ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

カテゴリ: おすすめ食品・食材

5月と言えば、ぶどうの若葉の季節。ぶどうの葉はギリシャ料理「ドルマデス(ドルマダキァ)」に欠かせない食材です。

2020.05.07 dolmadakia

ドルマデスはギリシャのガイドブックでも必ず紹介されている料理のひとつですが、葉っぱの柔らかさがかなり大事なんですよね。硬いとおいしさ半減。旬の生葉を使って作ると風味も食感もいいです。


2020.05.07 dolmadakia2

今週はやっと市場で葉っぱを買ってきたので、毎年最初はこれと決めているヤランジ(肉なし)と、肉入りでアヴゴレモノソース仕立て(一番上の画像)の2種類を作りました。うちは私と長女しかアヴゴレモノ(卵レモン)ソースを食べないので、これを作るのはかなり久しぶり。


2020.05.06 vine leaves

まずは1枚1枚葉っぱに虫などが挟まってないかチェックして洗ってから、軽く下茹でします。


日本で買えるのはこういう瓶詰めのだと思いますが、メーカーによっては少し硬かったりするのでその場合は下茹で時間を長くします。※画像はアマゾンリンクです。


2020.05.07 dolmadakia3

肉入りドルマデスのフィリングです。


2020.05.07 dolmadakia4

どんどん巻いていきます。うちでいつも作っている肉入りのはとても小さく巻くので時間がかかりますが、これは普通サイズなので楽々。


2020.05.07 dolmadakia5

今回は2種類同時に作るのと、コンロの温度調節がきかないのとでオーブン調理にしました。


2020.05.07 dolmadakia6

肉入りの方、切ってみるとこんな感じです。今回は以前載せたズッキーニの肉詰めレシピと同じ肉多めの配合(トマトも少し入れてます)にしたんですが、長女はこれでいい、夫(ソースなしで食べた)と私は肉がもっと少なめの方が好みでした。そういえばこれはちゃんとレシピを載せてないみたいなので、またそのうち書こうかなと思います。


【関連レシピ】





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フルーツ好きには天国のような、夏のギリシャ。初夏から出回るあんずも、さまざまな種類のを見かけます。

2019.07.21 soumada & apricot ice cream
Παγωτό σουμάδα με βερύκοκο

あんずに関しては、そのまま食べておいしいもの、生だといまいちなものがあって見極めがちょっと難しかったりもします。同じ時に買ったものでも個体差があったり。でも、そういうあんずでもジャムやお菓子に加工すると香りや酸味が立って間違いなくおいしいですよね。

杏干し(梅干もどき)用に買った小さめのあんずの、少し傷があったりするものを適当なジャムにしておいたのですが、タルトにするには量が少ないしどうしようかな……と放置していたらこのアイスクリームを思いつきました。

まずは、スマダと呼ばれるアーモンドシロップについて書いた過去記事をご覧ください。



ビターアーモンドが手に入らないのであんずの仁(杏仁)を入れて作ったのですが、それをパンナコッタやアイスクリームに使ってもとてもおいしかったのです。スマダアイスクリームをさらにアレンジして、あんず入りっていいのでは?と作ってみたのがこちら。「親子アイス」的なコンセプトです(笑)


2019.07.20 soumada

今回使ったのは、ニシロス島のスマダ。スマダは他の地方でも作られさまざまなバリエーションがありますが、ニシロス島のはビターアーモンドと砂糖で作られる薫り高い飲み物です。



ニシロス島、いいところですよ

ちなみに、ニシロス島でもスマダアイスが売っていたので食べてみたのですが、ニシロス在住のyetiherderさんによると数年前から見るようになったとのこと。大きな声では言えませんが、自家製の方がおいしかったです

私のスマダアイスクリームはスマダの味を生かし卵不使用であっさり目に仕上げてみました。レシピを書いてみたので、材料が手に入ったらぜひお試し下さい!

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最近はいろいろ余裕がなくて旬を逃してしまいがちなのですが、ぶどうの葉っぱは滑り込みでいろいろ楽しんでいます。

2019.07.02 dolmadakia1

もちろん、我が家で一番人気の肉入り・トマト風味のドルマダキァも作りましたよ。ドルマダキァってちょっと手間がかかるので前日に葉っぱの下茹でをしておくんですが、うちの肉入りドルマダキァはかなり小さく作るので、茹でた葉を3〜8つに(葉の大きさに応じ)切っておきます。


2019.07.02 dolmadakia2

フィリングに使う挽き肉は若い牛の肉で脂や筋のない部位を挽いてもらったもの。ハーブは最低限パセリを入れますが、ミントもあった方がさらにおいしいです。


2019.07.02 dolmadakia3

こんな風に葉っぱをいっぱい並べてフィリングをのせ、一気に巻いていきます。小さく包むので時間がかかりますが、流れができていると割と手早くできます。


2019.07.02 dolmadakia4

葉っぱ250gで大き目の鍋に3段分できました。わざと、ちょっとラフな感じに巻いて並べています。大きさは全体的に小さいのだけど、豆粒大から小さい一口大くらいのまでまちまちです。


2019.07.02 dolmadakia5

煮えたら、ちょっと休ませてから鍋をゆっさゆっさと揺さぶって上下を返すとこんな風になります。上の段がどうしても味薄めになっちゃうんですよね〜。そのこともあり、ここからさらにちょっと休ませた方が味がなじんでいいです。


2019.07.02 dolmadakia6

はい、どうぞ〜。と、皆さんにお届けできないのが残念!

