昨日はチクノペンプティでした。

2016.03.03 tsiknopempti

ギリシャ正教の行事のひとつで、3週間続くカーニバルのうち、2週目は肉週間。そのハイライトとなるのがチクノペンプティです。
チクノペンプティは「肉の焼ける煙の匂いの木曜日」といった感じの意味ですが、その名の通り、この日は焼いた肉を思いっきり食べます。起源ははっきりとはわからないようですが、いかにも古代ギリシャのお祭りが元になっていそうですね。


2014.02.20

この日は本当にギリシャ全国で肉が焼かれていて、街を歩いていると肉の焼ける匂いがあちこちから漂ってきます。こんな感じで、煙モクモク〜が正しいチクノペンプティ。ちなみにこの写真はアテネの中央市場で毎年催されていたチクノペンプティのイベントなのですが(2014年2月20日撮影)、数千人分の肉をふるまうのは不況の中厳しかったようで、残念ながら今年は中止になりました。

我が家のチクノペンプティは、例年通りにポークがメイン。
スブラキだったりポークフィレだったり、その時の気分でいろいろですが、シンプルな味付けで焼いたものです。今年は長女の好きなチキンウィングも。
サイドディッシュには、サラダ、ジャジキ、ポテトやピタパンなど。今年は普通のパンを買ってあったのでピタはなしで、その代わりフライドポテトを大量に作りました^^

今年はポークチョップにしたのですが、うちはみんな脂のない真ん中部分だけ食べるので、骨や脂のついた周りの部分は私が一手に引き受けています。自分用のはペティメジ(ぶどうシロップ)を入れたマリネ液に漬け込んでオーブン焼きにし、とってもおいしかったのですが、さすがに多かった。キリスト教徒じゃないけど、復活祭まで肉断ちしてもいいかも……という気分になっています(笑)


ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ
人気blogランキングへ