茹でビーツが1個だけ余ってたので、冷たいボルシチをもうひとつ。

2010.07.16 cold borscht

ロシアやその周辺国の定番スープであるボルシチにはいろいろなバリエーションがあるらしく、夏ヴァージョンの冷たいボルシチも地域や料理人によってさまざまな作り方があるようです。
前回の記事のコメント欄で“ビーツを皮ごと茹で、その茹で汁に細長くすりおろしたビーツを戻して作る方法”のに触れていたら、こちらも久々に作ってみたくなったのでした。

茎の付け根など、ちゃんと綺麗に洗えないビーツの茹で汁を使うのに抵抗のある私は以下のような作り方。


1)ビーツはよく洗って、ヘタや根を落とさず皮付きのまま茹でるかホイルに包んでオーブン焼きにする。

2)皮を剥いて、西洋おろし金(チーズおろし)の粗い目ですりおろす。これに水を適量加え、レモン汁、塩、砂糖で酸っぱめに味付けする。よく冷えて味が馴染むまで数時間冷蔵庫に入れる。

3)好みの具(茹でたじゃがいも、茹で卵、きゅうり、ラディッシュ、葱など)を器に入れ、2を注ぐ。ディルを散らし、サワークリームか軽く水切りしたヨーグルトをトッピングする。

※私は冷たいスープに温かいじゃがいもの組み合わせが好きなので、完成品写真では茹でじゃがを別皿で待機させてあります。


生のビーツをすりおろして煮る方法もあるのですが、これはビーツの色や味が抜けきってしまうので私的にはNG。上の方法ならビーツもスープも美味しく食べられます。

ただ水を加えるだけのスープって抵抗があるかもしれませんが、これだけでもさっぱり美味しいので是非お試しを♪
暑い日にぴったりです



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