今日は、キリストのエルサレム入城を記憶する日である聖枝祭。
ギリシャ語ではキリアキ・トン・ヴァイオン(棕櫚の日曜日)といいます。

復活祭前の断食期間中に魚食が許される日は3月25日の生神女福音祭と聖枝祭の2日。聖枝祭は移動祝日である復活祭に連動して毎年日付が変わるのですが、復活祭の前の日曜にあたります。
ギリシャの独立記念日と重なる3月25日はとにかく干し鱈フライ!という感じなのに対し、聖枝祭の魚食はそこまで力が入ってないような気がします。私の身近な範囲に限っていえば、夫の家族はあまり行事の時の料理など張り切るタイプではないので、聖枝祭に魚料理を食べていたという記憶もないそう。
まあでも行事食には乗っかりたい日本人の性で、今日は昼ごはんを魚のメニューにしてみました。プタスダラ(ギリシャ語ではプロスフィガキ=難民の子という名前)に小麦粉をまぶして揚げたのをメインに、オリーブオイルとレモンをかけて食べる茹で野草(ホルタ)。あと何か豆料理も欲しいな〜と結構直前になって思い立ち、すぐできる黒目豆ごはんも追加しました。
シンプルな豆ごはんは付けあわせとしても汎用性が高いので、分量は出してないですが作り方を記しておきます。パラッと仕上げても汁気多めでリゾット風でもおいしいので、ざっくりレシピに恐れずお試しを。
黒目豆ごはん(マヴロマティカ・メ・リジ)
1.黒目豆は水戻ししなくてもOK。洗って鍋に入れ、かぶるくらいの水を加え沸かして一度茹でこぼします(アク抜きと、色が黒くなりすぎるのを防ぐため)。もう一度水を加えやわらかくなるまで20〜30分茹でます。
2.その間に、豆と同じくらいの量の米を洗ってしばらく水に浸け、ざるに上げておきます。今回は炊いて冷凍してあったごはんを使ったのでその場合の作り方も書いておきますが、どちらでもお好みで。
3.フライパンに刻んだ玉ねぎとオリーブオイルを入れ、あまり色づかないように炒めます。やわらかくなったらにんにくも刻み入れて香りが立つまで炒め、お好みで赤唐辛子フレークも加えます。
4a.生米の場合はここで加えオイルが回るまで炒め、茹でた豆も加え適当に水加減して塩こしょうを加えふたをして炊きます。パラッと仕上げの場合は5分くらいで炊けるので、しばらく蒸らしてからかき混ぜ、味見して足りなければ塩こしょうでととのえます。
4b.ごはんで作る場合、3に豆と水または茹で汁を加え塩こしょう(ピラフのように仕上げたい場合はごはんがやわらかくならないよう水分量控えめに)加え数分煮、ごはんを加え混ぜふたをしてごく弱火にして、全体が熱くなるまで炊いて火からおろししばらく蒸らします。
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ギリシャ語ではキリアキ・トン・ヴァイオン(棕櫚の日曜日)といいます。

復活祭前の断食期間中に魚食が許される日は3月25日の生神女福音祭と聖枝祭の2日。聖枝祭は移動祝日である復活祭に連動して毎年日付が変わるのですが、復活祭の前の日曜にあたります。
ギリシャの独立記念日と重なる3月25日はとにかく干し鱈フライ!という感じなのに対し、聖枝祭の魚食はそこまで力が入ってないような気がします。私の身近な範囲に限っていえば、夫の家族はあまり行事の時の料理など張り切るタイプではないので、聖枝祭に魚料理を食べていたという記憶もないそう。
まあでも行事食には乗っかりたい日本人の性で、今日は昼ごはんを魚のメニューにしてみました。プタスダラ(ギリシャ語ではプロスフィガキ=難民の子という名前)に小麦粉をまぶして揚げたのをメインに、オリーブオイルとレモンをかけて食べる茹で野草(ホルタ)。あと何か豆料理も欲しいな〜と結構直前になって思い立ち、すぐできる黒目豆ごはんも追加しました。
シンプルな豆ごはんは付けあわせとしても汎用性が高いので、分量は出してないですが作り方を記しておきます。パラッと仕上げても汁気多めでリゾット風でもおいしいので、ざっくりレシピに恐れずお試しを。
黒目豆ごはん(マヴロマティカ・メ・リジ)
1.黒目豆は水戻ししなくてもOK。洗って鍋に入れ、かぶるくらいの水を加え沸かして一度茹でこぼします(アク抜きと、色が黒くなりすぎるのを防ぐため)。もう一度水を加えやわらかくなるまで20〜30分茹でます。
2.その間に、豆と同じくらいの量の米を洗ってしばらく水に浸け、ざるに上げておきます。今回は炊いて冷凍してあったごはんを使ったのでその場合の作り方も書いておきますが、どちらでもお好みで。
3.フライパンに刻んだ玉ねぎとオリーブオイルを入れ、あまり色づかないように炒めます。やわらかくなったらにんにくも刻み入れて香りが立つまで炒め、お好みで赤唐辛子フレークも加えます。
4a.生米の場合はここで加えオイルが回るまで炒め、茹でた豆も加え適当に水加減して塩こしょうを加えふたをして炊きます。パラッと仕上げの場合は5分くらいで炊けるので、しばらく蒸らしてからかき混ぜ、味見して足りなければ塩こしょうでととのえます。
4b.ごはんで作る場合、3に豆と水または茹で汁を加え塩こしょう(ピラフのように仕上げたい場合はごはんがやわらかくならないよう水分量控えめに)加え数分煮、ごはんを加え混ぜふたをしてごく弱火にして、全体が熱くなるまで炊いて火からおろししばらく蒸らします。



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