ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

カテゴリ: レストラン・お店

ブログネタ
なに食べた? に参加中!
クックで知り合ったmocataroさんの旅行記を読んでたら、どうしてもチェコ料理が食べたくなりました。
しつこく食べたいビームを発してたら、先月の終わりに友人夫婦と食事をすることになったので、ちゃっかりとチェコレストランをおすすめしちゃいました。

アテネにも東欧系のレストランは結構あるのですが、私達が昔から行ってるのは近くのBOHMIAというチェコレストラン。ちなみにこれは「ヴォイミア」と読みますが、御想像の通りボヘミアという意味です。

前回行ったのは、もう2年ぐらい前だったような?でも全く変わってませんでした。

2005.12.30a
















続きを読む

ブログネタ
ギリシャ に参加中!
kempinski hotel nikopolisシミ島でのバカンスから戻り、一週間後に出かけた北ギリシャの旅。いつものごとく、SPYの出張に便乗しての旅行だったので観光も満足に出来ませんでしたが、私も一応は毎回目的を持って挑んでいます。

その話は後にして、まずはホテルでリラックスしましょう。以前は街の中心にあるホテルによく泊まってたのですが、郊外にケンピンスキーが出来てからは、いつもここです。インテリアもすっきりしてて、とても快適〜。


church

滞在した数日間はテッサロニキの街をブラブラ散歩したり、特に何もしなかったんですが、教会を見てるだけでも楽しかったです。教会巡りも、もっと気を入れてすると有意義なんでしょうけど...。

歩き疲れたら、テルケンリスでお茶をして一休み。ここはツレキ(ブリオッシュに少し似た、ほんのり甘いパン)のバリエーションがすごいです。トリゴナ(三角形のフィロ生地パイにカスタードが入ったもの)も、カスタードが軽めで美味しいですよ。

さてさて、出だしでちょっと触れた「目的」ですが、そこはもちろん私のこと、食の巡礼です。

尊敬する料理研究家、ポーラ・ウルファートが著書 The Cooking of the Eastern Mediterranean: 215 Healthy, Vibrant, and Inspired Recipesで紹介してる「隠れた肉」を是非探し出したいと、ずっと思っていました。これは有名なギリシャ料理であるクレフティコのバリエーションなんですが、一般的には紙包み焼きだったりテラコッタの容器で作られる肉料理のことです。

渋るSPYを説得して、そのレストランがあるというホルティアティスへ向かいました。テッサロニキの街からパノラマを通り、山道をひたすら走ります。これと言って見所もなさそうなその村に...ありました!

その店の名前はクリマタリア。平日だったせいか、人っ子一人いません。閉まってるのかな...?と、覗いていると、オーナーが出て来て迎えてくれました。

そして...

klephtiko

もちろん、私がオーダーしたのはクレフティコ。ここのは腸詰めになってるのがミソなんですが、食べるのに夢中で断面写真撮り忘れた...。ただのソーセージにしか見えませんね(大反省)次回はちゃんと写真撮ります。

小さく切った豚肉に塩やスパイスをもみ込んだものや、赤ピーマンなどが入ってるんですが、詳しい作り方はもちろん企業秘密です。

適度にスパイスの利いた柔らかい肉は味わい深く、とっても美味しかったです。あぁ、また食べたい...。

pikantiki salata

これはテッサロニキ辺りではスタンダードなサラダで、ピカンティキ・サラタとかサラタ・ポリティキと呼ばれるものです。主な材料はキャベツ、ニンジン、セロリの葉で、店によっては唐辛子がきいてたり、ピクルスが入ってたりします。SPYのお気に入りなので、どこに行ってもこのサラダばっかりでした^_^;

この辺りの名物、ジゲロサルマデスという内臓料理もメニューにあったのですが、次回はこれも食べてみたいなぁ...。


”KLIMATARIA”
Hortiatis、Thessaloniki
tel.349257

ブログネタ
ギリシャ に参加中!
kempinski hotel nikopolisシミ島でのバカンスから戻り、一週間後に出かけた北ギリシャの旅。いつものごとく、SPYの出張に便乗しての旅行だったので観光も満足に出来ませんでしたが、私も一応は毎回目的を持って挑んでいます。

