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今日は復活祭。昨夜は私達も近所の教会に行ってきました。
キリストの復活を祝い、聖なる火をロウソク(ランバダ)に貰ってくるのですが…小さい子供を連れて行くと、結構疲れます。火の燈ったロウソクをほぼ全員が手にしてる人混みの中、同じくロウソクを持った子供を見張るのは大変^^;
この日、教会に行った後には羊の臓物を使ったマギリッツァというスープを食べるのが伝統なのですが、何となく年越し蕎麦的な趣があります。
復活祭の伝統料理は地方によってバリエーションがあるものの、子羊の丸焼きが全国スタンダード。その子羊の臓物や頭をレタスやハーブ類と一緒に煮込み、卵レモンソース(アヴゴレモノ)で仕上げた料理がマギリッツァです。
長い断食期間から肉・肉・肉!な復活祭の料理に移行するのに、このスープでワンクッション置く感じだと思うのですが、柔らかく煮込まれた野菜とアヴゴレモノの味が優しく、私はこれが大好き残念ながら家族は誰もマギリッツァが好きじゃないので、なかなか作れないのですけど…。
そんなわけで、今年も気分だけ味わおうとマッシュルームの“マギリッツァ風”スープを作りました。ギリシャ人でも臓物のスープが苦手な人は結構居るし、また、ベジタリアン用のオプションとしてもマッシュルームを臓物に見立てた“マギリッツァ”は現代では定番化しているようです。
今回のは、冷凍庫に貯まった鶏がらを消費する為にチキンブイヨンを作って使ったのでベジタリアンバージョンではありませんが、もちろん野菜ブイヨンを使ってもOK。ブイヨンで小口切りの葱、細切りのロメインレタス、微塵切りのディル、スライスしたマッシュルームを煮、米も少し入れて柔らかくなるまで煮込みます。アヴゴレモノを加え(リンク参照)、味を調えたら出来上がり。仕上げにバターかオリーブオイルを加えるとコクが出るのでおすすめです♪
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