ギリシャではよく街路樹として植えられているネランジ(νεράντζι)。これは市場で普通見かける甘いオレンジではなく、ビガラードであることが多いようです。ビガラードという名前は耳慣れないですが、英語ではビターオレンジ(サワーオレンジ)、日本ではダイダイと呼ばれるもののようです。これは主に香料に使われ、花も果皮からエッセンシャルオイルやオレンジフラワーウォーターが抽出されます。初夏にこの花が満開になっている時期は、辺り一帯がまさにオレンジフラワーウォーターの香りです(当たり前ですが)。
ちなみにダイダイは、実が落ちずに翌年も木に残っている=代々から来た名前だそうです。確かにこちらの街路樹のものも去年の実がまだ結構残ってます。新しい実は現在ミカン大くらいに育っています。
実がもう少し小さい時期に、グリコを作ってみました。以前にも書きましたが、グリカ・クタリウーと呼ばれる、主に果物を濃いシロップに漬けたものです。ネランジはグリコになったのは市販品をよく見かけますが、生のものが市場に売ってるのは見たことがないので、街路樹のを収穫しました。
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ちなみにダイダイは、実が落ちずに翌年も木に残っている=代々から来た名前だそうです。確かにこちらの街路樹のものも去年の実がまだ結構残ってます。新しい実は現在ミカン大くらいに育っています。
実がもう少し小さい時期に、グリコを作ってみました。以前にも書きましたが、グリカ・クタリウーと呼ばれる、主に果物を濃いシロップに漬けたものです。ネランジはグリコになったのは市販品をよく見かけますが、生のものが市場に売ってるのは見たことがないので、街路樹のを収穫しました。
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