ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:おつまみ

新刊「おうちでギリシャ居酒屋」先週発売されました!そして、ちょうど同じ頃に私のところにも届きました〜

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ご購入のお知らせや、早速レシピをお試しいただいたというお知らせも沢山......どうもありがとうございます!今までに出した本全てを揃えてくださってる方も結構おられて感激です。

先月noteに掲載したお知らせ記事で、ざっくりと内容紹介をしてますので、こちらもよろしければご覧くださいね。



上の記事内に盛りつけ例の写真も載せていますが、小皿のメゼを沢山並べたり、逆にワンプレートにいろんな種類のメゼを盛っても楽しいです。

ワンプレートに盛りつけるのは、ギリシャでは“ピキリア”と呼ばれます。
簡素なものだと市販のハムやチーズ類、オリーブなどだけだったり、もうちょっと凝ったものだとミートボール、ミニパイ、ドルマダキァ(葡萄の葉の米詰め)やマリネなど入ってたりします。

2024.12.21 pikiria
こちらの写真のピキリアの内容は、フォークのところから時計回りに、以下の通りです。

・ギリシャ風ポテトサラダ(p.50)
・レンズ豆サラダ(p.51)
・小いわしのマリネ(p.71)
・ムール貝の炒めマリネ(p.75)
・フェンネルのケフテデス(p.36)
・田舎風ソーセージ(p.81)
・ゆで卵のおつまみ(p.14)
・とりあえずのきゅうり(p.12)
・塩漬け黒オリーブ(市販品。これはクレタ島の小粒オリーブです)


※レンズ豆サラダはスモークにしん添えでご紹介していますが、豆サラダだけでも、このピキリアのように他の魚マリネなどとあわせても。サラダは他の豆で作ってもよく、私は黒目豆で作るのも好きです。

※液体に漬かってない塩漬け黒オリーブは、日本では「ギリシャ風」と記載して売られてたりします。ギリシャのオリーブでは、カラマタオリーブも食べやすくおすすめ。こちらはビネガー入りの塩水に漬けてあり、さっぱりとした味わいです。


上の例以外にも、ぜひお好きな組み合わせで自由に楽しんでくださいね。
読者の皆さんが作った「おうちメゼ」も、見せていただけると嬉しいです(インスタなどに投稿される場合、タグ付けしてくだされば見に行きます)。

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今日はチクノペンプティなので肉のメニューにしました。

2025.02.20 tsiknopempti
ギリシャはカーニバルシーズンの真っ只中。
カーニバルはギリシャ語でカルナヴァリですが、この期間はアポクリエスとも呼ばれます。アポクリエスは“肉から離れる”みたいな意味で、復活祭前の長い節制生活に向けての準備期間のようなもの。今週は思いっきり肉を食べておく肉週間、来週は肉断ちに入っているけど卵や乳製品を使った料理やお菓子を食べるチーズ週間と続きます。

カーニバルの間は仮装してパーティーやパレードにも繰り出すのだけど、インドア派な私は子供たちが大きくなって、「今年のコスチュームはどうしよう?」というような悩みからも解放されほっとしているところ。行事食だけは気になるので、無理なくできる範囲で楽しんでいます。

“肉を焼く煙の匂いの木曜日”というような意味のチクノペンプティは、煙をモクモクあげて焼いた肉類を食べるのが伝統。庭やバルコニーでバーベキューをしたり、レストランに食べに行ったりする人が多いです。

うちはベルコニーでバーベキューをしないし、お店もこういう日は混雑のあまり質がいまいちだったりするので、グリルやフライパンで簡単に肉料理を作ることが多いです。炭火じゃないけど、煙は出てるのでまあいいでしょう(笑)




