ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:おうちごはん

今日はあまり作りたいものがないので、こういう時のために冷凍しておいたミートソースでとりあえずのパスティチオ。

2024.05.28a
ムサカのパスタ版のような……といつも説明してますが、多分ムサカよりよく食べられている料理です。野菜を焼くより若干手間が少ないし、パスタはみんな好きですものね。ギリシャの多くの料理がそうであるように、熱々焼きたてを出さなくてもいいので、結構バラバラな時間に食事をとる我が家では、好きな時に食べてね〜とばかりに作って置いておきます。

もちろん焼きたてには焼きたてのおいしさはあり、真っ先に食べるのは大体いつも夫ですが。なぜか日本人の私の方が「熱いものは熱々のうちに、冷たいものはよく冷やして」というこだわりが(少なくともギリシャ料理に関しては)なくなっている気がします。


2024.05.28b
オーブンついでのもう一品は、早く使わなきゃいけないマッシュルーム消費のために作ったマニタロピタ(きのこパイ)。これも適当なもので、玉ねぎとマッシュルームを炒めてセモリナ粉を振り入れ、牛乳とチーズを少し加えて塩こしょうで味つけ。小麦粉に塩少々と水を加えて捏ねた生地を薄くのばしてオイルを塗って包んでオーブンで焼いたらできあがり。生地を薄くのばすのに慣れが必要だけど、習得すればありあわせの材料であまり時間もかからず作れますよ。ブログ・書籍ともに、生地を一枚一枚薄くのばさなくていい方法も紹介していますので、ぜひお試しください。


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春から夏のはじめ頃にかけては、一年の中でも旬食材を追うのに特に忙しく感じます。

2024.05.21 dolmadakia
後回しにしてたらいつの間にか見かけなくなってた……なんてこともよくあるので、あまり安くなくても早めの時期に買っておくべきですね。
ぶどうの若葉の時期もそろそろ終わりに近づいてきて、ちょっと育ちすぎの葉しか近所では売ってなかったのですが、昨日は作りそびれていたひき肉入りドルマダキァ(ドルマデス)をせっせと巻いていました。

肉入りのドルマダキァは、一般的にはアヴゴレモノソース(卵レモンソース)で仕上げる場合の方が多いのですが、うちの伝統的レシピと呼べるものは、ほんのりトマト味でソースなし。見た目は素っ気ないけど、これがとてもおいしいのです。

レシピは以前載せたので、記事最後のリンクをご覧ください。


2024.05.21 dolmadakia1
面倒でなければ、ぜひ小さめに巻いてみてくださいね。生のひき肉を使ったフィリングはまとまりがいいので、ベジ版より巻きやすいです。
大きさは揃えなくて大丈夫。むしろサイズがある程度まちまちの方が楽しいんです。お手本となった叔母さんのは全体的にかなり小さく、一番大きいのでも指の関節2つ分もないくらいでした。


2024.05.21 dolmadakia2
いつも控えめなぽちっと盛りで写真を撮っているので、今回は豪快に大きなお皿に全部のせてみました。写真だとサイズ感が伝わりにくいけど、お皿の大きさは30cm×55cmぐらいです。

ハーブライス入りのは冷菜なのに対し、肉入りは普通温かい状態で食べますが、残ったのを冷蔵庫に入れておいたそのままでもおいしくて、ちょこちょこつまんでしまいます。


【関連記事】





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イースターサンデーの料理部門。直前までどうするか決めかねて、やっつけで作った復活祭メニューらしきものです。

2024.05.05 easter1
昨日の記事でも触れましたが、復活祭のお菓子は我が家の伝統と言えるような定番ができあがっているけれど、料理は毎年どうしようか悩みます。
ギリシャの復活祭の料理はラムや仔山羊の丸焼きが有名。丸焼きでなくともこれらのお肉を使った料理が定番で、伝統的な食卓には欠かせないものとなっています。それに加え他の肉料理やレバーなど内臓の料理が前菜に出てきたりと、胃袋の限界が試されます。

とは言え、近年はそんなに大量の肉を買っている人はあまり見なくなりました。昔は復活祭前に市場やスーパーへ行くと、丸ごとのラムをカートに積んだり抱えて運んでいる人をよく見かけたものですが。経済的な理由が一番大きいのでしょうけど、他にもさまざまな要因がありそうですね。

うちの場合、私と長女しかラムを好んで食べないし、モツが好きなのは私だけ。それでもちょっと何か作りたいしラムレッグでも買おうかなと迷っているうちに買いそびれてしまいました。全部のお店がというわけではないはずですが、復活祭直前は抱き合わせ商法で頭も付けられてしまうので、それは今いらないなぁと。

ヴィーガンの復活祭メニューも随分前に考えてたのだけど、詰め物をしたラムが食べたい気分でもあったので、雰囲気だけでもと思い冷凍庫にあった鶏もも肉を捌いて作ったのが今回のメイン。ラムや仔山羊に詰め物をして焼いた料理は島でよく見かける気がしますが、一頭丸ごとだったり、小規模に腿や肩肉で作ったり。詰め物も、地方によっていろいろです。今回はナクソス島風に、ふだんそうとハーブと米のフィリングで。少し前に載せたふだんそうパイのフィリングと同じような材料ですが、肉に詰める場合はレバーなど入れたりもします。


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こんな感じで、なんとか閉じてたこ糸で縛ったけど、針と糸で縫うとか楊枝で留める方がよさそう。ちょっと心許なかったので、とじ目を上にして焼き途中で一回ひっくり返しました。


