最近は月2ぐらいの更新ペースになってますが、今週はもうお肉週間ですね。ギリシャではイースターを前に動物性の食品を断つ断食期間に入りますが、そのさらに前のカーニバルの間にお肉をいっぱい食べる週があります。

2020.02.12a

……という前置きからはあまり関係なく、これは最近作った野菜の料理です。
ギリシャで定番のミックス野菜のオーブン焼きのバリエーションで、今回はカリフラワーをたっぷり入れて作ってみました。
この手の料理はオーブンで焼く方法と鍋で煮る方法があり、どちらもほぼ放置で作れるのでお手軽かつ美味しいのですが、私は断然オーブン派です

今回の作り方、簡単に書いておきますね。

まず野菜を何種類か用意します。その時あるものでいいのですが、じゃがいも、トマト、ズッキーニはいつも入れます。今回はそれプラス、カリフラワーと赤いバナナピーマン(パプリカ)を使いました。トマトはソースにして入れるので置いておいて、その他の野菜は一口大に切ってボウルに入れておきます。

オーブンは(200〜220℃)に予熱しておきます。

トマトソースを作ります。トマトはすりおろすか刻んでおきます。面倒なら皮のままでもいいですが、皮が厚い場合は剥いた方がいいかも?粗みじんか薄切りにした玉ねぎを鍋に入れ、オリーブオイルをたっぷり。これを弱火で色づかせないように炒め(蓋をするといいです)、柔らかくなったら刻んだにんにくも加え香りが立つまで炒めます。
トマトを加え、塩をして煮込みます。酸味が強い場合は砂糖もひとつまみ。スパイスの香りをつけたい場合はシナモンやオールスパイスを(私はホールスパイスを使ってますがパウダーでも)好みで加えます。トマトが崩れてドロッとしたらOK。塩胡椒で味を調えます。スパイスじゃなくハーブ風味にしたい場合、好みで加えておきます(今回はオレガノを少し加えました)。

ボウルに入った野菜にも軽く塩胡椒をして下味をつけ、オリーブオイルも加え全体がコーティングされるよう手で混ぜます。これを耐熱容器に入れます(浅く広げられるような状態が好ましい)。
トマトソースに水を加えシャバシャバの状態にし、野菜の上にまんべんなくかけてオーブンへ。

野菜が柔らかくなり、美味しそうな焼き色がつくまで焼きます。できれば途中一回上下を返すといいです。トマトソースを薄めるのは野菜が柔らかくなる前に焦げ付くのを防ぐためですが、もし途中水分が足りなくなりそうなら水(ガラス容器の場合はお湯)を少し足します。

あと少しで焼き上がりという時に、お好みでチーズを散らします。今回はグラヴィエラという羊チーズを使いましたが、フェタチーズでもいいし、ギリシャ風とはちょっと離れますが他の合いそうなチーズでも。チーズを加える場合は塩加減にそれを考慮して下さい。

ギリシャではこういう料理が熱々で出されることはあまりなく、少し置いて味を落ち着かせてから、もしくは前もって作っておいたのを常温で食べます。冷めないうちに急いで出さなくてもいいのでリラックスしましょう


2020.02.12b

作り方の説明が思ったより長くなってしまいましたが、適当に作って美味しい簡単料理なので、ぜひお試し下さい!ワインにも合いますよ〜


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