今年は、来月発売の新刊「おうちでギリシャ居酒屋」掲載レシピでチキンのミニコンドスブリを作りました。コンドスブリというのは本来はげんこつ大の肉を大きな串に刺して焼き上げたもの。かなりボリュームがあるけど復活祭の時なんかは丸焼きラムが焼けるまでのメゼ(おつまみ)として出されたりします。
最近はミニコンドスブリというのを居酒屋で見かけるので、なんだか矛盾するのでは?と思いつつも採用してみました。

コンドスブリは普通のスブラキ(串焼き肉。竹串に刺してあるのがスタンダード)よりも味つけに凝っていたりするのでそのままで十分おいしいのだけど、ディップやソースを添えて味変しても。定番かつ人気のジャジキ(きゅうりとヨーグルトのディップ)のほか、トマトとパプリカの赤いソースもご紹介してますので、ぜひお試しを。

トップの写真の一番奥に写ってるのは本に掲載している料理ではないのですが、焼肉料理の時にいつも夫が食べる刻みサラダです。その時によって若干材料が変わるのだけど、基本は玉ねぎ、青唐辛子、トマト、ロメインレタス、レモン、オリーブオイル、ビネガー、塩。今日はコリアンダーの葉とホットソース(唐辛子が少ししかなかったので)、スマックも入れました。

ちなみに、あまり知られてないかもしれませんが、スブラキなどのピタサンドも赤いソースで提供する店が結構あるんですよ。店によって普通のトマトソースのようだったり、パプリカがメインだったり。日本ではラーメンの食べ比べを楽しんだり推しラーメン屋があったりする人が多いけど、ギリシャ人はスブラキに対しそれに似たこだわりを持っている気がします。


2024.07.09
こちらは以前撮った写真なのですが、食べやすく切った肉(こちらは豚肉で作ったもの)にレッドソースをかけて、新刊掲載レシピのイーストを使わない簡単ピタパン、オニオンスライス、トマト。
おつまみとしては、こんな風に小さな皿盛りにするのもおすすめです。


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一部SNSではすでに告知していましたが、ギリシャのおつまみ本が来月発売されます!

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お酒を飲む人はもちろん、飲まない方にも「居酒屋メニュー」や「小皿料理」って魅力的ではないでしょうか?

西洋料理で居酒屋のおつまみに似たものは、スペインのタパスやピンチョスなど思い浮かべる方も多いでしょう。
ギリシャを含め、東地中海の辺りでは「メゼ」と呼ばれるものが居酒屋メニューのような感じです。

国や文化によってそれぞれ違いはあれど、お酒のお供に控えめな量で出されいろんな味を楽しむことができたり、親しい人と過ごす楽しい時間やひとりのリラックスタイムをさらに素敵なものにしてくれる、そんな料理や食べ物たち。


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ギリシャのメゼも、小皿料理やおつまみという風に訳される場合が多いのですが、実際のところそう呼ぶにはいささかボリュームのありすぎる量で出てきたりも。明確な定義がちょっと難しいものだけど、逆に言えば自由度も高いような気がします。


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本書ではギリシャの居酒屋的なお店で出てくる定番料理から、メゼとして食べたい郷土料理、他の国の料理をギリシャ風にした料理など……なるべく手に入りやすい材料で、難しいテクニックを必要とせず、比較的短時間で作れるレシピを80品ご紹介します。ちょっと時間がかかる料理も実際の作業時間はそんなにかからないので、休日などゆっくりできる時にお試しください。

また、ギリシャの居酒屋のイメージも掴んでいただけるよう、コラムもいくつか掲載しています。もし実際に体験してみたくなった方は、ぜひギリシャへいらしてくださいね。

発売は3月12日頃の予定。オンライン書店や全国の書店に置いていただけるはずですが、予約してくださると関心度も高いということで、ギリシャ料理普及活動の応援になります。



掲載している料理やそれにまつわるエピソードなどもブログでご紹介していこうと予定していますので、どうぞよろしくお願いします。


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とても慌しかった10月。
いろんな人に会う機会があったり、クレタ島へ出張で(たった1日だけど)行ったりもしてました。

