またまたお久しぶりです。
ギリシャの学校は今月半ばから早くも夏休みに入り、子供たちに振り回される毎日。ブログに載せるような料理もあまり作れていませんが、載せそびれているものがいくつかあるので、気力のある時にでもアップできればと思います。
これは、とある春の日のおつまみプレート。記事タイトル(ちょっと抑え目の表現にしてみました^^;)で察して頂けたかと思いますがカタツムリの料理です。今回出てくるのは剥き身の画像だけですけど、苦手な方はそっとブラウザを閉じて下さいね。
カタツムリは後回しにすることにして、まずは割り豆バーグから。
「ファヴァ」と呼ばれる黄色い割り豆は、私が一番好きな豆のひとつ。じっくり煮込んでピュレにしたのを玉ねぎ、レモン、オリーブオイルでサラダっぽく食べるのが基本形で、軽い食事にもおつまみにもぴったりな一品です。
ファヴァはこの食べ方の他に、丸めてケフテデス(ミートボールもしくは肉以外で作ったミートボール風の料理)にするのもポピュラーな食べ方。硬めに作ったファヴァのピュレがある時の展開料理としてもおなじみです。
この時も残り物のファヴァで作ったので分量は出してないのですが、作り方だけ……。
硬めに作ったファヴァに刻んだ玉ねぎとトマト(汁気の多い種は除き果肉部分だけ)、ハーブ類(ディル、オレガノ、ミント)を加えて塩胡椒でしっかり目に味付けし、べとつかない硬さになるまで小麦粉を加えます。平丸型に成形し、オリーブオイルできつね色になるまで揚げ焼きしたらできあがり。あまり厚くせず、薄い丸型にした方が香ばしくて美味しいです。
味つけは上記の通りでなくても、トマトなしで作ったり、クミンやホットパプリカを入れてスパイス風味にしてもいいです。ヨーグルトにミントとニンニクを加えたソースも合いますよ♪
【関連レシピ】
ひよこ豆バーグ(レヴィソケフテデス)
エスカルゴは、ギリシャにお住まいの方ならピンときたかもしれませんが、クレタ島のエスカルゴの瓶詰めにヒントを得て作ってみたものです。
あれってなかなかいいアイディアの製品だな〜と思うのですが、小瓶が約6ユーロと結構いいお値段なのですよ。だからと言って、自分で作るのも手間がかかるし気軽に食べられるわけではないのですが。
もうちょっと味がしっかりしてた方がいいなと思ったのと、ちょっと別のフレーバーを考えてみたので、自己流で作ってみました。
そもそも、カタツムリを捕ってきたり生きたのを入手して作ってみようという方はほとんどいない気がしますが……作り方を書いておきますので参考にどうぞ。
エスカルゴのオイル漬け
下処理は、以前に載せた「カタツムリのギリシャ風シチュー」の記事に書いてあるのでそちらを参照。
今回は剥き身にするので、茹でたら殻から身を取り出します。ワタの部分を取り除き、ぬめりもしっかり洗い落として水気を切っておきます。
ローズマリー&ビネガー風味
上記某社の製品にもあるフレーバーですが、ビネガー味があまり感じられないので自作のはしっかり味でいきます。
カタツムリの剥き身を袋に入れ、塩とワインビネガー適量を加えます。冷蔵庫に入れて数時間マリネし、汁気を切って鍋に移します。
オリーブオイルをひたひたに加え、ローズマリーも入れて弱火でじっくり加熱。この時、オイルが沸騰しないよう気をつけます。
カタツムリの身が好みの柔らかさになったらできあがり。瓶詰めにして冷蔵保存します。
スモークドパプリカ&ガーリック風味
お気に入りのスペイン食材、スモークドパプリカは以前ムール貝のオイル漬けにも使いましたが、カタツムリにももちろん合いますよね^^
こちらはビネガーを入れず、塩とスモークドパプリカをまぶし下味をつけておきます。
鍋に移し、オリーブオイルと叩いて軽く潰したニンニクを加え、沸騰させないように加熱。好みの柔らかさになったらできあがりです。
【次回用メモ】
オイル煮という形で作ってみましたが、ワインか何かで煮て汁気を飛ばしたものを生のオイルで漬ける方法でもいいかも?
