ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

カテゴリ: 自家製食品&海外和食

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家族がまだ寝てる早朝とか、深夜に一人で食べる食事。
ちょっと罪悪感があるものの、何だかとっても美味しく感じられたりするんですよね(と、思うのは私だけ?)。今回は、そんなひとりご飯をちょっと載せてみます。

tori soboro

6月のある日、子供が昼寝中に食べた鶏そぼろ丼。

骨付きの鶏もも肉を2本買ってきて、骨から身をはずして何か作ったんですが、それが何だったのかは記憶になし。その作業中に、いきなり鶏そぼろが食べたくなったので、少ししかなかった肉から取り分けて一人分にも満たないぐらいのそぼろを作ってみました。
鶏そぼろには普段は錦糸卵をのせるんだけど、この時は温玉で。椎茸もあればよかったなぁ...。

あ、もちろん子供には元々作る予定だった鶏料理をちゃんと食べさせましたよ^_^;
最近は昼寝してくれないので、昼間のひとりご飯は御無沙汰です。

ume katsu数日前、久々に夫が好きなシュニッツェルを作りました。
我が家では、シュニッツェルと言うと豚ヒレ肉を薄く叩いて作ります。夫は脂身や筋が全くなくて、かなり薄く叩いた肉が好み。それをしっかり揚げたのが、彼のおばあちゃんの味だとか。

夫用の夕食には、その「おばあちゃん風シュニッツェル」、フライドポテト、山盛りサラダ(キャベツ&ニンジン)。私と子供用の夕食にはシュニッツェルの代わりにミリアムさんの「ポークソテー梅ソース」を作ってみました。綺麗な形の肉は夫に全て回してしまったので、ポークソテーの写真は無し。でも、とっても美味しかったです。ミリアムさんのレシピは気軽に作れて美味しいものばかりで、ちょっと献立に困った時なんかにすごく頼りになります^_^

私が作ったポークソテーは、レシピの分量より肉が足りなかったのでソースが余ってしまいました。勿論、この美味しいソースは無駄にはしません!...と言うわけで、翌日の朝ご飯に作ったのが写真の「梅カツ丼」です(前置きが長いですね^_^;)。夫用の食事から、こっそり拝借しておいたシュニッツェルと千切りキャベツ使用。

ミリアムさん、2度美味しいレシピをありがとうございました!



chouxうちから徒歩で行ける範囲にあるお菓子屋さんで買った苺入りシュークリーム。これは子供と半分こしました。

最近ブログ仲間のところで美味しそうなシュークリームをよく見かけるので、影響されやすい私は「シュークリーム食べたい病」にかかってしまいました。ギリシャのシュークリームとかエクレアって、バタークリーム(?)にせよ、カスタード系にせよ、すご〜くヘビーなクリームが詰まってることが結構あるんですが、このタイプは何となく日本のに近い感じで美味しいです。

夕方の散歩がてらにお菓子屋さんへ行き、1個だけ購入(夫はここの店のケーキはそれほど好きじゃないので、何もなし)。帰り道用にアイスクリームも買いました。子供は苺のジェラート(こちらではグラニタと呼ばれるもの)をカップで、私はピスタチオをコーンで。ここのピスタチオアイスは、ピスタチオもゴロゴロ入ってて美味しいんです。写真、撮っておけばよかった...と後悔。

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めっきり暖かくなって、アーティチョークも叩き売り状態です。

artichoke

うちの夫は「形が嫌だ」と言って、決して口にしようとしないんですが、私と子供はアーティチョークが大好き 普通にギリシャ風やイタリア風の食べ方をするのはもちろん、我が家では和風の料理にも変身して食卓に登場します。

