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Κουκιά λαδερά
この時期に見かける出始めのは、そら豆の面影はあるものの、いんげんを太くしたようなスリムな見た目。中の豆はとても小さいので莢ごと煮込んで食べます。
肉と一緒に煮込んでも美味しいけど、シンプルなラデラ(オイルベースの野菜料理)が素材そのものの味を生かしていて好きです。シーズン最初のそら豆料理を飾るにふさわしく、他の材料は玉ねぎ、ディル、オリーブオイル、塩だけのごくシンプルな煮物にしてみました。
寒波に見舞われここ数日はアテネにも雪が舞っているような天気ですが、そら豆を食べてると春も近いような気分になるのです^^
そら豆のシーズンって結構長いのですよね(少なくともギリシャでは)。莢ごと食べる未熟豆に始まり、生でつまみ食いが止まらない瑞々しい豆、そしてシーズン終わり頃である初夏のホクホクな豆になるまで、そら豆と共に季節を追っていくのが毎年楽しみだったりします。
※分量は出してませんが、作り方を追記に書いておきます。参考にどうぞ。
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莢そら豆の煮込み(クキァ・ラデラ)
材料:
未熟なそら豆
玉ねぎ
ディル
オリーブオイル
塩
そら豆は中の豆がまだ小さい未熟なものを使用(莢の筋がまだ硬くなってないものがいいです)。ヘタや傷んでる部分を取り除き、食べやすい長さに切って水(あれば小麦粉とレモン汁を少し加えると変色防止効果が高くなる)に浸けておく。
灰汁を除くためにさっと下茹でし、ザルにあける。
鍋に玉ねぎ薄切りと多目のオリーブオイルを入れ、蓋をして火にかける。玉ねぎを色づかせないよう弱火で蒸し炒めにする。時々かき混ぜながら柔らかくなるまで炒めたら、そら豆、ディル微塵切り、塩、ひたひたぐらいの水を加え弱〜中火で蓋をして煮る。
必要なら水分調整をし(最後、汁気が多いなら蓋を取って汁気を飛ばす)そら豆が柔らかくなったら出来上がり。味を調え、火から下す。少し温かいぐらいか常温で食べる。
MEMO:莢が硬く育ってしまったそら豆で作る場合、莢から出した皮付きの豆で作れます。その場合も軽く下茹でして灰汁を抜いておくと口当たりがよくなります。私は無しで作るのが好きですが、レモン汁や胡椒を加えてもいいです。
バリエーション:アーティチョークとそら豆の煮込み
材料:
未熟なそら豆
玉ねぎ
ディル
オリーブオイル
塩
そら豆は中の豆がまだ小さい未熟なものを使用(莢の筋がまだ硬くなってないものがいいです)。ヘタや傷んでる部分を取り除き、食べやすい長さに切って水(あれば小麦粉とレモン汁を少し加えると変色防止効果が高くなる)に浸けておく。
灰汁を除くためにさっと下茹でし、ザルにあける。
鍋に玉ねぎ薄切りと多目のオリーブオイルを入れ、蓋をして火にかける。玉ねぎを色づかせないよう弱火で蒸し炒めにする。時々かき混ぜながら柔らかくなるまで炒めたら、そら豆、ディル微塵切り、塩、ひたひたぐらいの水を加え弱〜中火で蓋をして煮る。
必要なら水分調整をし(最後、汁気が多いなら蓋を取って汁気を飛ばす)そら豆が柔らかくなったら出来上がり。味を調え、火から下す。少し温かいぐらいか常温で食べる。
MEMO:莢が硬く育ってしまったそら豆で作る場合、莢から出した皮付きの豆で作れます。その場合も軽く下茹でして灰汁を抜いておくと口当たりがよくなります。私は無しで作るのが好きですが、レモン汁や胡椒を加えてもいいです。
バリエーション:アーティチョークとそら豆の煮込み
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