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一昨日、3月25日の晩ごはん。写真は大皿から自分用に取り分けた分です。

2011.03.25

ギリシャ正教では復活祭まで魚食も禁止されているサラコスティ期間の最中ですが、例外的に3月25日の生神女福音祭(受胎告知の日。ギリシャ独立記念日でもある)そして棕櫚の主日(パーム・サンデー。復活祭の前の日曜日)には魚を食べてもいいことになっています。

この2日間には特にガーリックディップを添えた干し鱈のフライ(バカリァロス・スコルダリァ)が伝統的な料理とされています。理由としては“島や一部地域以外では新鮮な魚を食べる習慣が無かった為、魚と言えば常温で保存のきく干し鱈が一般的だった”“干し鱈は魚ではあるが完全に血の無い状態であるから”という説が有力でしょうか。


我が家では子供たちは相変わらず干し鱈には手を出さないものの、夫は数年前から食べるようになったので一応「食べ物関連の伝統はそこそこ押さえておく」というスタンスにのっとり、ここ3年ほどは3月25日の干し鱈メニューを続けています。

レシピはこちら。
ギリシャ風鱈フライのガーリックディップ添え(バカリァロス・スコルダリァ)

上記レシピでは日本でも作りやすいポテトのスコルダリァを紹介してますが、いろんなバリエーションがあり、北ギリシャでは胡桃をベースにしたものが好まれるなど地方色も見られます。
今回は私が好きなパン・ポテト・アーモンドを混ぜたものにしました。過去記事より、アーモンドのスコルダリァのレシピも参考にどうぞ。
分量は適当で美味しく出来ますので、味見をしながらお好みに合わせて作ってみて下さいね。

鱈フライとガーリックディップの間にぼんやり写ってるのはスライスしたナスに薄く小麦粉をはたいてフライパン焼きにしたもの。これもガーリックディップにとても合うのでおすすめです。


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