ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

カテゴリ: 旅行・観光・お散歩

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最近、子供を連れて動物園に行って来たので、その時の写真をちょっと載せておきます。


turtle
















空港近くのスパタにある、この動物園。入るとまず池があるんですが、その周りにカメがぎっしり並んで甲羅干しをしてる光景はなかなか凄かったです。写真は後でいいや〜と思ってたら、日が落ちる頃にはカメ君たちはみんな引き上げてました...。

bear
















クマはかわいかったです。池にプカプカ浮いたりして、何だか気持ち良さそうでした。

giraffe
















キリン夫婦。キリンやシマウマは居るのに、何か物足りないと思ったら...ゾウが居ませんでした。

wallaby
















ワラビーは、落ち葉をムシャムシャ・モグモグ食べててかわいかったです。


子供は大喜び!かと思いきや...コインを入れると動く乗り物の方が気になって、あまり動物どころじゃなかったようです。どちらかと言うと、大人の私達の方が楽しんでたかも。
今度はお弁当持って行きたいな〜。

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レンタカーの旅の後編です。

マラスゥンダビーチで昼食を取った後、まだ結構早い時間だったのでパノルミティスまで足を延ばすことにしました。

パノルミティスは島の南側、シミタウンの丁度反対側に位置します。ここには大天使ミカエル修道院があり、ドデカニサ諸島の中でも最も大きく有名な修道院の一つです。

panormitis1

写真ではわかりにくいですが、この丸い入り江の真ん中に、その修道院があります。

ところでシミってカラカラに乾いた島なのかと思いきや、広大な林もあるんですよ。SPYは子供の頃、おばあちゃんにその林の話を聞いていたそうで、幻の林を見ることができたと感動していました。

panormitis2

入り口の鐘&時計台です。

panormitis3

下はこんな風になってます。
今回は中へは入らなかったんだけど、ここの見所は大天使ミカエルのイコンや博物館。イコンは銀製で、かなりゴージャスです。

cat

海辺の猫。
実は漁師が捕まえた魚をじーっと見つめてるんですが、この写真だと、なかなか高貴な雰囲気を醸し出してますね。

ここの海にはウニがいっぱい居て、私はこちらに釘付けでした。獲って帰りたかったなぁ。でも前に一つ開けてみたのは雄だったので食べれなかった...見分け方ってあるんでしょうか?

yialos & nimos

修道院周辺を散歩した後、そのまま帰るのかと思えば、何だかすごい道へ車を走らせるSPY。行き先は、シミ島で一番高い山・ヴィグラ。一応頂上近くまで車で行けました。これは、ヴィグラの頂上から見た景色。手前に広がるのはシミタウン、真ん中にあるのはニモス島、遠くにはトルコも見えます。

私、頂上でコケちゃいました。そのまま転がり落ちなくてよかった...。

pontikokastro

ヴィグラを後にして、最後に立ち寄ったのはポンディコカストロ。これはシミの町を見下ろすミロス(製粉に使われる風車の跡)を辿って行った先にあります。

有史以前の古墳だとか、見張り台の跡だとか言われていますが、どうなんでしょうね?何故ネズミ城(ポンディキ=ネズミ、カストロ=城)と呼ばれてるのかも謎です。

sunset

ポンディコカストロは特に面白くもない遺跡でしたが、見晴らしがいいので、ここでピクニックとかしたら楽しいだろうなぁ...。


※ロードス島から出てるフェリーには、シミタウンへ着く前にパノルミティスに途中停泊するものがあります。パノルミティスには修道院以外の見所は特にないので、観光したいのなら、これを利用するといいと思います。船の時刻表はここをクリックして下さい。

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シミ島の話題、実はまだもうちょっと残ってます。

数年ぶりのシミ島でのバカンス、せっかくだから今まで行ったことのないビーチも回ってみようということで、レンタカーを借りてマラスゥンダへと出発!山を越え、島の反対側へは結構な道程です。


yialos

途中でちょっと一息。あぁ、気持ちいい!
高いところから見下ろすイァロスはこんな感じです。

pedi

こちらはホリオ(村)とペディ。実際に見える風景は、上のイァロスの写真を左、ペディを右にくっつけたものですが、入りきらないので分けて撮影しました。

私達が歩いて行ったアギオス・ニコラオスのビーチは、ペディの入り江を囲む右手の丘を一つ越えたところにあります。アギア・マリナのビーチは、左へぐるっと回ったところです。

marathounda

これがマラスゥンダビーチ。山羊やロバも居るのがわかりますか?

