先月からずっと学校も閉まってるので、子供たちの授業もオンラインなんですが、ちょっと困るのが食事の支度です。

2020.12.16 meatballs with leeks

というのも、勉強する時の次女の定位置がキッチンのテーブルなので授業のある時間帯は作業ができないのです。しかたないので休み時間の間にちょこちょこ細切れで仕込みをしたりしてますが、好きなように料理できないのは結構ストレスになりますね……。

画像は昨日の晩ごはん(めずらしく早い投稿!)。
豚ひき肉をちょっと多めに買ってきたので、前日の夜にミートボールを作ってオーブンで焼いておいたのです。それをたっぷりのポロねぎと煮込んでメインのできあがり。計量してないからレシピは書いてませんが、ミートボールの味つけをスパイス系にしたかったのでオールスパイスとマイルドな唐辛子にしたのがよかったです。シナモンも少し入れようかなと思ったけど、今回はなしで。唐辛子は大量にあるコチュカル(韓国の唐辛子フレーク)を使ったけど、ギリシャの材料を使うなら粗びき唐辛子フレークを控えめに加えるか、もしくはパプリカですね。

2020.12.16 meatballs with leeks1
ポロねぎの煮込みにはパセリとセリノ(細いセロリ)を加え、トマトペーストを味つけに少し。最初はディルを入れるつもりだったのだけど、サラダの方に使うことにしたから変更しました。トマト味って言うほどにはトマトペーストは入ってないですが、全くトマトを入れずプレーンな味にしても、アヴゴレモノ(卵レモン)で仕上げてもまた違った感じになっておいしいです。特にアヴゴレモノだとディルを入れるのがおすすめ。

2020.12.16 beetroot with dill spread
サラダは、火曜の市場であまりいいレタスに出会えなかったので今週ちょっとピンチ
非常用に買ってあったパックの蒸しビーツをレンズ豆とサラダにしようかなと思ったのだけど、それは別の日にしてまずは大きな束のディルをやっつけることにしました。

ギリシャではハーブは大体50セントで束の大きさはまちまちなんですが、豪快にすごく大きい束だったりすることも多く、うれしいけど消費がちょっと大変。ディルは使いきれそうになかったら刻んで冷凍しておくんですが、やっぱりなるべくフレッシュな状態で食べるのが理想ですよね。ふとアニソサラタ(ディルサラダ)の存在を思い出しビーツ(塩、ワインビネガー、にんにく少しで和えてあります)に添えてみたら、以前出した時よりも好評でした。

作り方はとても簡単。たっぷりのディルを細かく刻んで、潰したフェタチーズ、ギリシャヨーグルトと混ぜるだけです。フェタよりもヨーグルトの割合を多くし、塩とオリーブオイルで味つけします。クリームチーズやマヨネーズを入れる場合もありますが、ディルとヨーグルトのさわやかでマイルドな味をシンプルに楽しむのが好みです。見た目はジャジキと似てますが、こちらはにんにくが入らずおだやかな味。いろんな料理のつけあわせやソースとしても使えますよ。


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