出かける用事や仕事などでちょっと慌しかった週の、ありあわせ野菜料理。

2025.01.30a
乾燥豆の料理や煮込み料理は、世間一般ではどちらかというと「手間がかかる料理」に分類されるようです。
確かにどちらも調理に時間はかかるし、外で働いてる人が帰宅後すぐに用意できるものではないですが、作業時間自体は短いので、私にとっては楽な料理です。夜寝る前や隙間時間に、ちょこっと仕込みをしたりというのが苦にならない性格というのもあるでしょうね。

作るものが思い浮かばなかったので、豆があればそれなりにボリュームのある料理が作れるな……と、乾燥ひよこ豆を水に浸けたのが月曜の夜。
火曜の午前中にでも圧力鍋で茹でるつもりが、買い物、料理、仕事などで朝から夜までバタバタしていたら、結局丸一日ぐらい経ってしまいました(夏場は発酵しやすいので、あまり長く置く場合は冷蔵庫へ移した方がいいです)。

火曜の夜に茹でたひよこ豆は、半分をサラダにしました。刻んだ玉ねぎとパセリだけ入れて、味つけは塩こしょうとワインビネガー、オリーブオイルのシンプルな豆サラダ。水曜は留守にするから、早い時間に食事をとる夫に「好みで他の具材など足してカスタマイズして」と託しておきました。

残りの豆はカレーにでもしようか、それともなすと一緒にギリシャ料理の煮込みかオーブン焼きにする?と考えていたのだけど、次女が食べたいと言っていたシーザーサラダ用に買ったロメインレタスの外葉を分けて洗ってあったのを使ってしまわなければいけなかったので、この2つをあわせることに決定。

刻んだ玉ねぎと多めのオリーブオイルを鍋に入れ、ほとんど色づかせないように、やさしく炒めます。玉ねぎがやわらかくなったらにんにくも刻み入れ、香りが立つまで炒めたらグレーターで粗くすりおろしたトマトを加えます。

トマトが崩れてソースっぽくなるまで軽く煮たら、ざく切りにしたロメインレタス、茹でひよこ豆と煮汁を適量加え煮ます。この時、あればハーブも刻んで加えます。今回はパセリとディルを入れましたが、セロリの葉っぱやフェンネルの葉でも。味付けは塩こしょうだけでもいいし、酸っぱめが好きならレモンを、ピリッとしてるのがいいなら赤唐辛子フレークを控えめに加えます。

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レタスがくたっとし、汁が程よく煮詰まったらできあがり。こういう煮込みは火からおろして少し置くと味がなじんで美味しくなります。

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