ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

カテゴリ: お知らせ・その他の話題

「オレンジページの学校」のオンライン料理講座、一昨日開催でした。

2026.05.21
写真は講座で作った料理(青菜とトマトのは急遽増やした1品)。思ったよりかなり多くの方が参加してくださったようで、どうもありがとうございます。ライブ配信は初めてのことで、いろいろ心配でしたが、時間内に仕上げることができました。

ただ、今回の講座のテーマだった「イカリア島の長寿の秘訣やライフスタイル」についてはあまりお話しできなかったなぁというのが反省点。この記事で少し補足もしておこうかと思います。

イカリア島は北エーゲ海の小さな島で、その名前はギリシャ神話の登場人物イカロスに由来します。100歳以上の長寿人口が多い地域「ブルーゾーン」に挙げられたことから注目され、世界中から多くの人が訪れるようになりました。

以下の項目が、イカリア島の特徴として挙げられます。

・野菜・豆・穀物が中心の質素な食生活
・自家菜園を持ち、自給自足に近い
・動物性の食品は主に山羊肉や魚介類など
・ハーブをお茶として飲んだり料理によく使う
・家族や友人とテーブルを囲むのが日常
・労働や徒歩移動が日々の運動となる
・小さな島ながら、水資源に恵まれている
・島ならではの環境によるリラクゼーション効果
・コミュニティの団結力はあるが、個人主義なのでストレスが少ない
・時間や義務に縛られない
・平等であることを重んじ、欲があまりない

食生活の面ではギリシャの他の島々や田舎のそれとあまり変わらず、「地中海式ダイエット」の基となったクレタ島も健康的な食生活で知られますが、クレタ島は大きな島で食料も豊富な分、肉や動物性脂肪の摂取はイカリア島より多そうです。

人々の気質に関しては、もしその通りならかなり独特だと思うので、重要ポイントのような気がします。

興味深いのが、海賊の襲撃を避けるため、イカリア島の住民は数世紀に渡って隠れて生活していたという話。エーゲ海では古代から近代に至るまで海賊が見られ、多くの島々では内陸部に集落を作ったり、要塞を築いて対策していました。一方イカリア島では、多くの人々は島の中でも特に山がちでアクセスの悪い場所に住むことを選び、大きな岩や鬱蒼と茂る木々でカモフラージュされた小さな家を建てました。そのような家は海からは目視することができず、煙を出したりという生活の気配も極力消してひっそりと暮らしていたため、イカリア島は無人島だと思われていた時代もあったそう。

そんなイカリア島も近代化やツーリズムの波に吞まれ、島民の食生活やライフスタイル、気質も変わってきていそうです。そもそもブルーゾーンの研究結果がどれぐらい信用できるものかはわかりませんし、何をすれば・しなければ健康で長生きできるという確証もないですが、豊かな人生を送るヒントになりそうです。

オレンジページの学校さまにお誘いいただき、来月料理講座を開催することになりました。

2026.04.12 soufiko
ブルーゾーンに認定され、「長寿の島」として知られるイカリア島。
そこに暮らす人びとの健康の秘訣などお話ししながら、野菜たっぷりのヘルシーな郷土料理を作ります。




登録するだけで参加できる無料の講座です。
詳しい内容は上記リンクをご覧ください。

2026.04.05 kolokasi salata

※コロカシ(タロイモ)の料理もぜひにとのことでメニューに入れてますが、時期的に売ってなさそうなので里芋で実演することになりそうです。タロイモと里芋は同属の植物で、塊茎(芋の部分)のサイズや見た目などが違うものの、味は似ています。

新刊「おうちでギリシャ居酒屋」先週発売されました!そして、ちょうど同じ頃に私のところにも届きました〜

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ご購入のお知らせや、早速レシピをお試しいただいたというお知らせも沢山......どうもありがとうございます!今までに出した本全てを揃えてくださってる方も結構おられて感激です。

先月noteに掲載したお知らせ記事で、ざっくりと内容紹介をしてますので、こちらもよろしければご覧くださいね。



上の記事内に盛りつけ例の写真も載せていますが、小皿のメゼを沢山並べたり、逆にワンプレートにいろんな種類のメゼを盛っても楽しいです。

ワンプレートに盛りつけるのは、ギリシャでは“ピキリア”と呼ばれます。
簡素なものだと市販のハムやチーズ類、オリーブなどだけだったり、もうちょっと凝ったものだとミートボール、ミニパイ、ドルマダキァ(葡萄の葉の米詰め)やマリネなど入ってたりします。

2024.12.21 pikiria
こちらの写真のピキリアの内容は、フォークのところから時計回りに、以下の通りです。

・ギリシャ風ポテトサラダ(p.50)
・レンズ豆サラダ(p.51)
・小いわしのマリネ(p.71)
・ムール貝の炒めマリネ(p.75)
・フェンネルのケフテデス(p.36)
・田舎風ソーセージ(p.81)
・ゆで卵のおつまみ(p.14)
・とりあえずのきゅうり(p.12)
・塩漬け黒オリーブ(市販品。これはクレタ島の小粒オリーブです)