2024.10.26
クレタ島はたぶん18年ぶりくらいなんですが、もうちょっとゆっくりできたらよかったなぁ……でも昔行った教会を再訪したり、なかなか楽しかったです。食べ物的には、自分が行きたい場所を回ったりはほとんどできなかったのが少し残念だったけど、クレタ料理のお店や食料品店はアテネにも沢山あるし、まあよしとしましょう。

トップの写真は、アテネのクレタカフェニオンからお持ち帰りしたミルクフェッドラム腸のフライのリメイク。羊腸は裏返したりしてよくよく洗う下処理が必要ですが、乳飲み仔羊はほぼそのままでも大丈夫なのだそう。確かに臭みがほとんどないです。
シンプルに小麦粉をまぶして端がカリッとするまで揚げたのに塩とレモンだけでもおいしいのだけど、持ち帰った分は揚げ直してスモークパプリカを少し。自家製のハラペーニョソースを添えました。
この日は揚げ魚のマリネも作ったのですが、一部は漬けずにその場でおつまみに。


2024.10.31 dakos
一番よく知られるクレタ料理は、たぶんダコスでしょう。大麦パンなどで作られるラスクにトマトやチーズをのせたパンサラダっぽい一品ですが、今やその辺のスブラキ屋さんなんかでもメニューに載ってたりするほど一般的になりました。


2024.10.31 kavroumadakia with graviera cheese
ダコスに使ったラスクは買ってきたものだけど、クレタ島のグラヴィエラチーズ入りのカヴルマダキァという固焼きパンを久しぶりに作りました。結構日持ちするし、オリーブなんかと一緒におつまみに重宝するものですが、作った端からすぐに手が出てなくなってしまいます。


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バカンスシーズンのピークとなる8月。私たちも夏休み中にはちょこっと島へでも行くつもりではありますが、少し閑散としたアテネでのんびり(実際はだらだら)過ごしています。

2024.08.06a
この時期観光地以外は街のお店も飲食店や個人商店は閉まっているところが多いので、最低限の材料でメゼをいろいろ作って並べてみました。

・豚肉コンフィとトマト入りのスクランブルエッグ
・ジャコウタコソテーのせファヴァ
・ファヴァのケフテデス
・バナナピーマンの素揚げ
・ハネムスカリ球根のピクルス



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肉が入りメインっぽいスクランブルエッグについては、ちょっと長くなるのでまた次回に。

豆ペーストのおつまみといえばフムスが有名ですが、ギリシャのメゼの定番ファヴァは黄色い割り豆から作られる、それ自体はシンプルな塩味の豆のペーストです。オリーブオイルやレモンをかけてさっぱりとサラダ感覚でいただきます。ベーシックな食べ方としては薬味として玉ねぎやケイパーなど少しのせますが、キャラメライズさせた玉ねぎのトッピングや、タコ(炭火焼きだったり煮込みだったり)をあわせるのも定番。

今回はハンドブレンダーでなめらかに仕上げたファヴァに、スーパーで衝動買いしたジャコウタコをオレガノ&レモン味のソテーにしたものとオニオンスライス、ケイパーのトッピングで。ジャコウタコはお手頃価格が魅力だけど、普通のタコやイカと比べ旨味に欠ける気がするので、煮込みにした方がよかったかも?

シーフードを食べない家族用には、煮てる途中で取り分けておいた水分少なめで粒感もあるファヴァでファヴォケフテデス(ファヴァのミートボール風)にしました。写真を撮るときに並べ忘れたのだけど、にんにく&ミント風味のヨーグルトと、トマトソースに少し調味料を足したもの(シナモン、カイエン、はちみつ、ワインビネガー)2つのソースを添えて。

あとは、いい加減使い切りたいハネムスカリ球根ピクルスと、この時期食べまくっている小ぶりな甘唐辛子類。今週は深い緑のは大きめのしかなかったので、小さなバナナピーマンぽいのを市場で買ってきました。


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