日本ではほろ苦い山菜や春野菜の甘さに春の喜びを感じますが、ここギリシャでも同じ。
さまざまなホルタ(野草や青菜の類)、アーティチョーク、そら豆やグリーンピースなどなど、大好きな野菜がいっぱいでうれしい季節です。

2022.03.16 artichoke & broad bean stew
定番の「アーティチョークとそら豆の煮込み」は、まだ若いそら豆が売っているうちに作るのがおすすめです。

【レシピ】


4月にもなるとそら豆は結構育ってしまっているので豆だけ取り出して使いますが、2~3月頃に売っているまだ細いものは、ベルベットのような柔らかなさやも一緒に煮込んでしまいます。写真は先月撮ったもので、そういえばこの時は生でおつまみとして食べた分だけ載せていました(これもまさに春の味!)。

アーティチョークはバリバリむいて可食部だけにしてしまうぜいたくな使い方ですが、一方、茎はまわりの分厚い筋をしっかり取り除いて煮込みの鍋に加えます。
アーティチョークとそら豆の本体(?)に加え、普通は捨ててしまうさやと茎も入った煮込みは、さまざまな食感も楽しめるのが好き。

今ぐらいからどんどん値段が下がる食材ですが、早い時期に一度は食べておきたい一品です。



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