ギリシャにはチーズパイだけでもいろんなバリエーションがあるのですが、家族のお気に入りチーズパイをようやくレシピ化したのでご紹介します。
Τυροπιτάκια κουρού
「クル(クルー)」と呼ばれる、タルト生地に近いタイプの生地を使ったパイは作るのも簡単で、何より美味しい^^
ちなみにクル生地は配合がいろいろあり、我が家ではバターとトランスファットフリーショートニング(固形油脂を避けたい気分の時は植物油)、ヨーグルトを合わせて作るのが基本です。人によっては卵を入れたり、ヨーグルトじゃなくて牛乳を使ったり、イースト入りだったり……「じゃあクル生地って一体何?」という疑問も沸いてくるのですが、油脂が多めでさっくりした生地のようです。
なんだか話がややこしくなってきましたが、とにかく簡単だから作ってみることをおすすめします。いろんなオプションを盛り込んだのでレシピは長く見えるけど、やってみると早いです。
私は今回レシピを書くまでは全く計量せずに作ってたぐらいだし、本当に適当でも美味しくできるんですよ〜。
生地は扱いやすく、結構いじくり回しても平気なので、子供と一緒に作るのも楽しいです。撮影時は幼稚園児の次女が成形を手伝ってくれました^^
特にチーズパイに合う生地ですが、フィリングを変えていろいろアレンジできるので、かなり使えるレシピだと思います。
パーティーのフィンガーフードやお弁当にもぴったりなパイ、是非お試し下さい!
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Τυροπιτάκια κουρού
「クル(クルー)」と呼ばれる、タルト生地に近いタイプの生地を使ったパイは作るのも簡単で、何より美味しい^^
ちなみにクル生地は配合がいろいろあり、我が家ではバターとトランスファットフリーショートニング(固形油脂を避けたい気分の時は植物油)、ヨーグルトを合わせて作るのが基本です。人によっては卵を入れたり、ヨーグルトじゃなくて牛乳を使ったり、イースト入りだったり……「じゃあクル生地って一体何?」という疑問も沸いてくるのですが、油脂が多めでさっくりした生地のようです。
なんだか話がややこしくなってきましたが、とにかく簡単だから作ってみることをおすすめします。いろんなオプションを盛り込んだのでレシピは長く見えるけど、やってみると早いです。
私は今回レシピを書くまでは全く計量せずに作ってたぐらいだし、本当に適当でも美味しくできるんですよ〜。
生地は扱いやすく、結構いじくり回しても平気なので、子供と一緒に作るのも楽しいです。撮影時は幼稚園児の次女が成形を手伝ってくれました^^
特にチーズパイに合う生地ですが、フィリングを変えていろいろアレンジできるので、かなり使えるレシピだと思います。
パーティーのフィンガーフードやお弁当にもぴったりなパイ、是非お試し下さい!
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さっくり生地のチーズパイ(ティロピタキァ・クル)
材料:(ミニパイ30〜35個分)
クル生地:
バター(室温)...50g
ショートニング(室温)...50g
プレーンヨーグルト...120g
砂糖...小さじ1/2
塩...小さじ1/4
中〜強力粉...250g
ベーキングパウダー...小さじ1 ½
フィリング:
フェタチーズ...150g
アンソティロ又はフレッシュミジスラ又はリコッタチーズ...100g
ケファロティリ又はペコリーノチーズ...おろして大さじ3
卵...L 1個(塗る用含む)
生地を作る。ボウルにバターとショートニングを入れてクリーム状になるまで混ぜ合わせる。
ヨーグルト、砂糖、塩を加え混ぜ、小麦粉とベーキングパウダーを合わせて加える。
スプーンで大体混ぜたら手で軽く捏ね、柔らかめの生地を作る(もし粉が足りなくてべとつく場合は少し足す)。覆いをし、フィリングを作っている間20〜30分程度休ませておく。
フィリングを作る。今回はフェタチーズとアンソティロを混ぜて使用。
細かくなるまでフォークで潰す。
チーズが細かくなったら、好みでケファロティリも加え混ぜると味に深みが出ます。代用品としてはペコリーノが近いです。
溶き卵を1/2個分くらい加え混ぜてまとまりやすくしたらフィリング完成。残りの卵は後で塗る用に取っておく。
オーブンは180度に予熱する。
生地に打ち粉をし、5mm厚さぐらいにのばす。丸型(今回は直径7.2cmのものを使用)で抜き、切れ端もまたひとまとめにしてのばして抜き……を繰り返す。
フィリングをのせ、半月型に包む。生地の端は押さえて留めるだけでも、フォークで押さえたりしても好みの留め方で。
ねじり留めにしたい場合、生地の端を指でつまんで少し伸びた部分を折っていくとこの形になる。
型抜きせずに、適当な大きさに丸めた生地を麺棒または手でのばす方法でもOK。
成形したチーズパイを天板に並べ、好みで塗卵をし、胡麻をふりかける。
予熱したオーブンに入れ、きつね色になるまで15〜20分ぐらい焼く。
焼きたてはふわっと柔らかく、少し冷ますとさっくりした食感になります。