ここは丸い小石のビーチですが、裸足で歩いてたら、足の裏が痛かった...。今度はビーチサンダル持って来よう。よく見ると山羊のフンが落ちてたりするのでちょっと注意!

ビーチ自体、あまりいじられてなくて、サンベッドが無料なのもポイント高し!です。

marides

ビーチにあるタベルナで軽く昼食を取ることにしました。マリデスという小さな魚のフライ、茹でズッキーニ、フライドポテト、スコルダリア。スコルダリアはじゃがいもベースのタイプで、美味しかったです。が、しかし、ズッキーニは何故かすっごく不味かった!ただ茹でただけなのに、どうやったらあんなに不味くなるんだろう...?

ところで食事をしてる間にも、常にビーチを闊歩している山羊たち。空いてるテーブルに置かれたパンなどを狙ってくるのですが、ウェイターが必死で追い払っても、懲りずにまたトコトコと近付いて来ます。

nihakia

そして、本日の目玉はこれ。
ニハキァ(小さな爪)と呼ばれるもので、巻き貝の一種だと思うんですが、この爪を使って歩くそうです。

ここのタベルナのメニューにもホフリオアロ(海のカタツムリ)などが載ってたんですが、やはりシーズンが過ぎてしまって品切れでした。ガッカリしてたら「ニハキァならあるけど」という嬉しい言葉。これで9ユーロは痛かったですが、美味しかったです。

夫はシーフードは食べないし、私が一人占め!と目論んでいたら、横から伸びてくる小さい手が...。子供も気に入ってしまったらしく、「もっと食べる!」生意気にも、美味しいものはちゃんとわかってるんですね^_^;

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シミ島で、私達が毎回行くのはアギア・マリナというビーチです。
そこへ行くには普通、ペディという小さな港からタクシーボートに乗るんですが、家からペディまで30分ぐらいテクテクと歩いていきます。

ホリオ(村)の脇を通って、なだらかな道をひたすら歩き、ゴウゴウと唸りを上げる発電所の横を過ぎたらあと少し。でもだんだん空が暗くなってきました。

心配していた通り、ペディに着く頃にはポツポツと雨が降り始め、そしてすぐにどしゃ降りになってしまいました。あ〜あ、これじゃ泳ぐのは無理だね。でもまた来ればいいし...とか思ってた私ですが、SPYは諦める気配無し。今日はもうビーチへ行く船はないよと言われても、せっかくだからとペディを散歩することになりました。

そして、集落の端っこまでたどり着いた時に、悪い予感が的中!


「せっかく来たんだから、アギオス・ニコラスまで歩こうか」


road to ag.nicholas

はっきり言って、この道を子連れで行くのは少々キツかったです。写真ではまだちゃんとした道がありますが、この先はゴツゴツした岩山の山羊道を行くことになります。

ag.nicholas beach

やっと見えてきました。アギオス・ニコラスはオリーブの小さな林のあるビーチです。ここはいつもボートから見るだけで、実際に来たのは初めて。

また雨が降ってきたので、カフェでレモネードを飲みながら休憩。豚やニワトリも居て、何だか和みました。寒くて泳ぐのは無理だったけど、ここまで来ることが出来てSPYの気も済んだようです。


ag.marina1

アギア・マリナへは、後日また行きました。今度は快晴!

写真の右端に写っている小島にある教会がアギア・マリナです。ここはサンベッドも有料だし、昔は結構広い砂浜だったビーチも変に整備されて狭くなっちゃったので何だかな〜って感じなんですが、SPYが子供の頃から来ている思い出の場所です。

ag.marina2

海はこの通り、まさにギリシャの海!って感じでしょ?ちなみに向うに見えてる山はトルコです。ちょっと水は冷たかったんですが、泳ぐのってやっぱり気持ちいい〜。こんな素敵な風景に囲まれてたら尚更です。

