ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

カテゴリ: レストラン・お店

yufka & loukoumi日本へ持って行くお土産で、外せないものはいろいろあるのですが、バクラバもそのひとつです。これはやっぱりトルコ系のお店がおいしいように思います。羊乳のバターを使ってる所が多く、風味がいいのです。

今から買いに行くのも面倒だなぁと思いつつ、重い腰を上げてシンダグマまで買いに行って来ました。ニキス通りに有名な「カラキョイ・ギュリュオグル」というお店があります。ここではいつもお菓子しか買わないので気付かなかったんですが、ユフカ(薄焼きパンのようなもの)も売ってるのを発見し、1パック買いました。これはパイなどに使います。他に買ったのはピスタチオのルクミ。英語でターキッシュ・ディライトと呼ばれるものです。そしてもちろんバクラバも。今回は他にもいっぱいお土産を買ったのでチョコレートのバクラバのみ500g買いました。

日も落ちてたので、散歩がてらに家まで歩いて帰りました。疲れたのでうちの近所、アスクリピウー通りのザハロプラスティオン「トリアノン」に寄って、レモンのグラニータを食べました。ここのは素材の味を生かした感じでおいしいのです。

voliotiko tsipouradikoこの間からチプロ(グラッパに似た蒸留酒)の話をしていたら、ヴォロスのチプラディコに行きたくなりました。チプラディコとは、チプロとメゼ(おつまみ)を出す、日本で言うと居酒屋兼レストランのようなものです。こういったお店には他にもウゼリ、ウザディコ、メゼドポリオンがありますが、どれも同じようなものです。ヴォロスはこのチプラディコが有名で、港の周辺にもずらりと並んでいます。

ヴォロスまでは車で何時間もかかるので、アテネにあるチプラディコでヴォロス気分を味わうことにしました。今回行ったのはガラチ地区にある「ヴォリオティコ・チプラディコ」。少し前にここで紹介したチチラヴラも、この店で食べることができます。チチラヴラは4ユーロで、皿にたっぷり盛られて出てきます。塩漬けにしたものにオイルとヴィネガーがかけられていて、酸っぱいですがおいしいです。

voliotiko tsipouradiko2他にはコンスタンティノープル風キャベツサラダ、揚げチーズパイ、タコの炭火焼き、蒸したムール貝、ポークフィレのグリルにチプロのミニボトル2本とビール中瓶1本を注文して40ユーロぐらいでした。チプロはアニス風味のと普通のとで選べます。アニス風味のチプロとウゾで、どういう違いがあるのでしょう?また調べてみようと思います。
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mesogaiaクレタ島出身のアンドゥルラキスさんが営む、プラカの端っこの方にある素敵なお店。瓶詰めのジャムやメゼ、パスタやラスクなどの乾物をはじめ、ワイン、チーズ、その他乳製品なども充実した品揃えです。

全国から集められたチーズの中にもクレタ島のものが多く、グラヴィエラやミジスラはフレッシュなものから熟成されたものまで何種類もあります。クレタ島ではミジスラチーズを使ったカリツゥニァというパイが有名ですが、ここでは甘いタイプのを売っています。これは1個80セント。チーズケーキの遠い親戚のような、素朴なお菓子ですが、上に振られたシナモンの香りもいいアクセントになっておいしいです。
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gnision esti1スタディウー通りから少し横道に入ったところに「グニシオン・エスティ」という小さなお店があります。狭い店内にはギリシャ各地から集められた特産品がぎっしり並べられていて、見ているだけでも楽しいです。

店番をしているのはオーナーのアニーさんとその息子のニックさんです。二人共スローフードのことになると、とても熱く語ってしまうようで、味見をさせてくれたりいろいろ説明してくれたりします。こう書くと商品を売る為にいろいろ薦めているようですが、ニックさんは「この店はスーパーマーケットじゃないんだから、一度にいろいろ買ってもらおうとは思わない。むしろ何かひとつだけ買ってくれて、それを味わったらまた別の商品を試してくれる方がうれしい」と言います。
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souvlaki tou hasapi2スブラキというと、ピタで巻いたものを思い浮かべるでしょうか?普通のパンのみしか置いてないところが結構あります。シンダグマ方面に行くと寄ってしまうのが、アポロノス通りにある「スブラキ・トゥ・ハサピ」。おじさん連中がよく立ち食いしてる、小さなお店です。ここのスブラキは、味付けがしっかりしてて好きなのです。続きを読む

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