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野草といえばパイばかりで、代わり映えしなくてすみません家族全員が好きな食べ方はこれぐらいしかないので、いつも結局これになってしまいます^^;
とは言え、使用する野草(もしくは青菜)やハーブ、パイ生地によって結構バリエーションが楽しめるんですよ。
うちの一番人気はプロフィール写真にも使ってる渦巻きパイや揚げパイだけど、今回は久々にこちらの生地で作ってみました。
フィリングに使うホルタ(野草、青菜)は、こんな風に売られています。パイや煮込み用のミックスホルタの内容はその時によって少し違ったりするけど、基本的にはヒナゲシやフダンソウがメインで、あとはソレル(スイバ)、リーク、フェンネル、ディル、チコリ系の野草、カフカリスラ(ハーブの一種)、野生ニンジン、マロウなど。
ホルタの下処理は手間がかかります。ゴミや傷んだ葉などを除き、浸け置き洗いをして、何度もすすぎ...。イラクサなどは洗った後に下茹でして使ってるんですが、うちでは野草ミックスの場合は下茹でせず、塩もみして刻んでから使うことが多いです。
玉ねぎと葱をオリーブオイルで炒め、野草を加え軽く炒めます。冷ましてから砕いたフェタチーズを加え、胡椒少々。卵は入れないのが好みなので、青菜の水分が後で出そうな時はそれを吸い取る役割のものも少々。これはトラハナなんかを使ってもいいですが、今回はセモリナ粉を入れました。
生地をのばし、油脂(うちではバターとオリーブオイル)を塗った型に入れて余分を切り取ります。生地にも油脂塗りして、フィリングを。
もう一枚の生地をかぶせ、余分は切り取ってから端を留めます。焼く前に上の生地に切り目を入れておくと、後で切り分けやすいです。油脂塗りをして、オーブンへ。
生地の切れ端は、適当に畳んでもう一度のばし直して使えます。このお一人様用のパイは私の分♪さて、フィリングは何でしょう?...って、タイトルでバレてますがな(爆)
焼き上がりはトップの写真。切り分けたらこんな感じです。
ちなみにタコのパイというのはギリシャの一部の地方(?)で見られるものだけど、私が今回作ったのは“残り物使い回し・インスタントver.”。
妹が来てた時にも一緒にパイ作りをしたのだけど、その時のがこちら。左は我が家定番のツクニドピタ(イラクサパイ)、右が余った生地で作ったタコのミニパイです。
残り物には福があるって言いますが...いつも残り物アレンジが楽しみな私達。
私「余った生地、どうしよう?」
妹「胡桃と蜂蜜で甘いパイにしよっか〜」
私「...いや、ちょっと待って!さっき冷凍庫に入れたばかりのアレがある!」
取り出したのは“タコのソース”。聖灰月曜日の昼ごはんに、クリサラキ(米粒パスタ)を和えて登場したものです。汁気を吸わせる為に、冷やご飯と混ぜ混ぜして即席パイフィリングの出来上がり♪これがかなりのヒットだったので、ほんのポッチリ残ってたタコソースでリピートしてみたというわけです。
ただし今回はまた違うのを作ってみようと、挽き割り小麦(バルガー)と合わせて。茶漉しに入れてすすいだ挽き割り小麦をタコのソースに加えるだけ。この時点ではシャバシャバしてますが、焼き上がる頃には水分はいい具合に吸われています。
次回はもっとタコいっぱいで豪勢にいきたいところですが、“タコピラフのパイ”みたいな貧乏ヴァージョンもかなりいけましたよ^^
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