毎年バカンスシーズンに入ると人が減り、いろんなお店が閉まったりするアテネ。

2024.07.02
街のあちこちに立つ青空市場も7月終わりごろから8月にかけては出店数が減るのですが、ただでさえ規模が小さめなうちの近所の市場は、今年はやけに早い時期から閑散としてきています。

暑い中ちょっと遠い市場へ重い野菜や果物を買いに行くのもしんどいので、特別なものが欲しい場合でない限りなるべく近所で調達していると、いい野菜が常にあるわけではないバカンス先の島で料理をしてる時みたいな気分になります。曲がってたり皮が綺麗じゃなかったりで不恰好なきゅうりや、とても不揃いなモロッコいんげん。日本だったら絶対出回らないだろうなぁ……という野菜たちだけど、味は抜群です。

走りのとうもろこしやオクラはまだちょっと高いので見送って、最低限の夏野菜でこの季節定番の2品にしました。ギリシャではホリアティキ・サラタ(村のサラダ、田舎サラダ)と呼ばれるおなじみギリシャサラダ(グリークサラダ)と、いんげんの煮込み。前回の記事のイェミスタもですが、こういった夏野菜の料理がしみじみおいしいです。

その時々によって材料や作り方を少し変えたりするけれど、夏の間ほぼ毎週食卓に上る料理です。

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明日7月5日金曜早朝放送の、J-WAVE JK RADIO TOKYO UNITEDという番組内のTOKYO CROSSINGというコーナー(06:40から)で、ギリシャのサラダ事情について少しお話しします。
こういう場で話すのがすごく苦手なのでいつもラジオはひっそりと出てるのですが、今回は食べ物の話題ということで、ちょっとお知らせしてみました。

話した内容は番組サイトのアーカイブで読めるそうです。



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「ギリシャのごはん」レシピ本でもギリシャのいろんなサラダや野菜料理をご紹介しています。こちらもあわせて読んで&活用していただけると、とても嬉しいです。

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