作ってみたい方は、かなり前に書いたレシピですがこちらを参考にしてみて下さいね。
おばあちゃんのドルマダキァ


ぶどうの葉は瓶詰めのを通販で入手できますが、少し硬かったりするのでその場合は少し長めに下茹でをしてから使って下さい。


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3月10日から12日まで、ギリシャ最大の食品・飲料の展示会Food Expo Greeceが開催されていました。商談を目的としたバイヤー向けの専門展示会ですが、去年に引き続き今回もお邪魔する機会がありましたので、最新のギリシャ製品やトレンドをチェックしてきました。

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会場はアテネ国際空港近くのメトロポリタン・エキスポという大型の展示施設。4つのホールに分かれています。



まずはこちらをトップでご紹介しましょう。
親しくさせて頂いてる、カルポスカンパニーさんです。

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以前に何度かこのブログでも紹介しましたが、経営者の1人が日本人女性なんですよ。製品パッケージのデザインを手がけたり、最近ではケータリング事業を起こしたりと、とてもパワフルで多才な方です。


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カルポスカンパニーではギリシャ各地から選りすぐったグルメ食品を取り扱っています。ケイパーバルサミコビネガーなどご紹介しましたが、お世辞抜きで、どれも本当においしくておすすめ。


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素敵なパッケージなので、プレゼントにもぴったりです。


去年試食させてもらって、これはいいなと気に入ったものがあったのですが……。

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日本で販売する準備が進んでいるのだそうです。このスナック、乾燥オリーブが入っているのがめずらしいですよね。その味と食感が、なんともいいアクセントになっているのです。

※展示会ブースおよび展示製品の画像はカルポスカンパニーさんのFacebookページからお借りしました。

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前回の記事でちょっと触れた「チチラヴラ」。テレヴィンソスという木の新芽のことで、ピリオ山の特産品です。

2018.02.08 tsitsiravla

学名はウルシ科カイノキ属のPistacia terebinthus。和名はテレビンノキ(?)ですが、聖書に出てくるテレビンノキはパレスチナのテレビンノキ(Pistacia palestina)で別物らしいです。

ギリシャ人でも誰もが知っているメジャーな食材ではないのですが、それもそのはず。この木自体はギリシャ中で見られるものの、食用とされるのはピリオだけだそう。貧しい時代、深刻な食糧不足に苦しんでいた人々は、野山に生えるあらゆる植物を食べていました。チチラヴラもそのひとつでしたが、現代ではピリオの名物として定着しています。チプロ(ギリシャのポマースブランデー)のおつまみに最高とされ、チプラディコ(チプロとおつまみを出すヴォロス風の居酒屋)でも定番。ヴォロス以外にあるチプラディコでもよくメニューに載っているので、見かけたら食べてみてください。


2017.04.23 tsitsiravla

食用となるのは、柔らかい新芽の部分。4月に新芽を収穫し、茹でてサラダのように食べたりピクルスにして保存食に。ピクルスは、茹でた新芽をビネガー入りの塩水と一緒に瓶詰めにします。個人的には、あまりビネガーっ気がない方が好みです。


2018.02.08 tsitsiravla1

チチラヴラは独特な風味があり好き嫌いが分かれそうなのに加え、売っているのは結構当たりはずれがあったりもします。ブログ初期の記事に書いた、アニリオという村のがとてもおいしかった記憶があるのですが、あの癖になる感じは何だったんだろう?


2017.04.23

今回のこれはずいぶん前にアテネのエクサルヒア地区の公園で開かれてたマーケットで見かけて買ったのですが、しばらく経ってから開けてみたらちょっと膜ができていたので、売ってたそのままの状態では味見はしてないのです。膜自体は漬物によく発生する害のないものなので、もう一度茹でて漬け直しました。
カビたりしないよう油を少し注いで空気に触れないようにし、さてこれで安心……と、冷蔵庫に入れて食べる機会を逃したままとなっていたのですが、また忘れないうちに食べてしまわないと^^;

似たものを日本でも食べるのかなと思い調べてみたところ、カイノキについてはあまり情報がなかったのですが、ウルシの新芽については天ぷらなどにして食べるという情報が結構たくさんヒットしました。ちょっと読んだ感じ、チチラヴラの味はカイノキに近いのかもしれません。

http://forestermaeda.blog46.fc2.com/blog-entry-1366.html
カイノキ新芽の天ぷら
http://waurusi.sblo.jp/article/3652816.html
ウルシの芽の天ぷら


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