硬い緑の部分を全て除いたアーティチョークは何となく筍の穂先に似ているので、本来なら筍を使う料理をこれで作ると美味しいんですよ。もちろん味は違うんですが、灰汁の強い春の香りが和食にもぴったりです

artichoke riceまずはアーティチョークご飯。下処理して酢水に晒したアーティチョークを薄切りにしてすすぎ、出汁と醤油、酒を入れて炊きます。

筍と違ってアーティチョークは少し柔らかくなってしまうので、シャッキリ硬めの食感がお好みなら、出汁でさっと煮ておいたアーティチョークを炊き上がったご飯に混ぜるといいです(アーティチョークを煮た出汁はご飯を炊くのに使います)。


artichoke & wakame

こちらは若竹煮ならぬ若アーティチョーク煮。これも筍と違って下茹でする必要がないので手早くできます。味がしっかり染み込むほど煮ないので、こちらも出汁はしっかり濃い目のものが合うと思います。

実はこれ、雛祭りのご馳走を作り損なったので、せめてそれらしいものを...と、3月3日に作ったものです。去年の暮れにCROCCOさんに頂いた花の形の麩が雛祭りらしい雰囲気を出してくれました。

kobana fu

金沢の美味しいものをいろいろ送って下さったのですが、不室屋さんの麩はこれも車麩もすごく気に入ってしまいました。花の形のは春らしくていいですよね。ちょっと入れると料理が華やぐので重宝してます。

artichoke in chili oilもう一品。こちらは和風でなく中華風なんですが、穂先メンマ風ピリ辛アーティチョークです。今回はラー油も手作りにしてみました。そのまま食べる他、和えもののベースに使ったりもできるので、作っておくと便利です。

最初の話に戻りますが、筍を食べまくってた私を見て「そんなに食べたら吹き出物が出るぞ」と、父がよく言ってました。灰汁が強いものを沢山食べると肌が荒れるということなんだと思いますが、確かに最近ちょっと肌の調子が...。アーティチョークは肝臓や腎臓にはいいそうなんですけどね。旬を味わうのも、ほどほどがいいようです(と言いつつも、今日もアーティチョークを5個買ってきちゃいました)。

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verjusアグリーダ(αγουρίδα)とはヴェルジュまたはヴェルジュース(verjus、verjuice)、つまり未熟葡萄の汁(※)のことで、ギリシャやヨーロッパ諸国では古くから料理に酸味を加えるために使われていました。

間引いた葡萄を活用する手段でもあり、夏場は丁度レモンが品薄にもなる時期でもあるので、これで代用されていました。しかし近年ほとんど忘れ去られ、そして再び伝統を見直す流行に乗って見直されてきているようです。グルメ食品として、世界各国のワイナリーでも作っているところが多数あります。

その味は、酸味が強くフルーティー。レモンやビネガーと同じように使えますが、それらとはまた違った風味が楽しめます。


unripe grapes

先月の終わりに、義父母宅の葡萄棚から未熟葡萄(品種は不明)を採って来てアグリーダを作ってみました。他の地域ではどうか知りませんが、ミルシニ・ランブラキさんの著書によるとクレタ島でアグリーダに使われる葡萄はエフタキリ(εφτάκιλη)と呼ばれる、9〜10月に熟す大粒の品種だそうです。葡萄の品種や収穫のタイミングによって風味や酸味の度合いは多少違ってくると思いますが、いずれにしても“未熟で酸っぱいけど汁気はある”ぐらいに育ったものがよさそう。

作り方は、まず実を綺麗に洗います。次にフードプロセッサーなどで粗く潰し、ガーゼで漉して搾ります。これをそのまま瓶詰めにする方法もあるようですが、発酵して危険という話も聞くので、酵母を殺す為に加熱殺菌しました。

澱が下に沈むまでしばらく置いてから上澄みだけを瓶詰め、又は長期保存の場合冷凍します。製氷皿で大さじ1ずつ凍らせると使う時に分量の調節もしやすく便利です。

【アグリーダを使ったレシピ】
ブログに掲載した、使い方の例です。レモンと同じように使えるので、お菓子や飲み物にも。蜂蜜と混ぜて水や炭酸水で割っても美味しそうです。

・アグリーダのスコルダリァ(ガーリックディップ)
・アグリーダ入りメリジャノサラタ(焼きナスディップ)
・アグリーダのポン酢醤油風


※アグリーダは主に未熟葡萄で作りますが、すぐりなど、その他の未熟果実でも作られます。

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