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合わせたのは黒目豆。煮込みによく使う白いんげんやうずら豆と比べ、まったりクリーミーな感じはあまりないものの、食感が軽くお腹にやさしい気がします。
黒目豆は日本ではあまり馴染みがないですが、水戻ししなくても結構すぐ煮えて、お手軽なのでおすすめです。ただ、黒い模様から色が出るので、きれいな色に仕上げたいなら数回水を換えつつ戻し、一度茹でこぼした方がいいです。豆の煮方に関しては、茹でこぼすと旨みが抜けるという考え方もありますが、黒目豆の場合は茹でこぼした方が味がすっきり洗練される気がします。
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【作り方】
玉ねぎ、にんにく、にんじん(なくてもいいです)を、たっぷりのオリーブオイルでじっくり炒め、トマトペーストを加えオイルとなじませるように炒める。
ざく切りにしたブロッコリーの葉、あれば葉セロリ(普通のセロリでも)も少し加え、しんなりするまで炒める。
黒目豆と茹で汁適量を加え、塩、赤唐辛子フレーク(好みで。ちょっとピリッとする程度に)を加え蓋をして弱火で煮る。くたっと柔らかくなり、汁が煮詰まり少しトロッとしたらできあがり。塩、胡椒、ワインビネガーで味をととのえて少し煮、火から下ろす。
※ワインビネガーを加えるのは味を引き締めるためで、はっきりと酸っぱくなるほどは入れません。代わりにレモン汁でも、また違った味わいになっておいしいと思います。
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ありあわせの材料で適当に作った煮込みですが、ちゃんとギリシャの味ですよ♪ブロッコリーの葉があれば、ぜひ作ってみてください。豆は白いんげん豆、ひよこ豆、うずら豆などでもいいです。
ブロッコリーの葉に限らず、ギリシャではカリフラワーも葉が多めについて売ってたり、ズッキーニは立派なヘタや花つきのことがよくあります。嵩増し……とも思うけど、私はなぜかこういう普通なら捨てる部分が好きなので、全部まとめておいしくいただいてしまいます。
カリフラワーは、たっぷりのオリーブオイルと塩味でシンプルに煮てもいいし、スパイスの香るトマト味の煮込みにしても。ズッキーニも、特にヘタ部分が好きで、茹でて温サラダにする時も、トマト煮などにする時も、ヘタは絶対捨てずに入れます。
また、ギリシャで一般的な「レタス」であるロメインレタスは、芯の部分が大好き。私にとっては最後に出てくるお楽しみで、筋っぽいところを剥いて何もつけずに食べるのが好きです(煮込みに入れるのも捨てがたいですが)。




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