四旬節目前のチーズ週間。うちは特に肉断ちはしてないんですが、久しぶりに食べたくなったマカロノピタ(マカロニパイ)を作ってみました。
Μακαρονόπιτα
以前にも一度載せたのでその時に書きましたが、パスタにチーズや卵を混ぜて焼き上げたパイ。フィリングだけを焼くお手軽タイプもありますが、これを食べたくなる時ってダブル炭水化物に挑みたい気分なんですよ。あと、フィロを作りたいというのもあります。
ちなみにギリシャのダブル炭水化物パイは他のバリエーションもあって、トラハナを使ったトラハノピタ、ポテトを使ったパタトピタ、お米を使ったリゾピタなど。普通のチーズパイよりも安上がりにできて、食べごたえ満点です(断食バージョンでチーズなどの乳製品や卵を使わないのもあります)。
詳しいレシピを書いてみたので、興味のある方はぜひお試し下さい。パイって面倒そうだし、かなり手順や注釈が多いので敬遠されてしまう気がしますが、しっかりレシピを読んでから作ると難しくはないと思います。
試しにどれくらいの時間がかかるか今回計ってみたのですが、材料を最初にそろえておかず出しながら、急がずリラックスしたスピードで作ってオーブンに入れるまでが1時間ほど。プラス焼き時間でした。途中生地を休ませパスタを茹でてる間とかパイを焼いてる時間にささっと洗い物をしたりサラダを作ったりしたら、パイが焼きあがると同時に片付けも済んですぐ食事もできる状態になります。
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Μακαρονόπιτα
以前にも一度載せたのでその時に書きましたが、パスタにチーズや卵を混ぜて焼き上げたパイ。フィリングだけを焼くお手軽タイプもありますが、これを食べたくなる時ってダブル炭水化物に挑みたい気分なんですよ。あと、フィロを作りたいというのもあります。
ちなみにギリシャのダブル炭水化物パイは他のバリエーションもあって、トラハナを使ったトラハノピタ、ポテトを使ったパタトピタ、お米を使ったリゾピタなど。普通のチーズパイよりも安上がりにできて、食べごたえ満点です(断食バージョンでチーズなどの乳製品や卵を使わないのもあります)。
詳しいレシピを書いてみたので、興味のある方はぜひお試し下さい。パイって面倒そうだし、かなり手順や注釈が多いので敬遠されてしまう気がしますが、しっかりレシピを読んでから作ると難しくはないと思います。
試しにどれくらいの時間がかかるか今回計ってみたのですが、材料を最初にそろえておかず出しながら、急がずリラックスしたスピードで作ってオーブンに入れるまでが1時間ほど。プラス焼き時間でした。途中生地を休ませパスタを茹でてる間とかパイを焼いてる時間にささっと洗い物をしたりサラダを作ったりしたら、パイが焼きあがると同時に片付けも済んですぐ食事もできる状態になります。
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マカロニパイ(マカロノピタ)
材料:(直径18cmのパイ皿1台分)
中力粉...150g
水...約70ml
塩...小さじ1/4
ワインビネガー(りんご酢などでも)...小さじ1/2弱
オリーブオイル...大さじ1+塗る用に適量
コーンスターチ...打ち粉用に適量
フィリング:
マカロニ...100g
バター...5g
チーズ...150g
卵...1個
ヨーグルト...2/3カップ
塩、胡椒...好みで適量
ボウルに小麦粉を入れ、中央をくぼませる。塩とワインビネガーを水に溶いたもの、オリーブオイル大さじ1を加えざっと水分が行き渡るようにスプーンなどで混ぜる。
生地の硬さは少し柔らかめになるよう必要なら水か小麦粉を足して調整し、なめらかになるまで手で捏ねる。5つに分けて丸め、乾かないよう覆いをして30分ぐらい休ませる。
フィリングを作る。パスタはアルデンテに茹で、水気を切ってバターを絡めて冷ます。チーズは種類によってフォークで潰すかすりおろし、卵、ヨーグルトと混ぜ合わせる。塩気が少なめのチーズを使う場合、味を見て塩(好みで胡椒も)を足す。
オーブンは190℃に予熱する。
生地にコーンスターチで打ち粉をして麺棒でのばしていく。まずは5mmくらいの厚さになるまでそれぞれの生地をのばし、打ち粉をして重ねておく。次の手順で薄くのばしていく時は、最初にのばした生地(一番下になっているもの)から。
麺棒で楽にのばせるところまで、生地の向きを変えながらのばす。次に生地を麺棒に巻きつけ、下向きの力を加えずに、両手を外側に向けて滑らせつつ麺棒を前後に転がしてのばしていく。生地を開いて向きを変えてはまた麺棒に巻きつけて同じ動きを繰り返し、透けるほど薄くのばす。このテクニックで理想の薄さにのばすのが難しいなら、生地を手のひらにのせて指の腹でそっと引っ張るようにして薄くのばす。
パイ皿にオリーブオイルを刷毛で塗り、のばした生地を敷く。生地に薄くオイルを塗って、同様にのばした生地を3枚重ねる。
