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うちの一番近くの朝市ではとっくに見かけなくなった葡萄の葉ですが、他の場所ではまだまだいっぱい売ってるのでまとめ買い。
とりあえずは茹でて小分け冷凍した他、一部はいつもより少し控えめの量のヤプラキァ(一部地域での方言。全国的にはドルマデス又はドルマダキァ)にしました。

2009.07.09 yaplakia me fakes ke tahini
Γιαπράκια με φακή και ταχίνι

以前にレシピを載せたレンズ豆入りヤプラキァの味付けを換えた別バージョンです。
実は、肉無しで豆が入ったヤプラキァはギリシャ正教の断食期間(肉や乳製品の禁止の他、さまざまな決まりがある)にもよく食べられるもので、オリーブオイルさえ禁止される日にはいくつかの選択肢があります。
要するに“オリーブオイル以外の植物油を使う”“タヒニ(胡麻ペースト)を使う”“オイルを全く使わない”のどれかということなんですが、断食メニューにはタヒニを使った面白い料理がいろいろあり、シミ島でよく食べられるレンズ豆又はファヴァ入りヤプラキァにもタヒニを使ったものがあると聞いていました。

そんなわけでヤプラキァ自体断食バージョンではありますが、写真の盛り付けではヨーグルトを使っていますので、本当に断食メニューに使う場合は無しでお願いします。
ドデカニサ諸島独特の揚げ玉ねぎトッピングもお好みで。こちらは今回ひまわり油で炒めてみました。


これを作った日の献立はこんな感じ。
2009.07.09 dinner

・レンズ豆とタヒニ入りヤプラキァ
・塩ビーフのナス&チーズソース焼き
ナスとフェタチーズのオーブン焼き
ギリシャ風ポテトサラダ
ロメインレタスサラダ


塩ビーフのナス&チーズ焼きも実はレシピにしようと思っていたのだけど、ちょっと狙いとは違った仕上がりになってしまいました^^;
最近登場回数の多いナス&フェタは、冷凍庫にごろごろ転がってた半端なフェタの消費に。ポテトサラダは葱とディルてんこ盛りバージョンで爽やかにいってみました。

塩ビーフが微妙な事になったのでどうしよう〜と心配したものの、夫はヤプラキァが気に入り、娘は塩ビーフをいっぱい食べたので丸く収まった某日の食卓でした。

ヤプラキァのレシピは続きへどうぞ。
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レンズ豆とタヒニ入り葡萄の葉包み(ヤプラキァ・メ・ファキ・ケ・タヒニ)

材料:(約25個分)
葡萄の葉...25〜30枚
レンズ豆...1/4カップ弱
米...1/4カップ
玉ねぎ微塵切り...中1/2個分
パセリ又はディル微塵切り...大さじ1強
塩...小さじ1/4
胡椒...少々
タヒニ又は練りごま...大さじ1強
トマト...中1個(又はトマトペースト大さじ1)

葡萄の葉はよく洗って、3分ほど茹でておく。

レンズ豆は少し柔らかくなるぐらいまで茹でておく。米は洗って水気を切っておく。

ボウルに米、汁気を切ったレンズ豆、玉ねぎ、パセリを入れて混ぜ、塩、胡椒、約大さじ1の水で溶いたタヒニを加え味付けする。

1枚の葉につき、フィリングをティースプーンに山盛り1杯程度のせて巻く(巻き方はこちらを参照)。直径18cmの鍋にきっちり並べて一段分、約25個のドルマデスが出来るが、一段で並びきらなかったら上にのせる。

トマトをすりおろすか微塵切りにしてかけ(トマトペーストの場合は水で溶く。少しかぶるくらいの水を注ぎ、重さのある落し蓋(加熱OK の皿などでも)をし、さらに蓋をして中火にかける。

煮立ってきたら弱火にし、葡萄の葉とフィリングが柔らかくなり、汁気がほぼ無くなるまで焼く時間煮る。そのまま冷まし、少し温かいぐらいで食卓に出す。

MEMO :お好みでクセロティガニシ(揚げ玉ねぎ)をトッピングすると美味しいです。玉ねぎを薄切り又は粗く刻み、多めのオイル(断食期間ならオリーブオイル以外の植物油)で揚げるように炒めます。焦がさないよう炒め、茶色くなったら出来上がり。食事節制の無い時ならヨーグルトを添えるのもおすすめです。

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このレシピももうちょっといじってみたい感じなので、後日編集するかもしれません。

オレンジ風味がユニークな別バージョンもおすすめ♪
レンズ豆と米の葡萄の葉包み