ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:おつまみ

卵サラダと言うとマヨネーズなどを加えて潰したタイプを指すようなので、「卵のサラダ」?

2013.02.12 avga salata1
Αυγά σαλάτα

ギリシャ語でもアヴゴサラタと言うと前者かな〜と思いますし、ここはアヴガ・サラタということで。

たまに、こういうシンプルなおつまみで飲みたくなるんですよね〜♪
レシピと言うほどのものではないですが、くし切りにしたゆで卵を皿に盛り、ラドクシド(ヴィネグレット)かラドレモノ(レモンとオリーブオイルのドレッシング)をかけるのが基本形。これにお好みのトッピングを足すと美味しいです。

あくまでも卵が主役なので、なるべくシンプルに……。
今回はマスタード入りのヴィネグレットに、トッピングは葱、ケイパー、穂先ケイパー、ホットパプリカ、オレガノ。ハーブ系はディルなどフレッシュハーブでもいいし、乾燥ミントも合います。

2013.02.12 avga salata2

ワインもいいけど、蒸留酒をキュッと一杯!なんて時にぴったりですよ^^
写真のは、中部ギリシャ・テッサリア地方のチプロです。
チプロはクレタ島のチクディア(ラキ)と同じく葡萄の搾りかすを発酵させたものを原料とした蒸留酒ですが、プレーンなものとアニス風味のがあり、私が飲んでるのは大体いつもアニス無しのです。

ちなみにアニス入りのチプロとウゾの違いは原料と製法だそうです。アニスやその他スパイスなどで香り付けするのは同じですが、ウゾに葡萄はほとんど入っておらず、醸造アルコールをベースに作られます。


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ポピュラーなギリシャ風ディップ(こちらでは「サラダ」カテゴリなんですけど)のひとつ、メリジャノサラタのバリエーションをご紹介します。

2012.05.27 melitzanosalata me elies
Μελιτζανοσαλάτα με ελιές

作り方は簡単♪
基本のメリジャノサラタに薄切りか粗く刻んだオリーブを混ぜ込むだけなんですが、独特の風味が加わってこれもまた美味しいです。
ワインにとっても合うのでパーティーフードとしてもどうぞ^^


焼きなすとオリーブのディップ(メリジャノサラタ・メ・エリェス)

材料:(4人分)
基本のメリジャノサラタ
オリーブ(今回はカラマタオリーブとスタッフドグリーンオリーブを使用)...4〜8個
パセリ微塵切り...約大さじ2

基本のメリジャノサラタを作る。オリーブの塩気が加わるので塩を入れすぎないよう注意。薄切り又は粗く刻んだオリーブ、パセリ微塵切りを加え混ぜる。

時間があれば冷蔵庫で数時間寝かせ、味を馴染ませる。

MEMO:分量はあくまで目安なので、オリーブの量など好みで調節して下さい。完成品写真は手のひらに載るサイズの器なのですが、米なす1個で作ってこの量でした(基本のメリジャノサラタのレシピは日本サイズのなすを基準に書いてあります)。


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かなり久しぶりに大きな青空市場に行ったら、見つけた♪

2012.03.03 papoules1

春先にはいろんなホルタ(野草や青菜の類)があって、菜っ葉食いにはたまらない季節。
このパプーレス(※)は、うちの近所の市場では見かけたことがないのですが、クレタ島でサラコスティ(復活祭前の節食期間)によく食べられるものだそうです。

2012.03.03 papoules2

先っぽ以外は硬いので、可食部分は茎を指でちぎれるぐらいのところまで。葉っぱも下の方のは硬いです。
粗く刻んでサラダに入れてもいいのだけど、チクディア(ラキ)のおつまみとしてそのままもしゃもしゃ食べるのが断然好き。粗塩だけで加工した皺の寄ったブラックオリーブ、生のアーティチョークが定番の組み合わせです。あとはゴツゴツしたパクシマダキァ(主に粗挽きの粉で作られるラスク)、ルブーニャなんかがあれば最高ですね。
パプーレスに塩をパラパラ振って、お好みでワインビネガーもちょこっと。ほろ苦い葉っぱのおつまみは超シンプルながらも結構癖になる味です。

