやミネラルたっぷりなスベリヒユと葉アマランサスを組み合わせた煮込みは、スタミナもつくので今の時期にぴったりです。

スベリヒユや葉アマランサスは今までも何度か紹介してきたものですが、ギリシャの夏の代表的な青菜です。北部や山岳地帯などを除いては、雨が全くと言っていいほど降らない夏場はカラカラに乾いてしまう土地がほとんどなギリシャ。そんな過酷な条件でも元気に育つ青菜(野草)類が貴重な葉野菜となります。「畑の雑草系」なスベリヒユ、葉アマランサス、スティフノス(イヌホオズキ)などに、海の近くに生える「多肉系」なクリタモやアルミラ(オカヒジキ)。どれも個性的で、いかにも栄養満点といった感じの味わい深い葉野菜たちです。

タイトルの料理に話を戻して...。

豚肉は簡単な塩豚といった風に、少し寝かせてから調理してあります。うちの場合、肉類は買ってすぐに使うことは少なく、とりあえず塩(料理によって胡椒なども)をして冷蔵庫へ。そのまま一晩〜一日半ぐらい放置することが多いでしょうか。傷むのも予防できるし、旨味もアップするのでいつもこの方法です。

青菜類はスベリヒユと葉アマランサスどちらかひとつでもいいですが、両方加えた方が味・食感ともにバランスがいいかも?スベリヒユはそれ自体に結構酸味があるんですが、アマランサスだけならお好みで仕上げにレモン汁を少し加えるとサッパリして美味しいですよ。

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豚肉と夏の青菜の煮込み(ヒリノ・メ・グリストリーダ・ケ・ヴリタ)

材料:(4人分)
豚ショルダー塊肉...800g
塩...小さじ1強
胡椒...適量
スベリヒユ・葉アマランサス...合わせて500g
玉ねぎ...中1個
ニンニク...2かけ
完熟トマト...中2個
オリーブオイル...大さじ21/2
白ワイン(あれば)...1/2カップ

豚肉は余分な脂を除き5cm角に切る。塩、胡椒を振ってよく揉み込み、できれば1日ぐらい冷蔵庫で寝かせる。

スベリヒユと葉アマランサスは硬い部分や傷んだ葉などを除き、それぞれさっと下茹でしてからざく切りにする。

玉ねぎは薄切り、ニンニクは微塵切りにする。トマトは半分に切ってヘタを除いてから西洋おろし金(チーズおろし)の粗い目ですりおろすか、皮を剥いて刻む。

大きな鍋に玉ねぎ、オリーブオイル大さじ2を入れて弱火にかける。弱火にし、蓋をして玉ねぎがしんなりするまで蒸し炒めにする。すりおろしたトマトを加え、蓋をせずに中火でトマトが崩れるまで煮る。

玉ねぎを炒めている間に肉を焼く。フライパンにオリーブオイル大さじ1/2〜1を熱し、肉を加えて焼き色をつける。全体に焼き色がついたらニンニクを加え、香りが立つまで炒め合わせてから白ワインを加え軽く煮立たせてる。


玉ねぎとトマトの鍋に肉を汁ごと加え、蓋をして弱火で肉が柔らかくなるまで1時間半〜2時間ほど煮込む。途中、汁気が少ないようなら水を少し足す。

肉が柔らかくなったら、下茹でして刻んでおいたスベリヒユと葉アマランサスを加えさらに15〜20分ほど煮込む。最後、汁気が多いようなら蓋を取って少し煮詰める。

MEMO:スベリヒユと葉アマランサスは、どちらかひとつでもOKです。

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