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ギリシャの学校は今月半ばから早くも夏休みに入り、子供たちに振り回される毎日。ブログに載せるような料理もあまり作れていませんが、載せそびれているものがいくつかあるので、気力のある時にでもアップできればと思います。
これは、とある春の日のおつまみプレート。記事タイトル(ちょっと抑え目の表現にしてみました^^;)で察して頂けたかと思いますがカタツムリの料理です。今回出てくるのは剥き身の画像だけですけど、苦手な方はそっとブラウザを閉じて下さいね。
カタツムリは後回しにすることにして、まずは割り豆バーグから。
「ファヴァ」と呼ばれる黄色い割り豆は、私が一番好きな豆のひとつ。じっくり煮込んでピュレにしたのを玉ねぎ、レモン、オリーブオイルでサラダっぽく食べるのが基本形で、軽い食事にもおつまみにもぴったりな一品です。
ファヴァはこの食べ方の他に、丸めてケフテデス(ミートボールもしくは肉以外で作ったミートボール風の料理)にするのもポピュラーな食べ方。硬めに作ったファヴァのピュレがある時の展開料理としてもおなじみです。
この時も残り物のファヴァで作ったので分量は出してないのですが、作り方だけ……。
硬めに作ったファヴァに刻んだ玉ねぎとトマト(汁気の多い種は除き果肉部分だけ)、ハーブ類(ディル、オレガノ、ミント)を加えて塩胡椒でしっかり目に味付けし、べとつかない硬さになるまで小麦粉を加えます。平丸型に成形し、オリーブオイルできつね色になるまで揚げ焼きしたらできあがり。あまり厚くせず、薄い丸型にした方が香ばしくて美味しいです。
味つけは上記の通りでなくても、トマトなしで作ったり、クミンやホットパプリカを入れてスパイス風味にしてもいいです。ヨーグルトにミントとニンニクを加えたソースも合いますよ♪
【関連レシピ】
ひよこ豆バーグ(レヴィソケフテデス)
エスカルゴは、ギリシャにお住まいの方ならピンときたかもしれませんが、クレタ島のエスカルゴの瓶詰めにヒントを得て作ってみたものです。
あれってなかなかいいアイディアの製品だな〜と思うのですが、小瓶が約6ユーロと結構いいお値段なのですよ。だからと言って、自分で作るのも手間がかかるし気軽に食べられるわけではないのですが。
もうちょっと味がしっかりしてた方がいいなと思ったのと、ちょっと別のフレーバーを考えてみたので、自己流で作ってみました。
そもそも、カタツムリを捕ってきたり生きたのを入手して作ってみようという方はほとんどいない気がしますが……作り方を書いておきますので参考にどうぞ。
エスカルゴのオイル漬け
下処理は、以前に載せた「カタツムリのギリシャ風シチュー」の記事に書いてあるのでそちらを参照。
今回は剥き身にするので、茹でたら殻から身を取り出します。ワタの部分を取り除き、ぬめりもしっかり洗い落として水気を切っておきます。
ローズマリー&ビネガー風味
上記某社の製品にもあるフレーバーですが、ビネガー味があまり感じられないので自作のはしっかり味でいきます。
カタツムリの剥き身を袋に入れ、塩とワインビネガー適量を加えます。冷蔵庫に入れて数時間マリネし、汁気を切って鍋に移します。
オリーブオイルをひたひたに加え、ローズマリーも入れて弱火でじっくり加熱。この時、オイルが沸騰しないよう気をつけます。
カタツムリの身が好みの柔らかさになったらできあがり。瓶詰めにして冷蔵保存します。
スモークドパプリカ&ガーリック風味
お気に入りのスペイン食材、スモークドパプリカは以前ムール貝のオイル漬けにも使いましたが、カタツムリにももちろん合いますよね^^
こちらはビネガーを入れず、塩とスモークドパプリカをまぶし下味をつけておきます。
鍋に移し、オリーブオイルと叩いて軽く潰したニンニクを加え、沸騰させないように加熱。好みの柔らかさになったらできあがりです。
【次回用メモ】
オイル煮という形で作ってみましたが、ワインか何かで煮て汁気を飛ばしたものを生のオイルで漬ける方法でもいいかも?
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