全くやる気が出なくて「今年の復活祭は教会に行くだけ!」なんて思ってたのに、結局、簡単なお菓子類だけは作りました。
復活祭に欠かせない菓子パンのチュレキ(ツレキ)と、クルラキァというビスケット。
チュレキには赤く染めた茹で卵を飾ることが多いのだけど、義母に貰えるのを当てにしてたら間に合わず...。自分では、個人的に気に入ってる茶色い茹で卵を、せこせこ貯めた玉ねぎの皮と一緒に茹でて作りました。
ちなみにチュレキの上にのっけて誤魔化しているのも茶色っぽく見えるけど、こちらはビーツのピクルス液に漬けて赤紫に染まった卵です。
クルラキァは基本的に輪っか型のビスケット全般を指す言葉で、種類によって呼び名は変わってきます。復活祭のはクルラキァ・パスハリナ。バターと卵の風味が優しい、クッキータイプです。成形はもちろん、お手伝い魔の娘。基本の丸(輪っか)型やねじり型を少し作って、あとはハートやお花の形を作って喜んでいました^^
_______________________________
復活祭で、私達が教会に行くのはキリストの復活を祝うクライマックスの時だけ。
今年は土曜の夜に義父母宅に行って、プレゼントを貰ったり(赤卵を貰ったのもこの時)遊んだりしてから11時半頃に近くの教会へ向いました。
教会に集まっている人々の中には子供もいっぱい。雰囲気としては、何となく日本の大晦日を思い出しますね。日本の子供達は12時までに力尽きて結局は寝てしまう割合もかなり高いと思うんですが、ギリシャの子供達は難なく起きてます
12時を回ったら、綺麗に飾ったランバーダ(ろうそく)に聖なる火を貰って持ち帰ります。義父母には食事に誘われたけど、さすがにそれは...。早い時間に食事も済ませてたことだし、早く子供達を寝かせたかったので家に急ぎました。
本当は教会へ行った後に食べるマギリツァも、掟破りのフライングです
正教徒の方には怒られそうですが、小さい子供が居るので目をつぶって下さいね^^;
実は、マギリッツァは妹が来た時に作っていたので今でもお腹いっぱい気分...復活祭用にはチキンバージョンを久々に作りました。
手羽先でスープを作って、具には砂肝・胃・レバーと葱・ロメインレタス・ディル。いつか気が向いたらちゃんとしたレシピを載せようとも思ってますが、とりあえずはイザ!のブログに載せた作り方(こちらはラムバージョン)を参考にどうぞ。
復活祭の朝ごはんは、チュレキやクルラキァに茹で卵。教会から戻った後に卵割り遊びだけはやってから寝たんですが、朝もまず卵を割りたい子供達。義母に貰った分も、ほとんど割ってしまいました。
チュレキはほんのり甘いブリオッシュのような菓子パンで、スパイスなどで独特な風味をつけてあるのが特徴です。使用するスパイス(香料※)はマフレピやマスティハに、カクレ(カルダモン)やオールスパイス、オレンジなどを入れることも。我が家では、マフレピ、マスティハ、オレンジを基本に、たまにカルダモンも入れています。
マフレピやマスティハは日本では入手困難な為、チュレキのレシピはアレンジバージョンのしか載せてなかったんですが、近いうちに普通のチュレキレシピも載せるつもりです。なかなか気が向かないということも考えられますので、気長にお待ち下さい^^;
※マスティハ:ヒオス島に自生するピスタチオの仲間の木から採れる樹液。爽やかな香りがし、リキュールや菓子、料理などの香り付けに用いられる。
マフレピ:野生チェリーの種の中の仁。粉にしてパンや菓子の風味付けに用いる。
カクレ:カルダモン。ギリシャで普通に見かけるのは皮が白く脱色されたタイプ。
復活祭の日曜日は、ラムを食べるのが伝統。必ずしも丸焼きと決まってはいなくて、切ったものをオーブン焼きにしたり、地方や家庭によってさまざまです。それにアテネのような都会では外で羊を焼くスペースもあまり無く、郊外の肉料理専門レストランでお手軽に復活祭の食事を楽しむ人も多いです。
かく言う私達もお手軽派なので、家でオーブン料理をしない時は肉料理専門レストランの沢山あるヴァリやカリヴィアの辺りまで出かけます。午後2時とか早目の時間だと混み過ぎて大変なので、遅めの出発でのんびりと...。海の方へ寄り道したりして、人が少なくなってくる4時頃を狙ってカリヴィアに到着。注文するのはいつも決まってるので、過去記事に載せたこれとかこれをご覧下さい。
帰りものんびりと...
