昼ごはんを食べるつもりはなかったのだけど、急遽パスタ。

2022.11.08 pasta
漁船から下ろしたてのを直接買うならともかく、アテネの市場どころかスーパーで売ってたシャコなんてギャンブルにもならない負け戦なんですが……どうしてもスルーできない時ってありますよね。

近所のスーパーへ買い物に行ったら、今まで見た中では一番鮮度がよさそうなシャコが。しかも大きめサイズだったので、身が縮んでてもスカスカではなさそう。

「これ、身は入ってますかね?」

「どうだろうね?入荷されたところではあるけど」

鮮魚コーナーのおじさんとこんなやりとりの後、ひとつかみだけ買ってきました。

ちなみにシャコはギリシャ語でザヴォガリデス(バカエビ?)というのですが、プシレス(シラミ)や、カツァリデス(ゴキブリ)という別名も。散々な呼ばれようです。普段から“エビは海のG”だと主張している夫は喜びそうだけど。
いつも思うのだけど、虫に近かったりグロテスクな見た目の生き物も、海に住んでると食べ物として割とすんなり受け入れられるのが面白いですね。


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シャコの鮮度がこれ以上落ちるといけないので、すぐに取り掛かります。
身は綺麗に外れないだろうから、むしってパスタかピラフィ(見た目がどちらかと言うとリゾットのようなしっとりピラフ)にしよう。すぐできるのはやっぱりパスタだな〜ということで、ギリシャのスタンダードなシーフードパスタという感じのトマト味にしました。

結果を言うと、パスタは旨味たっぷりでとてもおいしく仕上がりました。
大きいシャコは結構しっかり身が入ってたけど、小さいのはちょっとボロボロだったから、大きいのばかり選ってもらうべきだったな……というのが本日得た教訓。


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