ギリシャでは「秋ナス」ってないですが、最近なんだかナスが食べたい気分。
それも、ギリシャ風の味で食べたいな〜、なんて思うのは結構久しぶりのことです。

2014.09.09 melitzanes saganaki
Μελιτζάνες σαγανάκι

ナス、トマト、フェタチーズの黄金トリオを組み合わせ、少ない材料でできるこのサガナキは、いきなり食べたくなった時にもすぐ作れておすすめ♪
とは言え、日本だとフェタチーズの入手がちょっとハードルを上げてしまいますが……。ギリシャ度は下がるけど、ふつうの溶けるチーズで作っても美味しいです。

ナスのサガナキと言っても人によって作り方はさまざまだし、フェタチーズ以外のギリシャチーズを使ったり、オーブンでじっくり焼く方法も。
以前にご紹介した「ナスとフェタチーズのオーブン焼き」と味の系統が同じですが、こちらのサガナキはフレッシュな美味しさで、1人分をチャチャっと作るのにも向いています。


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ナスのサガナキ(メリジャネス・サガナキ)

材料:(2人分)
ナス...4本(約400g)
塩、胡椒
オリーブオイル...大さじ2
トマトソース...3/4カップ
フェタチーズ...80g
パセリ微塵切り...好みで適量

ナスは食べやすい大きさに切り、塩を振って30分ぐらい置いて灰汁抜きする(日本のナスだと灰汁抜きなしでもOK)。流水ですすいでから軽く水気を絞り、フライパンに入れる。

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オリーブオイルを絡め、蓋をして中火にかける。火加減をして焦がさないよう注意しながら、全面が色づき柔らかくなるまで焼く。

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トマトソースと水1/2カップ、胡椒を加え、再び蓋をして弱火で煮る。ナスがトロッと柔らかくなり、味が馴染むまで煮る。途中、ソースが煮詰まりすぎたら必要に応じ水を少し加える。

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適当な大きさに切るか砕くかしたフェタチーズを加え、蓋をして少し煮る。チーズがトロッとしたら出来上がり。

火から下ろし、好みでパセリを振りかける。

MEMO:お好みで唐辛子(生でもドライでも)またはピーマンを少し加えても風味が増して美味しいです。ナスを焼いている時に一緒に加えてください。

※トマトソースはブイヨンなど加えないシンプルな味つけのもので。うちでは玉ねぎとニンニクを微塵切りをオリーブオイルで炒め、パッサータもしくは生トマト+トマトペーストを加えて煮込んだのを使っています。