タイトル長すぎ(笑)
Τραχανότο με κολοκύθα και σουτζούκι
トラハナというパスタの一種のような伝統食品については過去記事に書いてありますので、まずはこちらをご参照ください。
トラハナはお粥っぽいスープにするのが基本ですが、パイにしたり結構いろんな使い方があります。モダンギリシャ料理では、リゾット風にすることも。トラハナのリゾット風はトラハノット(トラハノト)、またクリサラキという麦粒型(米粒型)パスタはクリサロット(クリサロト)と呼ばれます。いずれもお米で作るリゾットよりは軽い食感で、なかなかおいしいものです。
トラハノットに使うトラハナは、そぼろタイプよりも粒々タイプの方がツルンとした食感で万人受けする気がします。そぼろタイプで作る、ドロッとしたのも捨てがたいですが。トラハナは大きく分けてグリコス(甘い)のとクシノス(酸っぱい)のがあり、こういうレシピには一般的にグリコスが使われるようですが、発酵風味がないグリコスは普通の小粒パスタとあまり変わらない味で個人的にはちょっと物足りなく感じます(今回使っているのはグリコス)。
それはさて置き、作ってみたい方がいらっしゃるかもしれないので参考までに簡単な説明だけ書いておきます。
玉ねぎのみじん切りをオリーブオイル、塩ひとつまみと一緒に鍋に入れて蓋をし、時々かき混ぜながら弱火で炒めます。玉ねぎが柔らかくなったら小さく切ったかぼちゃと好みでバナナピーマン(今回、ほぼ赤くなったのを使用)も加え蓋をしたままでさらに炒めます。
かぼちゃも柔らかくなったら、必要ならオイルを少し足してトラハナを投入。軽く炒めてチキンストックを加え、時々かき混ぜながら、トラハナが柔らかくなるまで煮ます。塩、胡椒で味をととのえ、リゾットぽい水分量に仕上げてできあがり。
かぼちゃのトラハノットはそのまま食べてもいいですが、我が家の冷蔵庫に常備されている辛いスジュキでトッピングを作ってみました。
厚めにスライスしてからほぐしたスジュキをバターで炒め、熱々をトラハノットにかけるだけ。
ピリッと辛くてスパイシーなスジュキの風味がかぼちゃにとっても合い、おいしさがワンランクアップします。
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トラハノットに使うトラハナは、そぼろタイプよりも粒々タイプの方がツルンとした食感で万人受けする気がします。そぼろタイプで作る、ドロッとしたのも捨てがたいですが。トラハナは大きく分けてグリコス(甘い)のとクシノス(酸っぱい)のがあり、こういうレシピには一般的にグリコスが使われるようですが、発酵風味がないグリコスは普通の小粒パスタとあまり変わらない味で個人的にはちょっと物足りなく感じます(今回使っているのはグリコス)。
それはさて置き、作ってみたい方がいらっしゃるかもしれないので参考までに簡単な説明だけ書いておきます。
玉ねぎのみじん切りをオリーブオイル、塩ひとつまみと一緒に鍋に入れて蓋をし、時々かき混ぜながら弱火で炒めます。玉ねぎが柔らかくなったら小さく切ったかぼちゃと好みでバナナピーマン(今回、ほぼ赤くなったのを使用)も加え蓋をしたままでさらに炒めます。
かぼちゃも柔らかくなったら、必要ならオイルを少し足してトラハナを投入。軽く炒めてチキンストックを加え、時々かき混ぜながら、トラハナが柔らかくなるまで煮ます。塩、胡椒で味をととのえ、リゾットぽい水分量に仕上げてできあがり。
かぼちゃのトラハノットはそのまま食べてもいいですが、我が家の冷蔵庫に常備されている辛いスジュキでトッピングを作ってみました。
厚めにスライスしてからほぐしたスジュキをバターで炒め、熱々をトラハノットにかけるだけ。
ピリッと辛くてスパイシーなスジュキの風味がかぼちゃにとっても合い、おいしさがワンランクアップします。
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