ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

カテゴリ: 献立

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昨夜の献立です。
2007.08.13 dinner

・豚肉のオレガノ風味煮込み(ヒリノ・リガナート)
・チェリートマトとフェタチーズのサガナキ(ドマティーニャ・サガナキ)
・フムスとニンジンスティック

あと、写ってませんが、
セリフォス島のチーズ
・鶏肉とナスの味噌炒め&ごはん(私と娘用)


野菜の買い置きが底をついた月曜日の、苦し紛れの献立^^;
一応メインは豚肉の煮込みなんですが、これも半端な量だったので「メゼドポリオン(居酒屋)ごっこ」な晩ごはんになってしまいました。言い訳しておくと、うちの夫は肉などをドーン!と出されるより、少な目の量をこういう器に盛って出される方が好きみたいです。

タイトルにある「火酒」はいつものこれ。葡萄の絞り滓で作られる蒸留酒、クレタ島のラキ(チクディア)です。強いお酒ですが、うちで飲む時はショットグラスに1〜2杯程度です。

domatinia saganaki今回の献立から、チェリートマト(ミニトマト)のサガナキのレシピを紹介します。

これ、とっても手早くできて美味しいんですよ。色鮮やかで見栄えもするので、今日のメニューは地味だなぁ...なんて時に、これをササッと作って誤魔化したりも(笑)
ウゾのアニス風味が結構ポイントだったりもするのですが、無くても充分。簡単なので、是非お試し下さい。

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昨日はせっかく夫が子連れ出勤してくれたというのに、結局は普段と変わり無くバタバタと過してしまいました。娘のマシンガントークから半日解放されただけでも、かなりストレス解消になったんですけどね^^;

疲れのせいか、夕方ぐらいから瞼が腫れてきたのでびっくり!さすがにちょっと横になった方がいいかな?と思ったら、夫と娘が帰ってきたので、そのまま夕食になりました。

2007.07.25 dinner

・ズッキーニのミートボール風(コロキソケフテデス)
・ナスとフェタチーズのトマトソース煮
・インゲンとフェタチーズのサラダ
・ジャジキ


更新が追いつかないので、ブログには毎日の献立は載せてませんが...うちは肉や魚を食べるのは週に平均2〜3回なので、あとはこういうベジタリアンメニューなんです。

コロキソケフテデスは、手持ちのズッキーニ2本だけでは少なかったのでニンジン1本追加。ナスなんかを加えて、ミックス野菜のケフテデスにしても美味しいです。加えたチーズはすりおろして冷凍してあったもの。こういう冷凍ストックがあると、時間短縮できて本当に便利!

暑い時期には、なるべくオーブンは使いたくないですよね。ナスの料理は普通オーブン焼きにするものを、今回は鍋で煮る方法にしてみました。ナスは大きめに切ったのを灰汁抜きして、フライパンで焼いておきます。ソースはオリーブオイルで玉ねぎとニンニクを炒め、すりおろしたトマトとトマトペーストを加えて煮詰めます(この時点で、あればディルやパセリを入れる)。ナスを加えて味が馴染むまで煮、仕上げに小さく切ったフェタチーズを加えてトロリとしたら出来上がり。
最初にナスを素揚げして、ソースと一緒にオーブン焼きにした方がこっくりとして美味しいんですけど、鍋バージョンもなかなかおすすめです。

ところで...

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すっかり載せるのが遅くなってしまったけど、この間の日曜の晩ごはんです。

2007.07.15 dinner

・ナスの挽肉&ブルグル詰め(メリジャネス・ゲミステス)
揚げミートボール(ケフテダキァ)(別バージョン)
・ズッキーニのフライ(コロキサキァ・ティガニタ)
キュウリとヨーグルトのディップ(ジャジキ)
・パセリとブルグルのサラダ(タブレ)


肉料理が2つありますが、ミートボールはナスを食べない夫の為に。今回はクミンやミントの風味を生かしたタイプにしてみました。
ミートボールにも揚げズッキーニにも、ジャジキがとっても合うんですよね。キュウリが少ししかなかったもので、この一皿分しか作ってなかったら足りませんでした。

