既出ネタですが、久しぶりに作った魚料理がいろいろあったので載せておきます。

2014.11.04 tsirosalata

我が家風のチロサラタ
小さい鯖の干物をビネガー&オリーブオイルで食べるものですが、元の干物の姿で売られていることはあまりなく、そのまま食べられる状態になっています。ウゾ、チプロ、チクディア(ラキ)などのおつまみに最高。
うちの夫はたっぷりの玉ねぎと食べるのが好きなので、我が家ではこんな風にサラダ仕立てにして登場します。
こういう塩漬け系の魚は豆スープの献立にも定番。昨日はレンズ豆スープ、チロサラタ、フェタチーズ、オリーブ、田舎パンというシンプルメニューでした。


2014.10.17 gavros savoro

カタクチイワシのサボロ(サヴォロ)。
小麦粉をまぶして揚げた魚をマリネしたもので、南蛮漬けを思い出させる味。ローズマリーの風味がポイントです。バルブーニャ(ヒメジの一種?)でもよく作られますが、私は安いカタクチイワシで作ることがほとんど。小魚で作るのも美味しいです。

ちなみにカタクチイワシはだいたいキロ4ユーロ程度。お手頃価格なのでよく買う魚のひとつです。ギリシャでは煮たりオーブン焼きにしたり、地方によってはピラフ(トルコの黒海沿岸で作られるものに似ています)にもするけど、一番ポピュラーなのは小麦粉をまぶして揚げただけのシンプルな料理。ちょっと多めに揚げて、残りをサボロにするのが好きです。

レシピでは失敗のない(であろう)作り方を紹介していますが、普段作る時はもちろん適当です^^
こんな感じで↓
小麦粉をまぶした魚を少なめのオリーブオイルで揚げ焼きにする。魚を揚げたフライパンをそのまま使うので、オイルと小麦粉はある程度残っていてOK(多すぎたら余分は捨てる)。ローズマリー、ニンニクの順に加え炒め、白ワイン、ワインビネガー、砂糖少々を加えマリネ液を作る。これを揚げた魚にかけてできあがり。すぐに食べても時間を置いても美味しいです。


2014.10.17 gavros marinatos

カタクチイワシを買ったらマリネも必ず作ります。そうしないと、長女からクレームがつくので……。
ギリシャではかなりしっかりと締める人も多いですが、日本人はごく浅く締めたのを好む人が多いですね。塩・ビネガーで締める時間は、好みや保存の予定に応じて調節します。


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