フィリングのパスタとチーズを混ぜ合わせ、生地を敷いた中に入れ表面をならす。パイ皿から垂れた生地の余分は切り落とし、生地の端をフィリングの上にかぶせる。
残り2枚の生地も同様にオイルを塗って、フィリングの上にかぶせる。この時、生地に皺が寄るようふわっとかぶせる。端はパイの底に折り込む。表面にオリーブオイルを多めに塗り、予熱したオーブンに入れて焼く。
全体がきつね色になるまで30〜40分焼いたらできあがり。
MEMO:穴あきパスタで作る場合が多いですが、今回ヒロピテスというパスタで作りました。チーズはフェタチーズがあればいいですが、なければ数種類のチーズ(リコッタチーズ、カッテージチーズ、クリームチーズ、フレッシュタイプの山羊チーズ、溶けるタイプのチーズ、塩気の強いハードチーズなど)をお好みや予算にあわせミックスして下さい。
バリエーション:フィロ生地なしでフィリングだけを耐熱容器に入れて焼いてもいいです。その場合は上にもチーズ(お好みでパン粉も)をふりかけます。
道具について:フィロ生地をのばす麺棒はかなり細くて長いもので、日本のだとそばやうどんに使う麺棒に似ています。お菓子やパンなどに使う麺棒でも細めである程度長さのあるものならフィロ生地をのばせますが、なければ手でのばす方法でやってみて下さい。
コツ:手打ちフィロ生地は薄くて柔らかいのでパイ皿に敷くのが少し難しいかもしれません。生地3枚重ねたものを伏せたボウル(生地を捏ねるのに使ったものでOK)にかぶせ、パイ皿をかぶせひっくり返すと簡単です。
材料:(直径18cmのパイ皿1台分)
中力粉...150g
水...約70ml
塩...小さじ1/4
ワインビネガー(りんご酢などでも)...小さじ1/2弱
オリーブオイル...大さじ1+塗る用に適量
コーンスターチ...打ち粉用に適量
フィリング:
マカロニ...100g
バター...5g
チーズ...150g
卵...1個
ヨーグルト...2/3カップ
塩、胡椒...好みで適量
ボウルに小麦粉を入れ、中央をくぼませる。塩とワインビネガーを水に溶いたもの、オリーブオイル大さじ1を加えざっと水分が行き渡るようにスプーンなどで混ぜる。
生地の硬さは少し柔らかめになるよう必要なら水か小麦粉を足して調整し、なめらかになるまで手で捏ねる。5つに分けて丸め、乾かないよう覆いをして30分ぐらい休ませる。
フィリングを作る。パスタはアルデンテに茹で、水気を切ってバターを絡めて冷ます。チーズは種類によってフォークで潰すかすりおろし、卵、ヨーグルトと混ぜ合わせる。塩気が少なめのチーズを使う場合、味を見て塩(好みで胡椒も)を足す。
オーブンは190℃に予熱する。
生地にコーンスターチで打ち粉をして麺棒でのばしていく。まずは5mmくらいの厚さになるまでそれぞれの生地をのばし、打ち粉をして重ねておく。次の手順で薄くのばしていく時は、最初にのばした生地(一番下になっているもの)から。
麺棒で楽にのばせるところまで、生地の向きを変えながらのばす。次に生地を麺棒に巻きつけ、下向きの力を加えずに、両手を外側に向けて滑らせつつ麺棒を前後に転がしてのばしていく。生地を開いて向きを変えてはまた麺棒に巻きつけて同じ動きを繰り返し、透けるほど薄くのばす。このテクニックで理想の薄さにのばすのが難しいなら、生地を手のひらにのせて指の腹でそっと引っ張るようにして薄くのばす。
パイ皿にオリーブオイルを刷毛で塗り、のばした生地を敷く。生地に薄くオイルを塗って、同様にのばした生地を3枚重ねる。
フィリングのパスタとチーズを混ぜ合わせ、生地を敷いた中に入れ表面をならす。パイ皿から垂れた生地の余分は切り落とし、生地の端をフィリングの上にかぶせる。
残り2枚の生地も同様にオイルを塗って、フィリングの上にかぶせる。この時、生地に皺が寄るようふわっとかぶせる。端はパイの底に折り込む。表面にオリーブオイルを多めに塗り、予熱したオーブンに入れて焼く。
全体がきつね色になるまで30〜40分焼いたらできあがり。
MEMO:穴あきパスタで作る場合が多いですが、今回ヒロピテスというパスタで作りました。チーズはフェタチーズがあればいいですが、なければ数種類のチーズ(リコッタチーズ、カッテージチーズ、クリームチーズ、フレッシュタイプの山羊チーズ、溶けるタイプのチーズ、塩気の強いハードチーズなど)をお好みや予算にあわせミックスして下さい。
バリエーション:フィロ生地なしでフィリングだけを耐熱容器に入れて焼いてもいいです。その場合は上にもチーズ(お好みでパン粉も)をふりかけます。
道具について:フィロ生地をのばす麺棒はかなり細くて長いもので、日本のだとそばやうどんに使う麺棒に似ています。お菓子やパンなどに使う麺棒でも細めである程度長さのあるものならフィロ生地をのばせますが、なければ手でのばす方法でやってみて下さい。
コツ:手打ちフィロ生地は薄くて柔らかいのでパイ皿に敷くのが少し難しいかもしれません。生地3枚重ねたものを伏せたボウル(生地を捏ねるのに使ったものでOK)にかぶせ、パイ皿をかぶせひっくり返すと簡単です。