夕方になって、最終のタクシーボートでペディに戻ったら、そこからバスに乗って戻ります。晩ご飯は大好きなタベルナ・ヨルゴスで。

注文を取りに来たヨルゴスは、娘に向って「今日は海に連れていってもらってよかったね。ちゃんと泳げるようになった?」と話しかけます。

「私達が海へ行ったこと、何でこの人が知ってるの?」と娘が思ったかどうかはわかりませんが、実はこのヨルゴスはタクシーボートを操縦してるヨルゴスと同一人物なのです^_^
こういう風に仕事をかけもちして、朝から夜遅くまで働いている人は多いんですよ。オフシーズンは、きっとのんびり過すんだと思いますが。

私がこの時食べたのはプサロスーパ(魚スープ)。ブイヤベースの遠い祖先のような素朴なスープです。

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シミ島へ行く度に、向こう岸へ渡ってみたいと思ってました。

Turkish flag

向こう岸とは...そう、トルコです。シミ島は本当にトルコに近いんですよ。シミのビーチで泳いでいると、もしかしたらこのままトルコまで行けるんじゃないかっていう錯覚に襲われます。

なかなか重い腰を上げてくれないSPYを説得して、やっと今回日帰り旅行が実現しました。シミ島から行けるのはダッチャという町で、毎週土曜日にハイドロフォイルが出ています。

ところでシミ島って今年は静かなブームとなっているんですよ。火付け役となったのはギリシャ・トルコ両国で今年放送されていた人気ドラマで、シミ島も舞台となっています。
トルコから来る観光客も、確かに以前よりは増えたかも。港にもトルコの国旗を付けたクルーザーがいっぱい泊まっていました。

green grocers

シミからダッチャまでは大体40分ぐらいで着いたかな?ロドス島へ行くよりも近いです。何だかあまりトルコらしい写真がなくてすいません。私達が写ってない写真があまりなくて、ここに載せられるのは少ししかありませんでした。

cheese stall

トルコのどこへ行けるのかもわかってなかったので予習不足でした。しかも初めてのトルコで、もちろん言葉もわからず...それでもバザールで買い物も出来たし満足です。
バザールではチーズ、スパイス、ユフカなどを購入。もちろん気になっていたトルコのパンも買って帰りました。これはチーズ屋さんです。トルコのチーズってすごく美味しいですね。

lunch in dacha

昼ご飯に食べたマントゥ、サルマ(ギリシャで言うドルマデス)、サラダ。これはまあまあでした。

Dacha

その後ビーチを散歩したり、お茶をしたりで帰りの時間までを過ごしました。ビーチでは、服を着たまま泳いでいるおばあちゃんにビックリ!

夕方、シミ島の家に戻ってホッと一息つく間もなく、私はまた一人でホリオ方面へ急ぎました。晩ご飯の材料の半分はダッチャで買ったから、残りの材料を求めてさまよいます。

多分時期的なものもあって、島では新鮮な葉ものが入手し辛かったです。ほうれん草のパイを作ろうと思ってたけど、諦めて肉屋へ行くことに。

はっきり言って質の悪い挽き肉を買って、石畳の細い道をゆくと、町に点在する教会の鐘が一斉に鳴り響きました。ギリシャに住んでいると鐘の音なんて珍しくもないんですが、その音に包み込まれたのは初めての体験でした。その後再び訪れた静寂と共に、魔法から解き放たれたかのように家路に急ぐ私。

dinnerすっかり現実に戻って、ディナータイムはトルコのお土産オンパレードです。メインはユフカで作った挽き肉パイ。こういう感じだったかな〜?と、トルコ料理の本で見たレシピを思い出しながら作りました。オーブンの火力が弱くて焼き色も(ホントはこういう色に焼きたかった...)ちゃんと付いてないし、写真もボケまくりなんですが美味しかったです。あとはシンプルなサラダにトルコのパンとチーズ。



トルコのレポート、もっと張り切ってお伝えしたかったんですが、ショボショボでお恥ずかしいです。
トルコのブログは、akikoさんのイスタンブール@トルコフォトダイアリーがおすすめ!グルメ情報も満載で、美しい写真と共に紹介されてます。


※トルコへ行くには前もってイァロスにあるANESのオフィスでチケットを買って、パスポートを預けておく必要がありますが、予約は確か前日まで大丈夫だったと思います。

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