無事に復活祭を迎えやれやれとひと息ついたら、疲れがどっと出てしまいました。

Εκμέκ με τσουρέκι
だるい〜と思いつつもなぜかお菓子作りスイッチは入ったままだったので、復活祭のお菓子盛り合わせに参加させたかったけどできなかったクルラキァ(ビスケット、クッキー)を追加で作ったり、引き続きお菓子祭り開催中。
最初に作ったクルラキァやチュレキ(菓子パン)はすぐになくなってしまいましたが、焼き菓子ばかりだと飽きるので、取り分けておいたプレーンなチュレキで「エクメック」というデザートを作りました。
エクメック(エキメッキ)はトルコ語でパンの総称ですが、ギリシャではシロップを染み込ませたカダイフィという細麺状のペストリーまたはパンの上にクリームを重ねたデザートのこと。カダイフィを使った「エクメック・カダイフィ」の方が一般的で、お菓子屋さんではこちらのタイプをよく見かけます。

パンの方は、復活祭の時などに余ったチュレキの再利用法としてもポピュラー。ちょっと硬くパサついてきたチュレキが丁度いいのです。ギリシャ以外ではまずチュレキが家にあるということは滅多にないかと思いますが、硬くなったブリオッシュでも同じように作れそうです。
【関連記事】
ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします

人気blogランキングへ
チュレキのエクメック(エクメック・メ・チュレキ)
材料:(6〜8切れ分)
余ったチュレキ...1.5cm〜2cm弱厚さ4〜5切れ
アーモンドスライスまたは刻みピスタチオ...適量
シロップ:
砂糖...80g
水...80ml
レモンの皮...あれば適量
カスタードクリーム:
砂糖...80g
マスティハ(小粒)...あれば小さじ1/4弱
薄力粉、コーンスターチ...各10g
卵...S〜Mサイズ2個
牛乳...400ml
オレンジフラワーウォーター...あれば小さじ1/2
バター...15g
ホイップクリーム:
生クリーム...200ml
砂糖...大さじ1

チュレキは型として使う耐熱容器にぴったり並べる。200℃に予熱したオーブンに入れ、きつね色になるまで焼く。トッピングにアーモンドを使う場合、これも軽く焼いておく。すぐに焦げるので注意。

シロップを作る。小鍋に砂糖と水、あればレモンの皮の黄色い部分のみ1.5cm×5cmぐらい剥いたものを加え中火にかける。かき混ぜながら熱し、砂糖が溶けて沸騰したら少し煮て火からおろす。焼いたチュレキにまんべんなくかける。

カスタードを作る。分量の砂糖から小さじ一杯程度をマスティハとあわせて粉状にすりつぶす。ボウルに砂糖とマスティハ、粉類を加え泡立て器で混ぜあわせる。卵を割り入れよく混ぜあわせ、牛乳を半量程度加えゆるめる。鍋に残りの牛乳を入れてかき混ぜながら沸騰直前まで温め、卵液を漉し入れる。絶えずかき混ぜ、ふつふつ沸いてきたら2分ぐらい煮て火からおろす。バターとオレンジフラワーウォーターを加え混ぜ、チュレキの上に重ね表面をならす。カスタードにぴったりくっつけてラップをし、完全に冷ましてから冷蔵庫に入れる。

生クリームに砂糖を加えツノが立つまで泡立て、カスタードの上に重ねる。フォークを使って筋模様をつけ、アーモンドかピスタチオを散らす。
MEMO:チュレキは数日経って少しパサついたものを使うといいです。チュレキの代わりにブリオッシュのようなパンを使っても。その場合はお好みでシロップにホールのシナモン、クローブ、カルダモン(どれかひとつでも)といったスパイスも加えてください。
チュレキを手作りしたい場合:プレーンなチュレキのレシピは載せてませんが、関連記事のレシピを参考に作ってみてください。今回は以下の分量で作りました。強力粉300g、塩小さじ1/2、砂糖60g、マスティハ小さじ1/4、マフレピ小さじ1/2弱、カルダモンシード小さじ1/4、インスタントドライイースト小さじ1強、卵Mサイズ1個(塗る用に少し取り分ける)、牛乳約100ml、バター60g、スライスアーモンド(トッピングとして)適量。スパイス類はちゃんと量ってないのでうろ覚え、粉状にすりつぶして加えます。

