前にブログ仲間のサスピさんブルガリア風の細長ピーマンの白チーズ詰めを載せてらしたのですが、ギリシャにもほぼ同じ料理があります。

2013.01.16 piperies gemistes me feta
Πιπεριές γεμιστές με φέτα και πατάτες στο φούρνο

ギリシャ語でピペリエス・ケラト(角ピーマン)と呼ばれるバナナピーマンにフェタを詰めて焼いた料理は、私がよく料理を参考にさせてもらってるコミッサ叔母さん(夫の叔母)のレパートリーにもある一品。
一般的にはメゼ(前菜やおつまみ)のカテゴリなんでしょうけど、私はポテトも一緒に焼いてメインとして出しています。

ちなみにこの料理を載せるにあたって一応ググってみたんですが、フィリングのバリエーションはあれどポテトと一緒に焼くのは見かけませんでした。

でも、フェタチーズの味が溶け出した焼き汁を吸ったポテトはかなりおすすめ♪
苦手でなければ是非ポテト入りで作ってみて下さい^^


ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
人気blogランキングへ
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ

バナナピーマンのフェタ詰めとポテトのオーブン焼き(ピペリエス・ゲミステス・メ・フェタ・ケ・パタテス・スト・フルノ)

材料:(4人分)
バナナピーマン...8本
フェタチーズ...100〜150g
卵...約1個
オレガノ(好みで)...ひとつまみ
じゃがいも...中4個
ニンニク粗みじん切り...大1かけ分
完熟トマト...中1個(すりおろす)
塩、胡椒
オリーブオイル...1/4カップ

バナナピーマンはヘタを切り落とし、実を割らないよう注意して種と筋を取る。流水で中に残った種も洗い流し、しっかり水気を切っておく。

オーブンは200℃に予熱する。

フェタチーズはフォークで細かく潰し、詰めやすい硬さになるまで溶き卵を加えていく。好みでオレガノも加えよく混ぜる。

チーズフィリングをピーマンに等分に詰めていく。いきなりたっぷり詰めると奥が空洞になるので最初はほんの少し入れ、菜箸などで押し込み、徐々に詰めていく。あまりたっぷり入れると溢れるので、詰めるのは7〜8分目ぐらいまで。

じゃがいもは太めのフライドポテトぐらいに切ってボウルに入れ、ニンニク、塩、胡椒、オリーブオイルを加え手で和える。フェタチーズの塩気があるので、じゃがいもに加える塩はいつもより少し控えめに。

そのままの手で、ピーマンにオイルを塗って耐熱容器に並べていく。ボウルからじゃがいもをすくい出し、ピーマンの周りに並べる。

ボウルに残ったオイルにトマトのすりおろしを加え、水1/2カップ程度も加え混ぜる。これを全体に回しかけ、予熱したオーブンに入れる。

全体が色づき、じゃがいもが柔らかくなるまで30〜45分程度焼く。途中、焦げ付きそうなら水を少量足す。

MEMO:バナナピーマンはあまり曲がってなくて小振りのものが扱いやすいです。フェタチーズが塩辛すぎる場合やマイルドな味がお好みの場合は、アンソティロ系のチーズ(リコッタやカッテージチーズでも)をフェタと混ぜてもいいです。ポテトはいらなければ抜きでも同じように作れます。