2012.03.03 salad

本当に、ひと束まるかじりできそうな勢いなのですが、微妙に余ったのでミックスサラダにも入れてみました。かなり萎れやすい葉っぱなので、買ったその日のうちか翌日ぐらいまでに消費するのが理想です。
晩ごはん兼ワインのおつまみによく作る盛り沢山サラダ……この日のはルッコラ、ロメインレタス、クレタ産アボカド、生マッシュルーム、ミニトマト、ラディッシュ、ハーブ&スパイスソルトをすり込んでから焼いたチキンが入ってます。


※パプーレス(παπούλες)は別名プサレス(ψαρές)、カビリェス(καμπυλιές)とも呼ばれるマメ科の植物で、学名はLathyrus ochrus、和名はヒゲレンリソウ。葉の先端から巻きひげが出てるのが特徴。淡いクリーム色の花を咲かせます。


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ブログの方、ちょっとご無沙汰していました。
twitterやmixiはよく徘徊してたんですが、こちらではお久しぶりです。

あっという間に10月も終わりですね。
今月は日本から妹が遊びに来てたりで、食べたいものリクエストに応えるべく、せっせと料理していました……と言っても、妹をアシスタントとしてこき使ってたので随分楽をさせてもらいましたが^^;

さて、そんなある日の昼ごはん。

2011.10.25 lunch

妹がこっちで食べたいものの一つがパストゥルマのパイだったので、それをメインにディップ類とローストパプリカを適当に並べたメゼランチです。
メゼだから呑まないとね〜♪と、ウゾも2種。この時はプロマリウとミニスカおねえさんのやつを(呑んでたのは主に私ですが……)。

パストゥルマ(※)のパイはチーズと合わせたピタ・ケサリアスが一般的なのですが、それは店で食べたからいいとして、我が家で定番となっている野菜たっぷりのタイプを作りました。
これ、作るのは簡単なんですが、何しろ材料が揃わないといけないので日本ではなかなか作ることが出来ないのです。
重要ポイントは角型で薄緑色をしたピーマン(ピペリエス・ケラト)をたっぷり。普通のピーマンだと何だか違う味になってしまうんですよ。

※パストゥルマはトルコやアルメニアの伝統的な肉加工品ですが、ギリシャでも一般的。空港にあるギリシャ食品店で売ってるのが持ち帰れるようです。

他にはタラモサラタメリジャノサラタティロカフテリのディップ3種。
ティロカフテリは微妙に違うレシピも前に載せてますが、よく作るのはローストした青唐辛子にビネガーを振りかけてマリネしておき、フェタチーズなどを適当に混ぜたタイプです。
日本にはギリシャで売ってるような大きめの青唐辛子があるのか知りませんが、無ければ万願寺唐辛子やししとうなど辛くないタイプのと辛い青唐辛子を混ぜるといいかもしれません。

ティロカフテリ(フェタチーズと唐辛子のディップ)

材料:
青唐辛子
フェタチーズ
ワインビネガー
オリーブオイル

青唐辛子はローストして皮や種を除き、ワインビネガーをまぶしておく(この状態で一日ぐらい冷蔵しておいた方が美味しくなる気がします)。

青唐辛子を深い皿に入れナイフとフォークを使って細かく刻む。ここにフェタチーズを加えフォークで潰しつつ混ぜる。

味見をしつつオリーブオイル、ワインビネガーで味を調える。

MEMO:使用する青唐辛子のタイプやフェタチーズと唐辛子の好みの割合によるので分量表記なしにしました。分量表記ありのレシピは本文中リンクを参照して下さい。手作業で作る方法でご紹介しましたが、多めに作る時などフードプロセッサーを使ってもいいです。


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夜、ひとりでワインでも飲みつつダラダラする時間が好きです。
何かつまむものは不可欠で、いつも献立を考えるのには苦労してる割におつまみなら数品ササッと用意できるのが不思議(笑)

2011.10.07 red pepper & feta dip


先週某日のおつまみは、ローストしてあったパプリカと少しだけ残ってたフェタチーズで作った簡単なディップでした。

この時は自分でローストした赤パプリカを使いましたが、ギリシャでは瓶詰めのフロリナペッパー(ピペリエス・フロリニス。角型の赤ピーマン)がどこのスーパーでも売ってるのでそれを使うこともできます。


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