ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

カテゴリ: 献立

あけましておめでとうございます。

2022.01.01 new year1
もう2日になってしまいましたが、今年もマイペース更新でぼちぼち続けていく予定ですので、どうぞよろしくお願いします。


2022.01.01 new year2
イベント関連、我が家は本当に最低限それらしいものしか用意しないので、年越しはヴァシロピタ(ギリシャの新年のケーキ)を焼くぐらい。他には適当に食べたいものも作りますが、今回は食材買いすぎたので年越し蕎麦はいつものにしんやとろろじゃなく韓国料理になりました。用意してあった日本のお蕎麦はまた近々あらためて味わう予定。


2022.01.01 new year3
年が明け、リカヴィトスの丘や街のあちこちで打ち上げられる花火をベランダから眺めてからヴァシロピタでお茶の時間。ヴァシロピタは定番オレンジ風味ケーキをナッツ入りで作るのが好きなので、くるみを入れたいつものやつです。粉砂糖で白くお化粧し、いつもはシナモンパウダーを使って年号のステンシルも入れるんですが今回は時間がなかったので省略。


お正月に食べる料理は特に決まってないのだけど、一般的にはやはり肉料理が多そうです。うちはクリスマスにお肉のローストだと新年はいいや……ってなるのでカネロニやラザーニャが定番。今年はひき肉&アンソティロのカネロニとクレープのベジタブルカネロニを用意してたのだけど、出かける予定が入ったりバタバタしてたので作りかけのひき肉カネロニは冷凍庫へとりあえず入れて、野菜のカネロニとサラダの簡単な夕食でした。


2022.01.01 new year4
前菜には、ありあわせのもので「ギリシャおせち」も久々に。

・栗とプルーン入りチキンロール、オレンジソース
・ルカニコピタキァ(ミニソーセージパイ)2種
・ムール貝の炒めマリネ
・かぼちゃのラコメロ煮
・グラヴィエラチーズと自家製オリーブ2種

家族は日本のおせちは食べないので毎年五目なますを作ったりオリジナルのギリシャおせち(と称したメゼの盛り合わせ)を用意するんですが、今回は食べたいな〜とぼんやり考えてはいたもののほぼ無計画。使えそうな料理をいくつか仕込んでたら巻き物ばっかりになりそうだったので、チキンロールとソーセージパイを採用しました。


2021.12.31 chicken roll
チキンロールは鶏もも肉を捌いて、塩、こしょう、にんにく、ディジョンマスタードで下味をつけて冷凍してあったものを使用。詰め物は栗とプルーンに、ソーセージパイ用に作ったソーセージミートを使い回してます。これらを巻いてたこ糸で縛り、フライパンで焼き目をつけて白ワイン少しとオレンジの汁と皮、はちみつを加え煮るだけ。オレンジ風味の照り焼きみたいな仕上がりです。

ルカニコピタキァは、パーティーのフィンガーフードとしても定番のミニソーセージパイです。普通に出てくるのは市販の冷凍食品で、ソーセージはチープなウインナーだから味はお察し。自家製はおいしいソーセージを買ってきて作ってもいいのだけど、とことん自分好みのが食べたかったのでギリシャ味のソーセージミートを2種類自作して使いました。
見た目同じですが、ポロねぎ入りのベースを作って2つに分けて味つけしています。ひとつはオレンジ&フェンネルで、もうひとつはセイボリー。生地は普通のパイ生地じゃなく、バターを減量して作ったクロワッサンのような(と言うのは目分量だから)生地です。

前もって作っておいたこの2つに、あとは当日さっと作ったもの。
シーフードはいつもはカタクチイワシのサヴォロを入れるんだけど、今回は用意してなかったので代わりに冷凍ムール貝の炒めマリネ。普段からたまに作ってるおつまみで、そのうちレシピを載せようかなと思ってます。

かぼちゃのラコメロ煮は完全な思いつき料理。冷蔵庫を開けたら使いかけのバターナッツかぼちゃが目にとまったので、おせち料理の甘いもの要員……ギリシャテーマで……と連想して冬によく飲むラコメロ(ぶどうの蒸留酒にはちみつ、シナモン、クローブを加え温めたドリンク)の味で煮てみました。

羊乳のグラヴィエラチーズと自家製オリーブ(新漬けと、黒豆っぽいのは塩漬け)も動員してワンプレートに盛り付けたら、即興にしてはなかなかいけてるんじゃないでしょうか?

