ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

カテゴリ: レストラン・お店

私に影響され、今では私以上にケバブやスブラキが大好きになった夫。最近またケバブな気分になったのか、先週は二回食べに行きました。

ギリシャでは、もうひと頑張り欲しいな〜って感じのケバブ屋さんが多いのですが、今回紹介するお店は結構いけます。パレオ・ファリロのEDI’S(エディーズ)というレストランです。

まずは前菜から。ウェイターが大きなトレイにいろいろ盛って運んでくるので、好きなのを選びます。いつも食べるのはエズメ(サルサのようなサラダ)、あとはその時の気分でいろいろ。ただここは前菜関係はイマイチなんです。グリファダのテセラ・アステリアの方が美味しい。

ラフマジュンも外せません。添えられてる野菜を巻いて、パクッ。

edi's 1


メインは、夫はいつもアダナ・ケバブ(唐辛子が入ったもの)。彼はあまり冒険をしません。他のレストランでも注文するものは大抵決まってます。

adanaali nazik

私はいろいろ試したいタイプ。あれもこれも...と、迷ってしまいます。この時食べたのはアリ・ナジクというもので、ナスやニンニクの入ったヨーグルトソースの上に小さく切ったラムを乗せたもの。これと同じようなもので、ヨーグルトソースの代わりにフムス(ひよこ豆のディップ)にケバブが乗ってるのも好きで、家でもたまに作ります。

これはチキンウィング。もうちょっとスパイシーだといいなぁ...。

chicken wings

書いてたら、またまたケバブな気分になってきました。今度は何を食べようかな?

“EDI’S”
103-105 Zisimopoulou, Palaio Faliro
Tel. 210-9848283

※その後、このお店は閉店したようです。

barba lazaros1土曜〜月曜までの3連休、私達にしては珍しく外食続きでした。とは言え、お目当ての店はどこも閉まっていたので、普段は行かないレストランばかりになってしまいました。

土曜に行ったのはキフィシアの「ト・クトゥキ」。本当はスブラキを食べようと思って出かけたんだけど、閉まってました。こちらはごく普通のタベルナで、チープなギリシャ料理が食べられます。写真は無し。

barba lazaros2日曜はパレオ・ファリロの「バルバ・ラザロス」へ流れ着きました。こちらは微妙に洗練されたギリシャ料理を出してるレストランです。

今回食べたのはビーツのサラダ、ホルトピタ(青菜のパイ)、パストゥルマのペイニルリ(ボート型のパン)、ムール貝のサガナキ、スブラキです。ホルトピタはなかなか美味しいのですが、自家製ではないようです。他のレストランで食べたのと全く同じでした。ペイニルリも然り。サガナキはハーブがきつ過ぎで、もちろん冷凍のムール貝使用でした。

全体的に可もなく不可もなく...と言った感じですが、サービスはちゃんとしてて好感が持てました。

barba lazaros3サービスで出てきたカリドピタ(胡桃ケーキ)とアイスクリーム。実はこれが一番嬉しかったりして。お腹いっぱいだったのに、しっかり平らげてしまいました。

"Barba Lazaros"
24A Zisimopoulou,Palaio Fariro
Tel:210-9403-003

Kohylia

こういうのも、たまにはいいかと思って...。

土曜日に、子供を海で遊ばせるのも兼ねて行ってきました。今回行ったのはラゴニシ、相方SPYが子供の頃よく泳ぎに行ってた場所です。ラゴニシはスニオンへ行く途中にあるリゾート地です。ビーチの入場料は、この辺ではかなり高いうちに入ります。

もっとアテネに近いヴーラのビーチでは、住民はタダで泳げるのでそちらへ行けばいいんですが、たまにはホテルのレストランでディナーを...ということになったので、敢えてビーチもわざわざ高い所へ行ってみました。

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b34ac1f1.JPG前にスブラキについてちょっと書いたので、ギロスについても触れておこうかと思います。

ギリシャを訪れる人はほとんどみんな、これを気に入りますね。トルコのも有名だけど、ギリシャのギロスとの違いは肉やパンの種類です。トルコへは行った事がないのですが、あちらのはきつね色でふんわり焼けた平たいパン(よく見るピタよりも厚いもの)だったような...。ギリシャのは揚げ焼きっぽいパン(半焼きのを、食べる前にもう一度焼きます)で、ポケットなしです。これがまたすごく美味しいんです。

トルコで使われる肉はやはり羊でしょうか?ギリシャでは豚が一番多く、次に人気なのが鶏肉です。羊肉のは牛とミックスになってることが多いですが、あまり見かけません。

写真のギロスはうちの近所、イポクラトゥス通りのT'Agrafaというお店のです。いろんな店のを食べたけど、ここはその中でもかなりレベルが高いです。肉たっぷりで、ボリューム満点。この写真を撮った時は、開店間もなかったので焼きが甘かったのが残念。あまり美味しそうには写ってないけど、こんがり焼けてる時はもう...これに冷たいビールがあれば最高です。

こういうB級グルメ(と言っては失礼かも?)も実はかなり好きなので、また取り上げようと思います。

filippou1コロナキのライキについて書いた時にちょっと触れましたが、朝ここの前を通るとランチの準備をしてるいい匂いが漂って来ます。ライキに行くたびに誘惑が...でも抜け駆けするのは悪いので、先週の金曜に家族揃ってランチをしてきました。前回ここに来たのはアテネオリンピック開催中だったから、かなり久し振りです。

ここではスタンダードなギリシャ料理が食べられます。メニューには沢山の料理が載ってますが、実際あるのはその一部なので、あまり当てにはなりません。口頭でその日のメニューを言ってもらいます。

ギリシャのレストランではメニューがない所が多いです。キッチンに行って料理を見せてもらったり、ウェイターが大きなトレイに前菜をいっぱい並ベて持って来た中から選んだりということもよくあります。上にも書いたように、どんな料理があるのか言ってもらうことも多いですが、それだと「あと何があったっけ?」と忘れてしまうこともよくあるので困ります。だからいつも必死で聞いてます。

filippou2この時のウェイターはボソボソした話し方で、メニューがよく聞き取れませんでした。時間が結構遅かったので、少ないメニューの中でもめぼしい物はあまり残ってなかったのが残念です。ひよこ豆のスープ、茹でたブリタ(アマランスの葉)、フライドポテト、ポークフィレのグリル、スパゲッティ・ミートソースを注文しました。

豆のスープはよく煮込まれていて、トロトロでおいしいです。これに野菜も食べたら結構お腹がいっぱいになってしまいました。普通はこれだけでちゃんとした食事です。ウェイターもそれが心配だったのか、「スパゲッティはどうしますか?」と確認に来ました。「もちろん、いただきます。」

見ての通り、ギリシャのスパゲッティはアルデンテなど完全に無視したもので、悪評が高いのですが私は結構好きです。なんか、子供の頃レストランで食べたスパゲッティを思い出して懐かしい〜。子供も豆やスパゲッティが好きなのでパクパク食べてました。夫が注文したポークフィレも、シンプルに焼いただけですがおいしかったです。


"FILIPPOU"
19 Xenokratous,Kolonaki,Athens
Tel.210-721-6390

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