児童公園で子供達を遊ばせた後、オリーブの林に立ち寄って野草の観察。もう日が落ちてきた頃なので暗い写真ですが、野草の花がいっぱい咲いてる今の時期は最高
一際目を惹く赤い花が美しいポピー。とりあえず歩きやすそうな所に停まったんですが、もっと沢山咲いてる場所もあちこちにあります。
青紫の花をつけた野草。何ていう名前なんでしょう?私の下手な写真では美しさが表現出来ないのが何とも残念...。
食べられる野草やハーブもいっぱい!じっくり探してはいないのですが、群生してるルッコラやカフカリスラは嫌でも目につきます。今は特に花が咲いてるので見つけやすいですよ。
これがカフカリスラの花。ハートの花弁がとっても愛らしく、好きな野草のひとつです(種の見た目は、どちらかと言うと苦手なんですが^^;)。この間、カフカリスラについて書いた記事にも花の写真を貼っておきます。
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復活祭に欠かせない菓子パンのチュレキ(ツレキ)と、クルラキァというビスケット。
チュレキには赤く染めた茹で卵を飾ることが多いのだけど、義母に貰えるのを当てにしてたら間に合わず...。自分では、個人的に気に入ってる茶色い茹で卵を、せこせこ貯めた玉ねぎの皮と一緒に茹でて作りました。
ちなみにチュレキの上にのっけて誤魔化しているのも茶色っぽく見えるけど、こちらはビーツのピクルス液に漬けて赤紫に染まった卵です。
クルラキァは基本的に輪っか型のビスケット全般を指す言葉で、種類によって呼び名は変わってきます。復活祭のはクルラキァ・パスハリナ。バターと卵の風味が優しい、クッキータイプです。成形はもちろん、お手伝い魔の娘。基本の丸(輪っか)型やねじり型を少し作って、あとはハートやお花の形を作って喜んでいました^^
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復活祭で、私達が教会に行くのはキリストの復活を祝うクライマックスの時だけ。
今年は土曜の夜に義父母宅に行って、プレゼントを貰ったり(赤卵を貰ったのもこの時)遊んだりしてから11時半頃に近くの教会へ向いました。
教会に集まっている人々の中には子供もいっぱい。雰囲気としては、何となく日本の大晦日を思い出しますね。日本の子供達は12時までに力尽きて結局は寝てしまう割合もかなり高いと思うんですが、ギリシャの子供達は難なく起きてます
12時を回ったら、綺麗に飾ったランバーダ(ろうそく)に聖なる火を貰って持ち帰ります。義父母には食事に誘われたけど、さすがにそれは...。早い時間に食事も済ませてたことだし、早く子供達を寝かせたかったので家に急ぎました。
本当は教会へ行った後に食べるマギリツァも、掟破りのフライングです
正教徒の方には怒られそうですが、小さい子供が居るので目をつぶって下さいね^^;
実は、マギリッツァは妹が来た時に作っていたので今でもお腹いっぱい気分...復活祭用にはチキンバージョンを久々に作りました。
手羽先でスープを作って、具には砂肝・胃・レバーと葱・ロメインレタス・ディル。いつか気が向いたらちゃんとしたレシピを載せようとも思ってますが、とりあえずはイザ!のブログに載せた作り方(こちらはラムバージョン)を参考にどうぞ。
復活祭の朝ごはんは、チュレキやクルラキァに茹で卵。教会から戻った後に卵割り遊びだけはやってから寝たんですが、朝もまず卵を割りたい子供達。義母に貰った分も、ほとんど割ってしまいました。
チュレキはほんのり甘いブリオッシュのような菓子パンで、スパイスなどで独特な風味をつけてあるのが特徴です。使用するスパイス(香料※)はマフレピやマスティハに、カクレ(カルダモン)やオールスパイス、オレンジなどを入れることも。我が家では、マフレピ、マスティハ、オレンジを基本に、たまにカルダモンも入れています。
マフレピやマスティハは日本では入手困難な為、チュレキのレシピはアレンジバージョンのしか載せてなかったんですが、近いうちに普通のチュレキレシピも載せるつもりです。なかなか気が向かないということも考えられますので、気長にお待ち下さい^^;
※マスティハ:ヒオス島に自生するピスタチオの仲間の木から採れる樹液。爽やかな香りがし、リキュールや菓子、料理などの香り付けに用いられる。
マフレピ:野生チェリーの種の中の仁。粉にしてパンや菓子の風味付けに用いる。
カクレ:カルダモン。ギリシャで普通に見かけるのは皮が白く脱色されたタイプ。
手作りおやつとパン |
復活祭の日曜日は、ラムを食べるのが伝統。必ずしも丸焼きと決まってはいなくて、切ったものをオーブン焼きにしたり、地方や家庭によってさまざまです。それにアテネのような都会では外で羊を焼くスペースもあまり無く、郊外の肉料理専門レストランでお手軽に復活祭の食事を楽しむ人も多いです。
かく言う私達もお手軽派なので、家でオーブン料理をしない時は肉料理専門レストランの沢山あるヴァリやカリヴィアの辺りまで出かけます。午後2時とか早目の時間だと混み過ぎて大変なので、遅めの出発でのんびりと...。海の方へ寄り道したりして、人が少なくなってくる4時頃を狙ってカリヴィアに到着。注文するのはいつも決まってるので、過去記事に載せたこれとかこれをご覧下さい。
帰りものんびりと...
児童公園で子供達を遊ばせた後、オリーブの林に立ち寄って野草の観察。もう日が落ちてきた頃なので暗い写真ですが、野草の花がいっぱい咲いてる今の時期は最高
一際目を惹く赤い花が美しいポピー。とりあえず歩きやすそうな所に停まったんですが、もっと沢山咲いてる場所もあちこちにあります。
青紫の花をつけた野草。何ていう名前なんでしょう?私の下手な写真では美しさが表現出来ないのが何とも残念...。
食べられる野草やハーブもいっぱい!じっくり探してはいないのですが、群生してるルッコラやカフカリスラは嫌でも目につきます。今は特に花が咲いてるので見つけやすいですよ。
これがカフカリスラの花。ハートの花弁がとっても愛らしく、好きな野草のひとつです(種の見た目は、どちらかと言うと苦手なんですが^^;)。この間、カフカリスラについて書いた記事にも花の写真を貼っておきます。
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