ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

カテゴリ: 料理・食べ物について

この間のドルマダキァ以来、大量生産づいているわけでもないのだけど...

2007.10.10 gemista
Γεμιστά με ρύζι

今日は朝からイェミスタ(ゲミスタ、野菜の米詰め)を作りました。トマト、ピーマン、ズッキーニを各6個ずつと、おまけにナスも1個。もちろん1日じゃ食べきれないけど、家族が大好きなメニューなので2日連続でもいいのです(明日は楽できる〜♪というのが本音)。

久々に肉入りのを作ろうかなと思っていたものの、「お米だけのがいい!」という娘の意見を尊重してベジタリアンバージョンになりました。「じゃ、栗いれてみようか?」というのも敢無く却下^^;
前に叔母さんが作ってくれた、栗やナッツ入りのも美味しかったんですけどね。今回のフィリングは米と野菜(くり抜いた中身、玉ねぎ、ニンニク)、ハーブ(パセリ、ミント)。前日の夜にトマト以外の野菜のくり抜き作業など、出来るところまでやっておいたので、今朝の実質作業時間は40分ほどでした。いつもこんなにテキパキしてるといいんですけどねぇ...。

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先週末の朝市では、娘にねだられてまた花ズッキーニを買ってきました。

前に行った時、10個ほどというケチくさい買い方をしたせいか(笑)今回は1/4キロ単位で売られていたので1/4キロ購入。2.5ユーロでした。

その日の昼ご飯が花ズッキーニのフリットになったのは言うまでもないですが、それに使った花は10個程度。残りは夕食用に米を詰めて煮ました。

stuffed zucchini blossoms with rice & meat
Κολοκυθοανθοί γεμιστοί με ρύζι και κιμά

以前レシピを載せた米とハーブのベジタリアンバージョンと違って、今回のは挽肉入り。ハーブはパセリだけでシンプルな味付けにしてみました。
計量はしてないので、簡単に説明だけ...

オリーブオイルで玉ねぎの微塵切りを炒め、しんなりしたら挽肉を加えてさらに炒めます。挽肉がポロポロになったら、米を加えて炒め合わせて火から下ろし、パセリの微塵切り(あれば、好みでミントかディルも)を加えて粗熱が取れるまで冷まします。煮ると薄まるので、味付けは塩をしっかり、胡椒は適度に。今回入れなかったけど、トマトピュレを少し加えてもいいです。
詰め方・煮方はベジタリアンバージョン(下記リンク参照)と同じ、煮汁は水、レモン汁、オリーブオイルです。


夕食の献立は、こんな感じになりました。
・花ズッキーニの米詰め・挽肉入り
・温かいフムスのパストゥルマのせ・パセリをたっぷり振って
赤ピーマンローストのサラダ
ギリシャ風ロメインレタスのサラダ


【関連レシピ】
花ズッキーニのハーブライス詰め

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タイトル、「結構ギロス」ぐらいにしといた方がよかったかも

pork gyros
Σπιτικός γύρος

少し前に予告した通り、ギロス(風)のレシピを紹介します。と言っても、お店直伝!とかではなく、あくまでも私のオリジナルですのであしからず。

実はあれから「もうちょっとスパイス足してみよう」とかやってたら、段々ギロスからかけ離れてきたり...シンプルな味付けが一番それらしく出来るかな?という感じで、とりあえずはこのレシピに落ち着いています。


ギロスと言えば、スブラキと並んでギリシャのファストフードの一番人気なので、ギリシャ旅行中に食べた方も多いでしょう。スヴラジディコ(スブラキ屋)やギラディコ(ギロス屋)は至る所に見られ、住宅街の中にある密かな人気店を探すのも楽しいものです。

適当な大きさの肉を重ねて太い串に刺し、逆円錐形にまとめられたものがグルグルと回って焼かれる調理法が特徴で、名前もギリシャ語で「回る」に由来します。肉はこんがり焼けたところから、長い刀のようなナイフ(最近は電動ナイフも多いですが)でシャッシャッと削ぎ落とされ、ピタパンで巻いてサンドイッチにするか皿盛りで出されます。トルコのドネルケバブや中東のシャワルマと混同されることも結構あるのですが、ギリシャではギロスもスブラキも豚肉で作られる場合がほとんどです。次いで鶏の胸肉が多く、ドネルケバブタイプのラム&牛挽肉ミックスもたまに見かけます。