※レンズ豆サラダはスモークにしん添えでご紹介していますが、豆サラダだけでも、このピキリアのように他の魚マリネなどとあわせても。サラダは他の豆で作ってもよく、私は黒目豆で作るのも好きです。

※液体に漬かってない塩漬け黒オリーブは、日本では「ギリシャ風」と記載して売られてたりします。ギリシャのオリーブでは、カラマタオリーブも食べやすくおすすめ。こちらはビネガー入りの塩水に漬けてあり、さっぱりとした味わいです。


上の例以外にも、ぜひお好きな組み合わせで自由に楽しんでくださいね。
読者の皆さんが作った「おうちメゼ」も、見せていただけると嬉しいです(インスタなどに投稿される場合、タグ付けしてくだされば見に行きます)。

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一部SNSではすでに告知していましたが、ギリシャのおつまみ本が来月発売されます!

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お酒を飲む人はもちろん、飲まない方にも「居酒屋メニュー」や「小皿料理」って魅力的ではないでしょうか?

西洋料理で居酒屋のおつまみに似たものは、スペインのタパスやピンチョスなど思い浮かべる方も多いでしょう。
ギリシャを含め、東地中海の辺りでは「メゼ」と呼ばれるものが居酒屋メニューのような感じです。

国や文化によってそれぞれ違いはあれど、お酒のお供に控えめな量で出されいろんな味を楽しむことができたり、親しい人と過ごす楽しい時間やひとりのリラックスタイムをさらに素敵なものにしてくれる、そんな料理や食べ物たち。


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ギリシャのメゼも、小皿料理やおつまみという風に訳される場合が多いのですが、実際のところそう呼ぶにはいささかボリュームのありすぎる量で出てきたりも。明確な定義がちょっと難しいものだけど、逆に言えば自由度も高いような気がします。


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本書ではギリシャの居酒屋的なお店で出てくる定番料理から、メゼとして食べたい郷土料理、他の国の料理をギリシャ風にした料理など……なるべく手に入りやすい材料で、難しいテクニックを必要とせず、比較的短時間で作れるレシピを80品ご紹介します。ちょっと時間がかかる料理も実際の作業時間はそんなにかからないので、休日などゆっくりできる時にお試しください。

また、ギリシャの居酒屋のイメージも掴んでいただけるよう、コラムもいくつか掲載しています。もし実際に体験してみたくなった方は、ぜひギリシャへいらしてくださいね。

発売は3月12日頃の予定。オンライン書店や全国の書店に置いていただけるはずですが、予約してくださると関心度も高いということで、ギリシャ料理普及活動の応援になります。



掲載している料理やそれにまつわるエピソードなどもブログでご紹介していこうと予定していますので、どうぞよろしくお願いします。


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長い夏休みもあっという間に終わり、ギリシャの学校は今週から新年度がスタートしました。

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シミ島のサマーハウスにて、オリーブの新漬けシーズンを想う…

ブログの方はレシピ本の増補新装版発売のお知らせから間が開いてしまいましたが、今月初めにちょっとバカンスに出かけたり、そのあとは子供の学校の準備やら家のことでバタバタしていました。

旅行の記事はここ何年か書こうと思いつつ後回しにしすぎてタイミングを逃すというパターンなので、今年は(未訪の場所にも行かなかったし代わり映えしないものの)ちゃんと載せたいなと思っています。

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最近のあれこれ……

旅行中はベランダに置いてる植物を原始的な自動水遣りシステムにつないでいくんですが、ちゃんと機能してるかが心配。帰宅すると2番目に確認するのが植物の安否です。

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今回は、若干萎れてるのもあったけど全部無事でした。
8月初めに買ってすぐどんどん葉を落としてたバジルも微妙に復活しててよかった〜!
外で冬越しはできないし、屋内に取り込んでもまた葉が全部落ちてしまいそうなので水挿しで次世代を育てる計画。ちょっと根っこが出てきたら土に植え替えます。

水挿しするのにいい大きさの容器はないかな?と、戸棚を漁ってたら出てきたグラスがなかなか可愛いという発見。うちは義理家族から譲り受けたレトロな食器などがいろいろあるのです。


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気分が上がる、新しい道具も。
2020年の年の瀬にフードプロセッサーが壊れてからずっとバーミックスでしのいできたのですが、先月やっと買い替えました。
ブレンダーとミルが付いてるのが欲しかったので満足。夏休みが終わって料理や保存食作り熱も再燃中、やっぱりちゃんとした道具があると作業がはかどります。


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相変わらずのドタバタな毎日だけど、また料理を楽しむ余裕が出てきたかも?
オクラのヘタをむいたりだとか、地道な単純作業って瞑想のようなものなので、頭の中の整理ができたりいいアイデアが浮かんだりするんですよね。


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