何かとテンション下がり気味ですが、おいしいものを食べて気分を上げていけるといいですね。みなさまにとっても、よい一年になりますように。

【関連レシピ】





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イベント苦手だしやる気が出ないなぁ、今年はやめとこうかな……と思ったけど、とりあえず大きいお肉焼いといたらそれっぽいだろうというメニュー。

2021.12.25 christmas
それにしても、冬は日が短いので料理写真撮るの急がないとすぐ暗くなっちゃうんですよね。タイムリミット4時ぐらいなんですが、ちょっと過ぎてしまったらどんどん日が落ちて写真もブレがちに

今年のクリスマスメニューは、

2021.12.25 christmas1
・ローストポーク、メドラーのチャツネ添え
・タイムとレモンとガーリックのローストポテト
・カストリア風サルマデス
・ざくろと生ハムのグリーンサラダ
・イオス島のスコティリ(セイボリー入りの熟成ソフトチーズ)
・フリストプソモ
・メロマカロナ2種とクラビエデス


2021.12.25 christmas2
メインのローストポークは肩肉におろしにんにくをすり込んで、スパイスやハーブ入りの塩もすり込んで数日マリネしておいたもの。途中、メロマカロナを作った日にオレンジの汁と皮、ラキも加えました。当日は午前中から低温のオーブンで焼いただけ。

うちは夫が鶏を食べないし、次女も食べられる肉が限られます。ラムやローストビーフも駄目だし、結局いつもポーク。これも、次女はフライパン焼きの豚肉以外苦手なので嫌々食べるんですけどね。クリスマスイブは子供たちが大好きで私も食べたかったフライドチキンを山盛り作りました。

最初はお肉だけ焼くつもりだったけど、やっぱりポテトも要りますね。しっかり味つけされてても単調になりがちなローストには、味変にチャツネやチーズも。
チャツネはまだ記事を書きそびれてますが先月お友達に分けてもらったメドラーという果物で作ったもの。チーズも頂き物で、イオス島在住の友達がアテネへ来た時にくれたものです(いつも貰いっぱなしですみません!)。

もう一品のサルマデスは前の記事で書いたものですが、やっぱりクリスマスにも何か伝統的な煮込みが欲しかったので。

2021.12.25 christmas3
サラダはホリデーシーズンらしく、ざくろで華やかに仕上げ、長女が大好きな生ハムもトッピング。写真ではわかりにくいですが、ドレッシングもざくろで鮮やかな赤なんですよ。ざくろシロップはギリシャでも入手できますが、普通にスーパーで売ってるものではないのと、少量で作る自家製の方が鮮やかな色に仕上がるのでざくろを絞って煮詰めています。

2021.12.25 christmas4
フリストプソモはギリシャのクリスマスブレッド。スパイスが香る生地を丸く成形して十字のデコレーションとくるみを埋め込むのですが、配合などはさまざま。今年はごく普通のリーンな生地にして、くるみとドライフィグとギガンデス(白花豆)の甘納豆を入れました。やる気のなさが成形にも表れてますね一応念を押しておくと、ギリシャ人は甘納豆は入れませんよ。

2021.12.25 christmas5
お菓子はクラビエデスとメロマカロナ。本当は他のお菓子も作るつもりだったけど、バタバタしてたらできなかったのでごくベーシックなものだけ。あまり早く作ると食べ尽くされるので23日に作るんですが、それでもあっという間に減っていきますね。もちろん撮影用にはあらかじめ取り分けてあります


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また後回しにしすぎて季節はずれになりそうですが、今年のバカンスにちなんで載せようと思っていた料理。さて、どこの郷土料理でしょう?

2021.09.23 koskosela
白なすといえば……でギリシャに詳しい人や在住者はわかりそうですね。
サントリーニ島やその近隣で作られるストラパツァーダ(トマト入りスクランブルエッグ)に白なすも入ったバリエーションで、「コスコセラ」と呼ばれるものです。
皮が白いなすはギリシャではサントリーニなすとも呼ばれることがあり、水分が少なく味が濃い小さなトマトと並んで有名なサントリーニ島の野菜です。

最近バカンス記事をサボりきってますが、9月のはじめに恒例のシミ島バカンスに行ってきたんですよ。今回はシミ島からいいタイミングでサントリーニ島へ寄るフェリーがあったとかで、宿泊はせず一日だけ立ち寄ってきました。

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一日で島のいろんな場所を見て、海で泳いでというのがメインだったので、残念ながらグルメは全然だったんですが(行きたかったお店も時間が合わなかったし)。

なのでちょっと私的には消化不良だったのもあり、帰ってから白なすやファヴァでいろいろな料理を作ったりしていました。

2021.09.23


最初にちょっと書いた通り、ストラパッツァーダと作り方はほぼ同じなので、作ってみたい方はこちらのレシピをどうぞ。



違う点は、

・白なすの皮をむいてグレーター(しりしり器でも)で細長くすりおろし、最初にこれをオリーブオイルで炒め塩こしょうする。トマトも加え水分が飛ぶまで炒め煮にする。※なすに苦味がある場合は、すりおろしてからさっと水を通して絞るといいです。

・最後チーズを加える場合が多いみたいなので、仕上げにあればフェタチーズを砕いて加えます。お好みでトッピングにも。あと、ハーブ(パセリかバジル、もしくはミント)も加えるのがおすすめ。


サントリーニ島の名物でもあるファヴァについてはこちら。




2021.09.23 fava
最近ゆるくてなめらかなテクスチャに仕上げたファヴァを食べることが多かったので、ちょっと気分を変えて粗いのにしてみました。ずっと前の記事にもありますが、ケイパーのソースをタコ入りで作ってトッピングに。




