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何だか無性に魚介類が食べたい今日この頃。
前回のイカだけでは満足できず、翌日金曜日にはコロナキのライキでカタクチイワシと小さ目のエビを500gずつ買ってきました。

そんな日の昼ごはん♪
2008.10.10 lunch

・エビのウゾ蒸し
・カタクチイワシのマリネ
・ナスのオリーブオイル焼き
ジャジキ(前日の残り)



2008.10.10 prawns

エビ500gというと多いようですが、小さいサイズなので身はほんの少し。エビグラタン用に少し取り分けて冷凍、あとはシンプルにウゾをふりかけて蒸しました。

2008.10.10 salting fresh anchovies

フレッシュアンチョビ=カタクチイワシ(こちらのは学名 Engraulis encrasicolus)です。捌く前の写真を撮り忘れたので、塩漬け中のを。
朝獲れの新鮮なものは塩とワインビネガーで〆て、ギリシャ風の酢漬けにするのが好きです。イタリアやスペイン辺りにも、同じようなものがありそうですが。

2008.10.10 marinated anchovies
Γάυρος μαρινάτος

これが完成品。ギリシャ語ではガヴロス・マリナトス(マリナートス)とかガヴロス・パストスと呼ばれるものです。作り方はいろいろあって、開いてフィレにしてから漬ける方法/頭と内臓だけ除いて漬けてから骨を除く方法、塩漬けにしたあと酢漬けにする方法/最初から塩と酢を混ぜて漬ける方法などさまざま。味付けも塩、ワインビネガー、オリーブオイルだけのシンプルなものから、ハーブやニンニク、野菜を加えたものなどバリエーションが見られます。

今回はフィレを塩漬けにしたあと酢に漬ける方法をご紹介します。時間はあくまでも目安なので、お好みや保存期間などによって調節して下さいね。

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カタクチイワシのマリネ(ガヴロス・マリナトス)

材料:(4〜8人分)
カタクチイワシ...500g
粗塩...約1/3カップ
白ワインビネガー...約1カップ
ニンニク...2かけ
パセリ微塵切り...1/2カップ
オリーブオイル...1〜11/2カップ

カタクチイワシは頭と内臓を除き、手開きにして骨・ヒレ・尾を取る。冷水を張ったボウルに入れ、何度か水を替えて洗う。笊にあけ、水気を切る。

2008.10.10 marinated anchovies1粗塩を振りながら並ベていく。全部重ねて一番上にも塩を振ったら覆いをし、冷蔵庫で30分〜1時間ほど置く。


2008.10.10 marinated anchovies2塩を洗い流し、しっかり水気を切る。バットなど適当な容器に入れ、ワインビネガーを注ぐ。身同士が密着してると漬からない部分が出てくるので、手で軽くゆするようにして全体にビネガーが行き渡るようにする。ビネガーの量はひたひたぐらいでOK。上の部分も漬かるように、ラップで落とし蓋をする。再び冷蔵庫で1時間ほど置く。


2008.10.10 marinated anchovies3笊にあけて汁気を切り、薄切り又は微塵切りにしたニンニクとパセリの微塵切りを間に散らしながら保存用の容器に並ベていく。オリーブオイルをひたひたに注ぎ、できれば冷蔵庫で数時間〜半日置く。


MEMO:普通のイワシでも作れます。塩、ビネガーに漬ける時間はお好みで調節して下さい。オリーブオイル100%だと風味が強すぎると感じる方は、癖の無い植物油と混ぜてもいいです(オリーブオイルは冷えると固まるので、何日か冷蔵する場合はひまわり油などを使うといいです)。
数日は保存がききますが、もう少し長く保存したい場合は塩、ビネガーで漬ける時間をそれぞれ長めにし、消毒した瓶に詰めて空気に触れないようオイルが完全にかぶる状態にします。結構日持ちがする気はしますが、責任は取れないので日数は明記しないことにします。

バリエーション:パセリの代わりにミントを入れたり、レモンスライスを加えても。また、玉ねぎやパプリカなど野菜を入れてもいいです。

※今回は普通に手開きにしましたが、ブログ仲間の楽子さんが自家製アンチョビの記事で紹介されてた「PPバンドで捌く方法」だと、とっても手早くできるそうです。