MEMO :生地に入れる油脂はバターとショートニング(またはマーガリン)にしましたが、どちらか一方でもサラダ油やオリーブオイルに置き換えてもいいです。また、味や食感は変わりますが、油脂の量をもっと控えて作ることもできます。その場合はヨーグルトの量(卵を加えても)で生地の硬さを調整して下さい。
チーズはお好みでフェタチーズだけでもミックスでもいいです。溶けるタイプのチーズを少し合わせても美味しいですが、チーズの総重量をレシピのと同じくらいにすれば生地の量に対し大体ぴったりになります。
チーズフィリングにドライミントを少し加えるのもおすすめ。
チーズフィリングが余ってしまった場合、パンや野菜にのせて焼いたりしても美味しいです。
生地はすぐ使わない場合冷蔵庫で1〜2日は置いておいて大丈夫なはずですが、型抜きしたものをこのように重ねラップで包んで冷凍しておくとすぐ使えて便利です。
【バリエーション】
ピペロピタキァ:パプリカのローストをキッチンペーパーでしっかり水切りして粗く刻んだものをチーズフィリングの半量に置き換える。他の野菜でアレンジも可。
ザンボノティロピタキァ:粗く刻んだハムをフィリングに加える。
ルカニコピタキァ:長方形にのばした生地でソーセージを巻き、よく切れるナイフで食べやすい大きさに切ってから焼く。
※ピタキァ(ピタキャ)=小さいパイ(又は愛称としてこう呼ぶ場合も)という意味です。ミニパイなのでピタキァですが、大きめサイズに作ればピタ(チーズパイならティロピタ)となります。
材料:(ミニパイ30〜35個分)
クル生地:
バター(室温)...50g
ショートニング(室温)...50g
プレーンヨーグルト...120g
砂糖...小さじ1/2
塩...小さじ1/4
中〜強力粉...250g
ベーキングパウダー...小さじ1 ½
フィリング:
フェタチーズ...150g
アンソティロ又はフレッシュミジスラ又はリコッタチーズ...100g
ケファロティリ又はペコリーノチーズ...おろして大さじ3
卵...L 1個(塗る用含む)
生地を作る。ボウルにバターとショートニングを入れてクリーム状になるまで混ぜ合わせる。
ヨーグルト、砂糖、塩を加え混ぜ、小麦粉とベーキングパウダーを合わせて加える。
スプーンで大体混ぜたら手で軽く捏ね、柔らかめの生地を作る(もし粉が足りなくてべとつく場合は少し足す)。覆いをし、フィリングを作っている間20〜30分程度休ませておく。
フィリングを作る。今回はフェタチーズとアンソティロを混ぜて使用。
細かくなるまでフォークで潰す。
チーズが細かくなったら、好みでケファロティリも加え混ぜると味に深みが出ます。代用品としてはペコリーノが近いです。
溶き卵を1/2個分くらい加え混ぜてまとまりやすくしたらフィリング完成。残りの卵は後で塗る用に取っておく。
オーブンは180度に予熱する。
生地に打ち粉をし、5mm厚さぐらいにのばす。丸型(今回は直径7.2cmのものを使用)で抜き、切れ端もまたひとまとめにしてのばして抜き……を繰り返す。
フィリングをのせ、半月型に包む。生地の端は押さえて留めるだけでも、フォークで押さえたりしても好みの留め方で。
ねじり留めにしたい場合、生地の端を指でつまんで少し伸びた部分を折っていくとこの形になる。
型抜きせずに、適当な大きさに丸めた生地を麺棒または手でのばす方法でもOK。
成形したチーズパイを天板に並べ、好みで塗卵をし、胡麻をふりかける。
予熱したオーブンに入れ、きつね色になるまで15〜20分ぐらい焼く。
焼きたてはふわっと柔らかく、少し冷ますとさっくりした食感になります。
MEMO :生地に入れる油脂はバターとショートニング(またはマーガリン)にしましたが、どちらか一方でもサラダ油やオリーブオイルに置き換えてもいいです。また、味や食感は変わりますが、油脂の量をもっと控えて作ることもできます。その場合はヨーグルトの量(卵を加えても)で生地の硬さを調整して下さい。
チーズはお好みでフェタチーズだけでもミックスでもいいです。溶けるタイプのチーズを少し合わせても美味しいですが、チーズの総重量をレシピのと同じくらいにすれば生地の量に対し大体ぴったりになります。
チーズフィリングにドライミントを少し加えるのもおすすめ。
チーズフィリングが余ってしまった場合、パンや野菜にのせて焼いたりしても美味しいです。
生地はすぐ使わない場合冷蔵庫で1〜2日は置いておいて大丈夫なはずですが、型抜きしたものをこのように重ねラップで包んで冷凍しておくとすぐ使えて便利です。
【バリエーション】
ピペロピタキァ:パプリカのローストをキッチンペーパーでしっかり水切りして粗く刻んだものをチーズフィリングの半量に置き換える。他の野菜でアレンジも可。
ザンボノティロピタキァ:粗く刻んだハムをフィリングに加える。
ルカニコピタキァ:長方形にのばした生地でソーセージを巻き、よく切れるナイフで食べやすい大きさに切ってから焼く。
※ピタキァ(ピタキャ)=小さいパイ(又は愛称としてこう呼ぶ場合も)という意味です。ミニパイなのでピタキァですが、大きめサイズに作ればピタ(チーズパイならティロピタ)となります。