2024.05.05 easter3
焼き上がりを切ってみたところ。チキンヴァージョンもおいしいのだけど、やはりラムで作ったのが食べたい……チキンでもせめてレバーを入れたかったなぁ。


2024.05.05 easter4
もう一品は考えてたヴィーガンメニューからひとつ、ジゲロサルマデス。羊モツを米やハーブとあわせたフィリングを網脂で包んで焼いたものです。かなり前の復活祭に作ったことがあるので、興味のある方は関連記事をご覧ください。ヴィーガンヴァージョンは網脂の代わりにライスペーパーで包んでみたのだけど、焼いてるうちにちょっと破れてしまいました。味はよかったのだけど、材料をシンプルにするため省いた材料はやはり入れるべきだったかも。こちらもちょっと課題の残る仕上がりでした。


【関連記事】

2024年の復活祭、お菓子部門はこちら


ジゲロサルマデスを作った時の記事です(レシピはなし)


今回作った詰め物料理と似たフィリングを使った植物性材料だけのパイ。ナクソス島ではふだんそうをよく食べます

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復活祭前ですが、うちは普段の食生活と変わりなしで節制はしていません。と言っても、元々肉料理は週に2回程度。特に私と夫は野菜や穀物中心の食事です。

2024.04.17 meze
昨日はみんな大好きなケフテダキァ(揚げミートボール)を作りました。
少し前にSNSで日本の学校の給食メニューにケフテデスが出たというのを見たのですが、ギリシャ語でミートボールがケフテス、複数形だとケフテデスになります。

さまざまな種類や食べ方のあるミートボールですが、ギリシャのものはミントやオレガノなどハーブの程よく香るタイプが基本(クミンなど入れる場合も)で、一番ポピュラーなのは小麦粉をまぶして揚げたものです。私のブログや本では普通のひき肉のミートボールのことはケフテダキァという表記になっていますが、これはギリシャで一般的な呼び方で、特にこのような揚げミートボールのことは「小さいミートボール」やただ単に愛称のような感じでケフテダキァ(ケフテダキャ)といいます。ちなみにぶどうの葉で米を包んだ料理をドルマデスといいますが、これも同じ感じでドルマダキァ(ドルマダキャ)と呼ぶ方が一般的です。

前置きが長くなりました。料理写真のミートボールは本当に小さなひと口サイズですが、レギュラーサイズの半分くらいの大きさです。ミートボールは食べムラのある次女の分がいっぱいあった方がいいなと思って、多めに作っても私は少しつまむ程度。別に我慢してるわけではなく、これぐらいの量を豆サラダなんかと一緒に盛り合わせたおつまみプレートで楽しむのが好みなのです。

このような盛り合わせはピキリアといって、ギリシャの居酒屋的なお店や昔ながらのカフェニオン(主に男性が集うカフェ)でもよく出てきます。ウゾに合うメゼのピキリアだとシーフードが中心だったり、その時にあるメゼを適当に盛り合わせただけなんですが、ワンプレートにいろいろまとまってるとなんだか楽しくて、軽く一杯飲むのにいいんですよね。

ケフテダキァのほかにはティロカフテリ(フェタチーズと唐辛子のスプレッド)、ペットボトル漬けカラマタオリーブ、レンズ豆のサラダ、にんじんとチーズのサラダ。これはほんの一例なので、みなさんもギリシャのメゼをいろいろお好みで組み合わせて楽しんでみてください。


【関連記事】
夫の叔母さんの揚げミートボール。チーズは入れなくてもおいしいです。

こちらのレシピではクリームチーズも入れてますが、いつもはフェタチーズと唐辛子だけかギリシャヨーグルトも少し加えて作ってます。

豆サラダはいろんなバリエーションを載せていて、これが今回のにちょっと近い感じです。トマトやルッコラ、バルサミコは入れてませんが。


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週末ぐらいから少し涼しくなりそうですが、最近はもう外を歩いていると半袖でも結構暑いぐらいの気候です。

2024.04.16 vegetable pastitsio
復活祭もまだなのに(今年は復活祭が遅めではあるけど)早すぎでは!?と不安になりますが、夏野菜が安くなってきたのはうれしい。今の時期はまだオーブン料理が苦にならない室温なので、いろいろ作っておこうと思っています。

昨日の晩ごはんは、比較的手間がかからない野菜のパスティチオを久々に作りました。レシピは以前に載せたので、下記リンクからご覧ください。


こちら乳製品を使ったレシピですが、ニスティシマやヴィーガン版は植物性の材料に置き換えて作ってください。


野菜とパスタとベシャメルソースという3つのパーツを準備するので面倒に感じるかもしれませんが、野菜は切って味つけをしてオーブンに入れるだけ。うまく同時進行でやれば、野菜が焼けた端からパスタとベシャメルソースを重ねて焼く工程に進めるので、1時間もあれば作れます。


2024.04.16 vegetable pastitsio1
手際よくやれる自信がなければ、先にパスタを茹で、ベシャメルソースを作っておいても。オーブンをつけている時間をできるだけ短くしたいので、野菜をローストしたあとすぐに組み立てて焼くのが理想です。

ちなみに茹で上がったパスタは水気を切って野菜を混ぜたボウルに入れ、パスタを茹でた鍋は熱で乾くので洗わずそのままベシャメルソースを作るのに使うと洗い物も減らせますよ。巷に溢れてるワンパンで……みたいな超お手軽なレシピじゃないですが、そこそこの手間でおいしいものが食べたい時にぴったりな一品です。


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