その話は後にして、まずはホテルでリラックスしましょう。以前は街の中心にあるホテルによく泊まってたのですが、郊外にケンピンスキーが出来てからは、いつもここです。インテリアもすっきりしてて、とても快適〜。


church

滞在した数日間はテッサロニキの街をブラブラ散歩したり、特に何もしなかったんですが、教会を見てるだけでも楽しかったです。教会巡りも、もっと気を入れてすると有意義なんでしょうけど...。

歩き疲れたら、テルケンリスでお茶をして一休み。ここはツレキ(ブリオッシュに少し似た、ほんのり甘いパン)のバリエーションがすごいです。トリゴナ(三角形のフィロ生地パイにカスタードが入ったもの)も、カスタードが軽めで美味しいですよ。

さてさて、出だしでちょっと触れた「目的」ですが、そこはもちろん私のこと、食の巡礼です。

尊敬する料理研究家、ポーラ・ウルファートが著書 The Cooking of the Eastern Mediterranean: 215 Healthy, Vibrant, and Inspired Recipesで紹介してる「隠れた肉」を是非探し出したいと、ずっと思っていました。これは有名なギリシャ料理であるクレフティコのバリエーションなんですが、一般的には紙包み焼きだったりテラコッタの容器で作られる肉料理のことです。

渋るSPYを説得して、そのレストランがあるというホルティアティスへ向かいました。テッサロニキの街からパノラマを通り、山道をひたすら走ります。これと言って見所もなさそうなその村に...ありました!

その店の名前はクリマタリア。平日だったせいか、人っ子一人いません。閉まってるのかな...?と、覗いていると、オーナーが出て来て迎えてくれました。

そして...

klephtiko

もちろん、私がオーダーしたのはクレフティコ。ここのは腸詰めになってるのがミソなんですが、食べるのに夢中で断面写真撮り忘れた...。ただのソーセージにしか見えませんね(大反省)次回はちゃんと写真撮ります。

小さく切った豚肉に塩やスパイスをもみ込んだものや、赤ピーマンなどが入ってるんですが、詳しい作り方はもちろん企業秘密です。

適度にスパイスの利いた柔らかい肉は味わい深く、とっても美味しかったです。あぁ、また食べたい...。

pikantiki salata

これはテッサロニキ辺りではスタンダードなサラダで、ピカンティキ・サラタとかサラタ・ポリティキと呼ばれるものです。主な材料はキャベツ、ニンジン、セロリの葉で、店によっては唐辛子がきいてたり、ピクルスが入ってたりします。SPYのお気に入りなので、どこに行ってもこのサラダばっかりでした^_^;

この辺りの名物、ジゲロサルマデスという内臓料理もメニューにあったのですが、次回はこれも食べてみたいなぁ...。


”KLIMATARIA”
Hortiatis、Thessaloniki
tel.349257

ブログネタ
ギリシャ に参加中!
シミ島を後にし、ロドス島へ到着した私達。今回はここで滞在する予定はなく、飛行機でそのままアテネへ戻ります。

でもその前のお楽しみがサケラリスのスブラキ...のはずだったのに、閉まってました。仕方がないので別の店へ行くことに。

荷物を抱え、住宅街をテクテク歩いてたどり着いたのはト・アグリノです。アグリノとは、キプロスにいる幻の山羊...だったかな?メニューに書いてあったんですが、忘れてしまいました。

