明日はラザロの土曜日(ラザリのスボタ)。日曜は聖枝祭でいよいよ復活祭まであと一週間となります。

行事にちなんだ食べ物としては、拙著「ギリシャごはんに誘われてアテネへ」、「ギリシャのごはん増補新装版」(旧版には掲載していません)で紹介したラザラキァというパンを作る地方がいくつかあります。夫の母方の家族に縁のあるシミ島含めドデカニサ諸島ではよく見られるものですが、全国的にはあまり知られていなかった風習。近年はギリシャのレシピサイトやニュースサイトなどで紹介されていたりして知名度が上がっているようです。
本当は金曜に焼けたらよかったのだけど、いつも金土は慌しいのでなかなか時間が取れず……今年は前倒しで週の半ばに作ってしまいました。
布でぐるぐる巻きにされたラザロの姿を模した形をしていればいいので、生地の配合などはこれと決まっているものはなく、スパイスがほんのり香るタイプが多いよう。リーンな生地にする人もいますが、子供受けする形なので、うちでは味も子供が喜ぶよう甘い菓子パンのように作っています。復活祭までは動物性食品を摂らない期間なので、卵やバター、ミルクなどは入れないこと。

今回はココナッツのフィリング(※)入りで。本に載せてるのはくるみや干しぶどうを使ったものですが、どちらもおいしいです。
※フィリングは必ずしも入れるというわけではなく、なしで作る人の方が多いです。味的にはあった方が好きなので、我が家のラザラキァはフィリング入りのレシピを考え作成しました。
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ラザロのパンのレシピはこちらに掲載しています(リンクはAmazon)。ポピュラーな定番ギリシャ料理から珍しい郷土料理まで幅広く紹介していますので、ぜひご活用ください。
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本当は金曜に焼けたらよかったのだけど、いつも金土は慌しいのでなかなか時間が取れず……今年は前倒しで週の半ばに作ってしまいました。
布でぐるぐる巻きにされたラザロの姿を模した形をしていればいいので、生地の配合などはこれと決まっているものはなく、スパイスがほんのり香るタイプが多いよう。リーンな生地にする人もいますが、子供受けする形なので、うちでは味も子供が喜ぶよう甘い菓子パンのように作っています。復活祭までは動物性食品を摂らない期間なので、卵やバター、ミルクなどは入れないこと。

今回はココナッツのフィリング(※)入りで。本に載せてるのはくるみや干しぶどうを使ったものですが、どちらもおいしいです。
※フィリングは必ずしも入れるというわけではなく、なしで作る人の方が多いです。味的にはあった方が好きなので、我が家のラザラキァはフィリング入りのレシピを考え作成しました。
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