あとの2品はサントリーニ島は関係なくて、あったもので適当に。カリフラワーのチーズ味フリットと、白いんげんの煮込みです。

2021.09.23 bean stew
白いんげん豆はトマト味で煮込んだりオーブン焼きにするのがポピュラーですが、他の2品がトマト系なので、こちらは緑をテーマに。葉セロリとズッキーニに、冷凍庫にあったハーブ(ディルとパセリ)の残りも放り込んで煮込んだありあわせ料理でしたが、最後に加えたレモンの爽やかさもよくて好評でした。


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自家製カヴルマスで作った料理を次に載せますね……と言いつつ、ほんの数日のつもりが2週間も経ってました。結局予定変更して、先に別の話です。

2021.08.14

この夏は家のことが忙しかったり、あと仕事もいろいろあって、いつになくバタバタしています。8月前半は40℃前後の猛暑でバテたり各地の山火事でちょっと気分が沈んでいたのも、なかなか更新ができなかった理由ですが。

日本はお盆休みがあるので急いで片付ける案件もあって大変だ〜!ってやってましたが、考えてみればギリシャもこの時期は似た感じなんですよ。

8月15日は、生神女就寝祭。聖母マリアが天に昇ったことを記念する日で、ギリシャ正教では重要な祭日のひとつです。日本のお盆休みの帰省や旅行ラッシュのような現象がこちらでも見られ(ギリシャの場合、休みが長いので早々に出発してる人も多いですが)、ニュースではピレウス港の混雑や国道の渋滞の様子などが毎年流れています。

2021.08.14 laiki
14日、土曜の青空市場の様子はこんな感じ。ここ1、2週間はやっぱりお休みしているお店が多く、市場は普段の1/3〜半分ぐらいでしょうか。うちの辺りの肉屋や魚屋といったお店はほとんど全部閉まっています。野菜もあまりいいのが買えなかったりで、仕事に影響が……


2021.08.11
そんなわけで苦労しながらも、CLASS101の動画撮影を必死で進めています。



上の写真は、最初のチャプターの3品。ベーシックなものですが、しっかりコツをお伝えできるといいなぁ。

昨日は買い物のあと、サラダの作り方だけ1本撮影。
晩ごはん(トップ写真)は毎週土曜定番の豚肉料理なんですが、今回はスキレットでギロス風豚肉炒めにしました。ギロスって重ねて焼いたお肉を削ぎ切りにするから、最初からスライスしたのを炒めるとやっぱり違うんですけどね。スーパーのお肉コーナーで売ってる「ギロス」も炒めるタイプなので、まあこれはこれでいいのかもしれません。
あとはジャジキとピタパン、撮影に使ったサラダの残り。
もう暗くなってきていたので、まだ光がちょっと差し込んでたキッチンの作業台で撮りました。夏の暑さにはうんざりだけど、空気に秋の気配を感じたり、日が短くなってくるのはほんのり寂しくなりますね。
 
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先週に引き続きドルマダキァ。

2021.05.20 dolmadakia1
2番目に作るのは、我が家の定番ほんのりトマト味の肉入りドルマダキァです。

2021.05.20 dolmadakia2
何度も書いてますが、うちのは小さく作るので包むのに結構時間がかかります。ぶどうの葉っぱを洗って下茹でして、使う大きさにカットするところまでは前日にやっておくと楽ですよ。小さめ〜中ぐらいの葉っぱだと、半分〜3、4つぐらいに切って使っています。

こんな風に巻いてます……という動画を載せたので、よろしければ参考に。ちょっとラフに巻いてある方がギリシャらしいかなと思います。



レシピは過去に載せたこちら。

2021.05.20 dolmadakia3
生葉250gには、ひき肉約300gと米11/4カップぐらい(米の割合少し多めです)で直径22cmの鍋に3段分。分量はあくまでうちの場合なので、フィリングを多くしてもっと大きく作ることもできます。

ちょっとレシピでは伝えにくいコツがいろいろあるんですが、煮ると薄まるのでフィリングの味付けは濃い目にします。特に私のように小さく作る場合だと、ひとつひとつにフィリングをちょっとしか入れないので「濃くしすぎたかな?」と不安になるくらいでも丁度いいです。


2021.05.20 dolmadakia2
煮上がりは汁気が少し残る程度で火から下ろし、粗熱がとれるぐらいまで蒸らすと味もなじみます。写真は落とし蓋をとって、鍋をゆすって混ぜたところ。新鮮な若葉を使うとできあがりは葉っぱがフィリングと一体化するほど柔らかくなりますが、瓶詰めの葉の場合は少し硬めになるかも?食べた時に、葉っぱが口の中に残る感じのはいまいちです。

2021.05.20 dolmadakia3
背後に写っている料理はファヴァ。他にはオーブン焼きパスタやギリシャ風ミニハンバーグなども作り、料理だけで忙しい一日でした。


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