ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

カテゴリ: 献立

10月の終わりの、ある日のメニュー。

2022.10.26a
野菜の料理を中心に、保険のパスティチオも。
たまにしか写真は撮らないけど、次女が偏食なので特定の肉料理やパイなどでない限りは常に別メニューも用意しています。


2022.10.26e
この日は私が作りたい気分だったパイと、根セロリを入れた何かというので考えました。


2022.10.26b
パイを食べたいというよりは、フィロ生地をのばしたかったのかも?フィリングに使えそうなものは……と探して、なすに決定。

なすのパイはかなり前にトラハナ入りのクラストレスパイを載せたことがありますが、今回のはトラハナなしで普通にフィロ生地のパイ。ハーブ類も入れないのが食べたかった。チーズはフェタチーズにあとはグラヴィエラやケファロティリだったかな?羊乳チーズを入れた気がします。


2022.10.26c
グリーンピースの煮込みはトマト味の方が家族の好みだけど、今回はレモン味で。あわせる野菜は根セロリとじゃがいもで、色のトーンを揃えて、味や食感の違いを楽しめるようにしました。にんじんも入れていいけど、落ち着いた色合いに仕上げたかったのです。ディルは少し入れた方がおすすめ。

今回のと少し違いますが、ベーシックなグリーンピースの煮込みのレシピはこちらを参考に。




2022.10.26d
保険のパスティチオは、ペンネと冷凍してあったミートソースで手早く作りました。ベシャメルは小麦粉をバターで炒めない簡単な方法のです。

次女は結局なすのパイも気に入ったようで、よく食べてくれました。煮込みはやっぱり手をつけなかったので、代わりにサラダを追加。



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予定がはっきり決まらなくて、なんだか落ち着かない日。

2022.11.04a
今日は料理らしい料理はするつもりはなかったのだけど、ふと思い立って昼ごはんにズッキーニのパイを焼きました。


2022.11.04b
ズッキーニをすりおろして炒め、冷ましている間に粉を捏ねて生地を作って休ませ……一旦やろうと思うと結構早く作業ができます。


2022.11.04c
フィロ生地は簡単なマケドニキ・スフォリアータ(油脂を塗った生地を重ねてのばすタイプ)にすることも多いですが、最近は一枚一枚のばしたい気分。黙々とフィロをのばしてると、イライラしそうになる気持ちも落ち着いてきます。

オーブンついでのもう一品は、丸ごと焼きなすサラダ。
最近は光熱費も高くなったので、気休めですがオーブンをつける時は他に何か入れられないか探してしまいます。なすは予熱スタートする段階から放り込んでおくといいです。


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先日は、ちょっと用事があって(一応出張・実質遠足)数年ぶりにピリオ山へ行ってきました。

2022.05.09 mezedes1a

日帰りだったので観光する時間はなかったのだけど、食べ物関連は一応目的を果たすことができて満足。持ち帰った食材でいろいろ作っているので、しばらくお付き合いください。


写真のメゼ(おつまみ)いろいろは、チプラディコで食べ切れなかった料理も活用したメニュー。
出張先のピリオで晩ごはんを食べるかヴォロスの街へ下りてきて食べるかちょっと迷ったんですが、久々にチプラディコの気分だったので。チプラディコとはギリシャ版居酒屋のひとつで、ぶどうの蒸留酒「チプロ」を飲みながらおつまみを楽しめるお店。料理はメニューから頼むことも、チプロにあわせておまかせで出してもらうこともできます。


2022.05.09 mezedes2
メニューから選んだ料理もおまかせの料理もかなり量が多かったので、魚のフライとイソギンチャクは半分取り分けておいてお持ち帰りにしました。
イソギンチャクはギリシャではヴォロスのチプラディコでしか見たことがないですが、小麦粉をまぶして揚げて食べられます。私はちょっとアレンジして、唐辛子やこしょうを効かせたスパイシー味にしてみました。


2022.05.09 mezedes3
魚フライはそのままじゃなく、ギリシャ風南蛮漬けのようなサヴォロにしておきました。レストランの揚げ魚は量が多くて持ち帰ることがよくあるんですが、私はサヴォロにリメイクするのがお気に入りなんです。おいしいのはもちろん、ビネガーやローズマリーの効果で傷みにくくなりそうだし。