Εκμέκ με τσουρέκι
だるい〜と思いつつもなぜかお菓子作りスイッチは入ったままだったので、復活祭のお菓子盛り合わせに参加させたかったけどできなかったクルラキァ(ビスケット、クッキー)を追加で作ったり、引き続きお菓子祭り開催中。
最初に作ったクルラキァやチュレキ(菓子パン)はすぐになくなってしまいましたが、焼き菓子ばかりだと飽きるので、取り分けておいたプレーンなチュレキで「エクメック」というデザートを作りました。
エクメック(エキメッキ)はトルコ語でパンの総称ですが、ギリシャではシロップを染み込ませたカダイフィという細麺状のペストリーまたはパンの上にクリームを重ねたデザートのこと。カダイフィを使った「エクメック・カダイフィ」の方が一般的で、お菓子屋さんではこちらのタイプをよく見かけます。

パンの方は、復活祭の時などに余ったチュレキの再利用法としてもポピュラー。ちょっと硬くパサついてきたチュレキが丁度いいのです。ギリシャ以外ではまずチュレキが家にあるということは滅多にないかと思いますが、硬くなったブリオッシュでも同じように作れそうです。
【関連記事】



人気blogランキングへ
チュレキのエクメック(エクメック・メ・チュレキ)
材料:(6〜8切れ分)
余ったチュレキ...1.5cm〜2cm弱厚さ4〜5切れ
アーモンドスライスまたは刻みピスタチオ...適量
シロップ:
砂糖...80g
水...80ml
レモンの皮...あれば適量
カスタードクリーム:
砂糖...80g
マスティハ(小粒)...あれば小さじ1/4弱
薄力粉、コーンスターチ...各10g
卵...S〜Mサイズ2個
牛乳...400ml
オレンジフラワーウォーター...あれば小さじ1/2
バター...15g
ホイップクリーム:
生クリーム...200ml
砂糖...大さじ1

チュレキは型として使う耐熱容器にぴったり並べる。200℃に予熱したオーブンに入れ、きつね色になるまで焼く。トッピングにアーモンドを使う場合、これも軽く焼いておく。すぐに焦げるので注意。

シロップを作る。小鍋に砂糖と水、あればレモンの皮の黄色い部分のみ1.5cm×5cmぐらい剥いたものを加え中火にかける。かき混ぜながら熱し、砂糖が溶けて沸騰したら少し煮て火からおろす。焼いたチュレキにまんべんなくかける。

カスタードを作る。分量の砂糖から小さじ一杯程度をマスティハとあわせて粉状にすりつぶす。ボウルに砂糖とマスティハ、粉類を加え泡立て器で混ぜあわせる。卵を割り入れよく混ぜあわせ、牛乳を半量程度加えゆるめる。鍋に残りの牛乳を入れてかき混ぜながら沸騰直前まで温め、卵液を漉し入れる。絶えずかき混ぜ、ふつふつ沸いてきたら2分ぐらい煮て火からおろす。バターとオレンジフラワーウォーターを加え混ぜ、チュレキの上に重ね表面をならす。カスタードにぴったりくっつけてラップをし、完全に冷ましてから冷蔵庫に入れる。

生クリームに砂糖を加えツノが立つまで泡立て、カスタードの上に重ねる。フォークを使って筋模様をつけ、アーモンドかピスタチオを散らす。
MEMO:チュレキは数日経って少しパサついたものを使うといいです。チュレキの代わりにブリオッシュのようなパンを使っても。その場合はお好みでシロップにホールのシナモン、クローブ、カルダモン(どれかひとつでも)といったスパイスも加えてください。
チュレキを手作りしたい場合:プレーンなチュレキのレシピは載せてませんが、関連記事のレシピを参考に作ってみてください。今回は以下の分量で作りました。強力粉300g、塩小さじ1/2、砂糖60g、マスティハ小さじ1/4、マフレピ小さじ1/2弱、カルダモンシード小さじ1/4、インスタントドライイースト小さじ1強、卵Mサイズ1個(塗る用に少し取り分ける)、牛乳約100ml、バター60g、スライスアーモンド(トッピングとして)適量。スパイス類はちゃんと量ってないのでうろ覚え、粉状にすりつぶして加えます。