今日8月27日は聖ファヌリオスを記憶する日。
Φανουρόπιτα
この聖人にちなんだ「ファヌロピタ」というケーキを前日に焼いておいて、当日の朝に教会へ持って行き祝福を受けるという習慣があります。
私は教会へは行きませんが、今年はめずらしく覚えていたので久々に作ってみました。
レシピは2013年に出させていただいた「ギリシャごはんに誘われてアテネへ」(※リンクはAmazonです。中古しかないのでご注意ください)という本に載せたものです。
ファヌロピタについてはブログにも書いたつもりでいたのだけど、記事が見当たらなかったのでどうやらこの本だけだった模様。
以下に引用しておきます。
今回はブランデーに漬けてあったレーズンをたっぷり入れたので、とても大人味なファヌロピタになりました。
濃いコーヒーにぴったりで、聖ファヌリオスの日じゃなくても食べたくなるケーキです。
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Φανουρόπιτα
この聖人にちなんだ「ファヌロピタ」というケーキを前日に焼いておいて、当日の朝に教会へ持って行き祝福を受けるという習慣があります。
私は教会へは行きませんが、今年はめずらしく覚えていたので久々に作ってみました。
レシピは2013年に出させていただいた「ギリシャごはんに誘われてアテネへ」(※リンクはAmazonです。中古しかないのでご注意ください)という本に載せたものです。
ファヌロピタについてはブログにも書いたつもりでいたのだけど、記事が見当たらなかったのでどうやらこの本だけだった模様。
以下に引用しておきます。
ちょっと面白いのが、探しものを見つけてくれるケーキです。「ファヌロピタ」と呼ばれるこのケーキは聖ファヌリオスにちなんだもので、この聖人の名がギリシャ語で「現す、引き出す」といった意味合いを持つことから、探しものを見つけてくれるという言い伝えがあります。聖ファヌリオスが見つけてくれるものの幅は広く、行方不明や音信不通となった人やペット、病気の人の場合はその治療法、また、未婚の女性の場合は結婚相手が見つかるとか。ファヌロピタは8月27日の聖ファヌリオスの日に教会へ持って行き、祝福を受けてから人々にふるまうのが習わしですが、その日以外でも探しものがある時に焼かれます。レシピは人によって違うけれど、卵やバターなど動物性食品を使わない、あっさりとしたスパイスケーキ。材料の数は7、9、11のどれかと決まっていて、いろいろ入れたい派にはこれがちょっと難しいのですが、たとえば「カネロガリファロ」(シナモンとクローブ)でひとつ、「膨らし粉入りの小麦粉」でひとつといったように、ちょっとしたズルは大丈夫なようです。教会で祝福を受けてないファヌロピタは特別な効果はないそうですが、おいしく健康的なケーキなのでぜひ作ってみてください。
今回はブランデーに漬けてあったレーズンをたっぷり入れたので、とても大人味なファヌロピタになりました。
濃いコーヒーにぴったりで、聖ファヌリオスの日じゃなくても食べたくなるケーキです。
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