ナスの料理は計量しないで作ったので、材料と手順だけ書き記しておきます。
挽肉(牛又はラム)、玉ねぎ、ニンニク、オリーブオイル、トマト、ブルグル、塩、胡椒、シナモン、オールスパイス、トルコの唐辛子フレーク(生の青唐辛子でも美味しいです)、パセリ。挽肉は玉ねぎ、ニンニクと炒め、おろしたトマトを加えて、トマトが崩れるまで煮ます。塩・スパイス類で味をしっかり付け、ブルグルを加えて一煮したら火から下ろしてパセリを混ぜ込みます。
くり貫いたナスにフィリングを8分目まで詰め(比較的しっかりと詰める)、薄めのフレッシュトマトソース(好みでレモン汁も)で40分ほど静かに煮たら出来上がり。器に盛って、トマトソースとニンニク入りヨーグルトソースをかけます。

このナスのくり貫き方は次回に詳しく紹介することにして、今回はズッキーニフライのレシピを簡単に書いておきます。

ズッキーニのフライ(コロキサキァ・ティガニタ)

ズッキーニは1人分1本程度用意します。付け合わせや前菜の一つとしてなら1/2本でも足りますが、美味しいので1本分くらいはぺロッと食べれてしまいます。
5〜7mmぐらいの斜め切りにして笊に入れ、塩を振ってしばらく置きます(このプロセスは省いてもOK )。出てきた水気を切って小麦粉をまぶします。小麦粉はズッキーニ1本につき、ひとつかみ程度。袋に小麦粉を入れ、ズッキーニを少しずつ加えながらまぶすと簡単です。
天ぷら鍋か深めのフライパンに油(オリーブオイルでもサラダ油でも)を5mm〜1cmぐらいの深さに入れて熱します。小さなボウルに冷水を入れておき、ズッキーニをさっと水にくぐらせてから熱い油に加えます。色づいてきたら裏返し、両面がきつね色に揚がったら油を切って、熱いうちにどうぞ。ジャジキや、その他お好みのディップ類(スコルダリァティロカフテリタラモサラタなど)をつけて食べると美味しいです。

MEMO:油はごく少量で焼くようにしてもいいですが、沢山作る時は油も少し多目で揚げた方が楽かと思います。揚げたズッキーニは、ラックに立てて油を切るといいです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Mythos redカロリーは高くなってしまうけど、揚げ物にはやっぱりビールが合います!

写真は最近我が家で人気のミソス・レッドです。レギュラーのミソスはそれほど好きではないけど、この赤ビールは結構気に入っています。スッキリ飲みやすく、食事にも合わせやすいのでおすすめです。

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本格的に暑くなる前にオーブン料理もやっておこうかというわけで、仔山羊のガストラ

ガストラというのはオーブンの一種で、炭火で熱されたタイルの上に肉などを入れたタプシ(ローストパン)を置き、金属製の蓋をかぶせた上にもさらに炭火をのせて焼く調理器具のことです。全体にじっくり火が回る為、じっくり2時間以上焼かれた肉は柔らかくジューシーな仕上がり。また、こういう伝統的なものではなくとも、普通のオーブンに入れて使う蓋付きの容器のこともガストラと呼ばれます(私が使ってるのはこれ)。

6月6日追記:
伝統的なガストラの画像は↓のサイトで見られます。
レストラン「ガストラ」
前にもこのブログで少し触れた気がしますが、ヨアニナ(イオアニナ)の空港近くにある、その名の通りガストラ料理で有名なレストランです。私達も9年ぐらい前?のヨアニナ出張の際に、一度行ったことがあります。ガストラ料理が美味しいのは勿論、ギガンテスとホルタの煮込み(白花豆と野草の煮込み)がかなり気に入りました。

katsikaki gastra

遅い昼食?早い夕食?

山羊とポテトのガストラ:味付けはオレガノ&レモンチキンとほぼ同じ。ニンニクはスライスしたのを肉に埋め込みました。
グリーンサラダ:バルサミコドレッシング(パルミジャーノ入り)
トマト&モッツァレラ:子供が食べやすいようコロコロに切り、塩とオリーブオイルで。バジルが無くて残念!

dolmadakia me kreas

これは別の日に作ったドルマダキア。うちの叔母さんが作るのと同じ、肉入り・トマト風味のです(レシピはこちら)。別にもっと大きく作ってもいいんだけど、子供が一口で食べられるサイズにするのが好きなので、普通サイズの葉っぱだと半分〜3つに切って巻いてます。チマチマ巻いてると、頭がクラクラしてくるんですけどね^^;

他のドルマダキアも美味しいけど、やっぱりうちではこれが一番人気です。結構万人向けな味なので、肉無しのドルマダキアが苦手な方も、これなら気に入るかもしれません。食べやすい一口サイズも手伝って、かなりつまみ食いしてしまいました...。

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