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今の時期のギリシャは、寒くなったり少し暖かくなったり…寒がりな私は、すでに沢山着こんでいます^^;

体の中からも暖まろうと、最近は温かいスープの登場回数も大幅に増加中。特に、今回ご紹介するような簡単でシンプルな野菜のスープがほとんどです。

2009.11.05 tahinosoupa1

白いのは乳製品やギリシャ料理でお馴染みのアヴゴレモノ(卵レモン)ではなく、タヒニと呼ばれる胡麻ペーストを入れてあるから。
タヒノスパ(タヒニスープ)と呼ばれるこのスープは、肉も卵も乳製品も入っていない為、特にギリシャ正教の断食期間によく食べられるようです。

2009.11.05 tahinosoupa2

水で野菜を煮て、味付けは塩胡椒にタヒニとレモン汁だけというシンプルさ。ブイヨンなどを入れたくなってしまう方が多いかもしれませんが、私は余計な味付けを一切省いたギリシャ版・粗食のような味が結構気に入っていたりします。


タヒノスパにもいろんなバリエーションがあり、その時の気分で作り方を変えたりしています。

例えば、超シンプルなこんなのとか…
2009.11.04 tahinosoupa1

細かいパスタ(この時はリゾーニ使用)を茹で、タヒニとレモン汁を加えただけ!
でも、これなかなかいけるんですよ…私は野菜入りのよりこっちの方が好きです。レモン汁をたっぷり入れるのがおすすめ。

イザ!のブログにレシピを載せました→タヒノスパ(ギリシャの胡麻スープ)

2009.11.04 tahinosoupa2

ポタージュタイプ。
詳しくは追記のレシピバリエーションに書きますが、煮た野菜をミキサーで滑らかに潰してあります。これが一番取っ付きやすい味かも?
野菜はスープにして美味しいものなら何でもOKで、確かこの時はポロ葱、にんじん、じゃがいも、かぶを使いました。

ちょっと好き嫌いは分かれそうなタヒニスープですが、気になる方は追記のレシピをどうぞ♪
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野菜の胡麻スープ(タヒノスパ)

材料:(2人分)
にんじん...小1本
ポロ葱...1/2本又は小振りの玉ねぎ1個
セロリ...葉付きの細い枝1〜2本
じゃがいも...小振りのもの1個
水...600ml
タヒニ又は練りごま...大さじ2
レモン汁...大さじ11/2〜2(好みの量)
コーンスターチ(好みで)...小さじ2
塩、胡椒

野菜はさいの目切り又は食べやすく小さく切って鍋に入れる。

水を加え火にかけ、蓋をして弱〜中火で約30分、野菜が柔らかくなるまで煮る。塩を約小さじ1/2加え味を調える。

野菜を煮ている間にタヒニの準備をする。タヒニにレモン汁と水(分量外)大さじ2〜3を少しずつ加えていき、滑らかなクリーム状になるまで溶く。コーンスターチを使う場合、水と一緒に加えてよく溶かす。

野菜が煮えたら一旦火から下ろし、スープを少しずつタヒニに加えていき、シャバシャバになるまでタヒニを薄める。薄めたタヒニを鍋に戻し、よくかき混ぜる。

再び弱火にかけ、かき混ぜながら沸騰させないようにゆっくり過熱する。味が馴染み、緩くとろみが付いたら出来上がり。塩、胡椒、レモン汁で味を調える。

MEMO:コーンスターチ(又は小麦粉や片栗粉)を加えると少しとろみが付き、タヒニが分離するのを防ぎます。スターチ類を加えてない場合は分離しやすいので、温めすぎに気をつけて下さい。
野菜はスープにして美味しいものなら何でも。手持ちの材料で作ってみて下さい。
 
バリエーション1:細かいパスタを1/4カップ程度加えてもいいです。使うパスタによって煮る時間は変わりますが、大体は野菜が少し柔らかくなった時点で加えるといいです。

バリエーション2:野菜が柔らかくなった時点でミキサーにかけてなめらかにします。溶いたタヒニも加え、同様に温めて出来上がり。