2022.05.09 mezedes4
野菜系は簡単に、トマトのサラダと出発前に作ってあったファヴァ。トマトのサラダは、ピリオで買ってきたチチラヴラのピクルスと自分で漬けたオリーブをトッピングしました。

チチラヴラはピリオやヴォロスへ行ったらいつも食べるんだけど、独特な風味がチプロにぴったりな木の芽のおつまみです。
今回のは下山途中でさっと寄ったお店で買ったのだけど、食感は柔らかすぎた……でも味はよかったです。

一番手前の料理に触れてませんが、長くなるのでこれはまた次回に。


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普段は朝起きてすぐはあまり食べられないので、カフェラテを飲むだけなんですが。

2022.04.24 breakfast
クリスマスやイースター、そしてバカンスの時だけは朝ごはんがちょっと楽しみです。

特にここ数年のイースターは張り切っていろいろ作ってるので、私にしてはかなり盛り沢山。
写真はシミ島のクルラキァ以外全部をお皿にのせたところ。コーヒーは普段めったに飲まないギリシャコーヒーにしてみました。

この間のお菓子の記事にリンクを貼ったチュレキですが、アーモンドフィリングのは別ヴァージョンで作ったというのを書き忘れてました。


2022.04.23 tsoureki
過去記事に掲載のレシピでは皮なしのアーモンドプードルに砂糖とオレンジの皮・汁を加えたフィリングなんですが、今回のこれは皮付きアーモンドをトーストしてから挽いたものに砂糖を混ぜ、しっとりする程度にラキを加えてあります。お酒はただ単に使えそうなものがラキしかなかったというだけなので、あればブランデー、もしくはラム酒やキルシュなどでもいいです。

また、生地にはマスティハ、マフレピ(これはレシピには入れてませんでしたがチュレキの定番スパイスのひとつ)、カルダモンと、オレンジの皮&汁を加えて風味付けしてあります。オレンジはチュレキによく使われる香りのひとつなんですが、前のレシピを書いた時はフィリングか生地かどちらに使うか迷ったのです。どちらのヴァージョンもおいしいけど、まあその時の気分ですね。生地にオレンジを入れる場合は適宜他の液体材料は調整してください。普通の牛乳の代わりにエバミルクを使うのは結構おすすめです。

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さて今日は、先週の土曜以来の買出し日。
あんなにいっぱい作ったお菓子たちもほぼなくなって、また元の日常が戻ってきた感じがします。


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事情により1日遅れになりましたが、今年のイースターメニューです。

2022.04.25a

・豚肉の腸詰めクレフティコ
・豚肉とポテトのオーブン焼き
・ジャジキ
・ミニチーズパイ
・サラダ

あと、写ってないけど豚ロースのソテーと刻みサラダも。
伝統的な仔羊や仔山羊はパスして家族みんな食べられる豚肉料理にしたんですが、一般的なギリシャ人家庭だと、こういう豚肉料理はイースターには前菜ポジションです(笑)


2022.04.25b
私のメインは、去年作りたかったけどできなかった腸詰めクレフティコ。
昔、ソーセージのように腸詰めにしたタイプのクレフティコを出しているお店があって、それを思い出して作ってみたものです。



工程写真を撮り忘れたので、気になる方は前に作った時の記事をご覧ください。味つけは前と大体同じですが、チーズはケファログラヴィエラを使いました。

豚肉とポテトのオーブン焼きは、ガーリックとオレガノとレモンにマスタードの味つけ。チキンやラムでも同じように作りますが、このレモン味のポテトがおいしいんですよね。


2022.04.25c
チーズパイは、ベーキングマラソン状態でお菓子を焼きまくった余韻もあり、丁度材料があったので次女のために作りました。
以前イカロス出版から出させていただいた「ギリシャごはんに誘われてアテネへ」掲載のシミ島風チーズパイと同じものですが、普段うちで作る時は端のとじ方と上にごまを散らしてあるのが掲載レシピと違う点です。

※画像はAmazonリンクです。

みんなが大好きなチーズパイですが、シミ島風のは特に次女のお気に入りで、見た途端に目を輝かせてお皿を抱えるほど。


こんな感じで今年のイースターも無事に終了し、やれやれと今日はひと息ついています。イベントは好きじゃない、もう疲れたと言いつつも食べ物関連は結構頑張ってしまう食いしん坊の性よ……。
来年は久々にラム肉の料理を作ろうかな〜なんて、すでに考えているのだから懲りませんね。


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