いよいよイースターです。
今週(と言ってももう終わりですが)は聖週間。ちゃんと断食をしている人は、あとちょっとの我慢。そうでない人も、レントの最初と最後の週だけ断食をする派が結構多く、オイルすらも抜きの日は生もしくはただ茹でただけの野菜や、ノンオイルの豆スープをよく食べます。

2016.04.12 mung bean soup
Ροβίτσα σούπα

うちはそれすらもやってないのだけど、先日作った緑豆スープがまさに聖週間にぴったりのシンプルなものだったので載せておきます。
ギリシャで緑豆って一般的ではありませんが、ロヴィツァ(ροβίτσα)といって、ペロポネソス半島のカラマタやカラヴリタの辺りで栽培されているそう。ギリシャ風にはスープや煮込み、サラダなどにして食べます。

こういう料理ならギリシャで一般的な他の豆を使った方が断然おいしいと思うんですが、もやしを栽培する為に買った緑豆があったので、せっかくだからギリシャ風のスープをご紹介します。
記事タイトルにもあるように、これ以上ないシンプルさです^^


ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ
人気blogランキングへ


超シンプルな緑豆スープ(ロヴィツァ・スパ)

材料:(2〜4人分)
緑豆(皮つき)...1カップ
玉ねぎ...1cm厚さスライス1切れ
水...3 ½カップ〜
塩、胡椒
オリーブオイル...大さじ2+好みの量
オレガノ...約小さじ1/2
レモン汁...約1/2個分

緑豆は洗って鍋に入れる。玉ねぎと水(好みでオリーブオイルも)、塩ひとつまみを加え火にかけ、蓋をして弱火で約1時間煮る。緑豆と玉ねぎが煮崩れたらできあがり。塩、胡椒で味をととのえる。

火から下す5分ほど前にオレガノとレモン汁を加えるか、もしくは器に盛ってから好みでかける。

MEMO:ノンオイルにしたい場合はオリーブオイル抜きで。そうでなければ、食べる時にも生のオイルを好みでかけてください。オレガノとレモン汁を加えて作った場合も、食べる時に好みの量を足してください。煮込んでる途中に水気が少ない場合、もしくは作って置いておく場合など濃度が出すぎてしまったら、適宜水を足します。