食べ方はサンドイッチか皿盛りか...と上で書きましたが、何と言ってもサンドイッチがおすすめ。肉をてんこ盛り、そして他にはジャジキ・オニオンスライス・トマト・フライドポテト(店によって)が定番ですが、もちろん苦手な具は抜いてもらったりできます(※)。ふんわりとしたポケット無しのピタパンに、フィリングのコンビネーションが素晴らしく、ファストフードだなんて馬鹿に出来ない美味しさです。よーく冷えたビールと一緒にどうぞ。

※外国人相手には英語で聞いてくれるかと思いますが、一応ギリシャ語でのオーダーの仕方をちょっと書いておきます。ギロピタを頼むと「アポーラ?(Απ’όλα)」と聞かれます。全部入れてもらう場合には「ネー(はい)」、例えば玉ねぎ抜きの場合は「ホリース・クレミディ」と答えましょう。テイクアウトの場合、その場で歩きながら食べるなら「スト・ヒェリ」(言わなくても大抵はそのまま渡されますが)、持って帰りたい場合は「パケト」と言うと包んでもらえます。

※Gyrosの日本語表記はギロス、イーロス、ヒーロス、ジャイロなど見られますが、標準的なギリシャ語の発音だとギロスとイーロスの中間ぐらいです。

【関連記事】
ギリシャの夏は、ギロスにビールがおいしい!(ATLANTIDA ギリシャ便り)

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すごーく久し振りに、近所のスブラキ屋さんでギロスを買ってみました。

gyros1

ピタサンドになってるのでなく、皿ギロス1人前(メリダ)です。
お持ち帰り用容器に全てぶち込んだだけ!ですが、味はいいんですよ^^;
底にはピタ1枚を4つ切りにされたのが敷かれていて(当然、脂でギトギト)その上にギロスの肉、玉ねぎ、トマト、フライドポテト。端っこにジャジキも入ってますが、これだけでは足りないし、別にオーダーするにもこのお店のはニンニクが刻んで入ってて強烈なので、前もって作っておきました。

写真から伝わるでしょうか?ボリュームたっぷりで、ピタやサラダと一緒に食べたら3人で分けてもいいぐらいの量なんです。だからいつもメリダで頼む時は、残ったのを後でサンドイッチやチャーハンに使い回します(貧乏臭い?)。

gyros2今回の使い回しその1。ギロス丼です。
ギロスの持ち味を生かして(笑)ご飯に肉とオニオンスライス、そしてジャジキをトッピングしてみました。

この時は野菜の買い置きがなかったのですが、レタスやトマトをのせて、チリソースをかけるのも良さそうです。


gyros3使い回しその2。別バージョンのギロス丼です。
フライパンで焼いたナスを、醤油ベースの甘酸っぱいタレに浸けたのと一緒に。子供も同じメニューにしたので、私の分だけ石ラーを後がけしてあります。

後ろの皿はデザートのさくらんぼと葡萄です。さくらんぼはダークチェリーよりも、ペトロケラソ(石さくらんぼ?)と呼ばれるこのタイプが好き。葡萄は写真ではわかりにくいけど、デラウェアをもっと小粒にしたような見かけです。


使い回しその3。ギロスピザ。
gyros4

日本のデリバリーピザのメニューって楽しいですよね。こんなものまで!とびっくりするようなトッピングのがあったり。私は一般的なデリバリーピザと本格ピッツァは全くの別物だと思ってるので、本格的なものはシンプルなトッピングが、ジャンクは結構キワモノが好きだったりします。
残念ながら、こちらのピザ屋のメニューにはあまり面白いものが無いんですが、ドミノピザでギロストッピングのがありました(今でもあるのかな?)。頼んでみる機会がなかったので、おうちバージョンのを作ってみたのが上の写真です。

ふんわりタイプの生地に、トマトソース。チーズを薄く振ってから、ギロス、チーズ、玉ねぎ、ピーマンをトッピングしてあります。唐辛子もあればよかったかも?
焼き上がったら、ジャジキを添えていただきます

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前回載せた、ナスの肉&挽き割り小麦詰め。切ってみるとこんな感じです。

stuffed aubergine

さて、これはどうやってくり貫いたでしょう?


aubergineヒント:「道具を使わず」とタイトルにありますが、ヘタを切るのにナイフは使っています。でも、それだけ。後は手で出来るんですよ。

左の写真を見て、わかった方が多いと思いますが...詳しい手順は続きへどうぞ。

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