ここで食べられるのはその山羊ではなく、スタンダードなキプロス料理です。私達が注文したのも、あくまでもスタンダードにシェフタリアクーペス。他にはアフェリア(豚肉の赤ワイン&コリアンダー煮込み)などもあったように記憶しています。

koupes

スターターに頼んだクーペス。これは中東のキベの親戚のようなもので、プリグリ(ブルグル、挽き割り小麦)を軽く潰して作った生地で挽肉のフィリングを包んで揚げたものです。プリグリの皮も厚めでキベのような洗練度はないですが、レモンをたっぷり絞って食べるとなかなかいけます。

sheftalia

これがシェフタリア。一応ソーセージの一種ですが、腸詰めにしたのではなく、網脂で包んであるのが特徴です。ソーセージと言うよりビフテキ(ギリシャのハンバーグ?)に近い感じ。これはプレートですが、ピタで巻いたのもあります。
夫が頼んだポークのスブラキも、ジューシーで美味しかったです。

roditiki pita

食事と一緒に食べるピタはキプロス風とロドス風があります。キプロス風は、多分ギリシャ以外では一般的にピタと呼ばれるポケットパンです。
ちょっと話は逸れますが、ギリシャではピタという言葉はパイなども含み、かなり広い意味なのです。スブラキやギロスでお馴染みの、ふんわりとしたポケットなしのはピタ・ヤ・スヴラキ(スブラキ用ピタ)、ポケットタイプで円形のものはアラヴィキ・ピタ(アラブのピタ)、同じくポケットタイプで楕円形のものがキプリアキ・ピタ(キプロスのピタ)と呼ばれるようです。

私達が注文したのはロドス風ピタ(※)。これは上に書いたどのタイプとも違うユニークなもので、インドのパラタ(フィリング無しのもの)に近いかな?油脂が結構入ってて、微妙にパイっぽいです。

ピタも沢山食べてお腹いっぱい!この後はSPYの兵役時代の友人と会ってお茶をして、楽しかったヴァカンスは終了しました。

"TO AGRINO"(Το Αγρινό)
37 K.Tsaldari Street, Rhodes
Tel.22410-31111

※2008年に再び行ったのですが、ロドス風ピタはなくなっていて(あれは、何だったんだろう...?)代わりにキプロス風ピタとギリシャ風ピタになっていました。

ブログネタ
ギリシャ に参加中!
シミ島のレストランシリーズ第二弾です。

Haritomeni 1

今回は、ハリトメニというレストランに行ってみました。ここは何と言っても眺めがいいです。テラスの端のテーブルからは、このような景色が楽しめます。

メニューはバリエーション豊かで、結構迷ってしまいました。島の山羊のグリル、シーフード、煮込み料理などなど、惹かれるものがいっぱい。私が気になってた、ホフリオアロ(海のカタツムリ)、スピニアロ(貝類などを海水で保存したもの)、フスケス(ナマコ)などもメニューに載ってます。

でも、残念なことにこれらは今回の旅では食べられませんでした。店の人いわく、

「ハイシーズンに来るギリシャ人はみんなこれを食べたがるんだよね。でも今の時期はもう小さいのしか残ってないし、入手はかなり難しいよ」

今度はもっと早く来れればいいな〜。

Haritomeni 2

結局私達が食べたのは、ホリアティキ・サラタ(グリークサラダ)、野菜のパイ、ケフテデス(ミートボール)、チキンとオクラの煮込み...と、結構無難なものばかりになってしまいました。

このミートボール、味付けは美味しかったんですが、挽き肉の質がかなり悪かったです。SPYは激しく後悔してました。彼はこういうのにはすごく敏感なのです。

実は旅行前に、シミ島のことを書かれた本を見せてあげてたのですが、それには昔の島の様子、そして当時の肉屋のひどい様子などが書かれています。「砕けた骨などの混入している」挽き肉でミートボールを作る描写なんかをSPYも読んでいたんだけど、ちょっと油断してしまったんでしょうね。

Haritomeni 3

私が食べたチキンとオクラの煮込みは美味しかったです。これはギリシャではスタンダードな料理で、こんな風に鍋で煮てもオーブンで焼いても美味しいです。

※ハリトメニへは、港の端にあるガソリンスタンド(バスがホリオ方面に登っていく方面)の上の道を登って行くとたどり着けます。斜面に立っているので、港からもテラスが見えるからすぐわかると思います。
海側の席に座って景色も楽しみたいなら、早い時間に行くか、ハイシーズンには特に予約をすることをおすすめします。

“HARITOMENI ”
Tel. 22460-71686

↑このページのトップヘ