ギリシャに住んでかなり長くなりますが、こんなに猛暑日が続く夏はあまりなかった気がします。
暑いキッチンであまり肉などを触りたくなくて、週の大半はベジタリアンかそれに近いメニュー。簡単なパスタやサラダや軽い煮込みだったり、さっと作れるメゼ(おつまみ)のようなもので済ませることが多いです。
昨日はそろそろ旬が終わりのさくらんぼを市場で買ってきたので、料理にも使いたいなぁと思いタラガニチーズとあわせてサガナキにしました。
日本でもちらほら売ってるらしいタラガニチーズ。伝統的なチーズであるかのように紹介されることも多いのですが、実は比較的歴史は浅く、十数年前に登場したペロポネソス半島メシニアのチーズです(追って、イピロスのメーカーも製造するように)。タラガニとは、メシニア地方の方言で「羊飼いの外套」を意味するそう。元々は羊乳だけで作られていたらしいですが、市販されているタラガニの原材料を見ると牛乳に羊乳・山羊乳の混合と表記されています。アラホヴァのフォルマエラやキプロスのハルミ、ヒオス島のマステロに少し似た感じで、加熱しても溶けずキュッキュッとした食感が特徴です。塩気はハルミほどきつくなくて、マイルドな味わいなので好きな方が多いと思います。
タラガニはそのままでも食べられますが、焼いて食べるのが定番とされるチーズのひとつです。熱々の焼きたてにシンプルにレモンを絞ってもいいし、チャツネのようなソースを添えて食べたり、サラダのトッピングにしたり、さまざまな料理に加えたりといろいろ楽しめます。
今回は私と娘用にタラガニとチェリーのサガナキ、夫にはトマトと玉ねぎと青唐辛子で簡単に作ったソースのサガナキにしました。遅い昼ごはんに作ったのだけど、どちらもワインやチプロ(ポマースブランデー)がとても進むこと間違いなしです。
【関連記事】
ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
人気blogランキングへ
暑いキッチンであまり肉などを触りたくなくて、週の大半はベジタリアンかそれに近いメニュー。簡単なパスタやサラダや軽い煮込みだったり、さっと作れるメゼ(おつまみ)のようなもので済ませることが多いです。
昨日はそろそろ旬が終わりのさくらんぼを市場で買ってきたので、料理にも使いたいなぁと思いタラガニチーズとあわせてサガナキにしました。
日本でもちらほら売ってるらしいタラガニチーズ。伝統的なチーズであるかのように紹介されることも多いのですが、実は比較的歴史は浅く、十数年前に登場したペロポネソス半島メシニアのチーズです(追って、イピロスのメーカーも製造するように)。タラガニとは、メシニア地方の方言で「羊飼いの外套」を意味するそう。元々は羊乳だけで作られていたらしいですが、市販されているタラガニの原材料を見ると牛乳に羊乳・山羊乳の混合と表記されています。アラホヴァのフォルマエラやキプロスのハルミ、ヒオス島のマステロに少し似た感じで、加熱しても溶けずキュッキュッとした食感が特徴です。塩気はハルミほどきつくなくて、マイルドな味わいなので好きな方が多いと思います。
タラガニはそのままでも食べられますが、焼いて食べるのが定番とされるチーズのひとつです。熱々の焼きたてにシンプルにレモンを絞ってもいいし、チャツネのようなソースを添えて食べたり、サラダのトッピングにしたり、さまざまな料理に加えたりといろいろ楽しめます。
今回は私と娘用にタラガニとチェリーのサガナキ、夫にはトマトと玉ねぎと青唐辛子で簡単に作ったソースのサガナキにしました。遅い昼ごはんに作ったのだけど、どちらもワインやチプロ(ポマースブランデー)がとても進むこと間違いなしです。
【関連記事】
ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
人気blogランキングへ