ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:お菓子

今年のクリスマスディナーは餃子な予定の我が家です(笑)
せめて簡単なお菓子だけでも......と、作ったのが定番のメロマカロナとクラビエデス。

2013.12.24 christmas cookies1
Κουραμπιέδες με φυστίκι Αιγίνης / Μελομακάρονα με κάστανο και σοκολάτα

定番と言えど、今年のは変化球ですよ♪


2013.12.24 christmas cookies2


メロマカロナは栗のシロップ煮をフィリングにし、チョココーティングしました(手前の、切ってあるのはコーティング前の状態)。
チョコがけのメロマカロナは今や定番のひとつといった感じですが、見かけるようになったのはここ10年ぐらいかと思います。栗を入れたのは私の思いつき。


2013.12.24 christmas cookies3


クラビエデスは、昔レシピを載せたピスタチオヴァージョンです。
クラビエデスといえばアーモンドで作るのが普通ですが、他のナッツで作っても美味しいです。
メロマカロナもクラビエデスも、この時期はよく人にも頂いたりで飽きてしまうので、自分で作るのはこういうアレンジ版が多いのです。


2013.12.24 christmas cookies4


今回は月型にしてみました。焼く前と、


2013.12.24 christmas cookies5


焼き上がりにオレンジフラワーウォーターと粉砂糖をまぶしたところ。
粉砂糖はこのあとさらにたっぷりまぶします。


2013.12.24 christmas cookies6


メロマカロナに入れた栗は、真空パックの剥き栗をシロップで煮た手抜き(直前までやる気が出なかったもので......)。
自分で剥いた栗の方が風味が断然いいですが、まあこれはこれで。


2013.12.24 christmas cookies7


オーブンから出した熱々のメロマカロナは栗を煮たシロップにくぐらせ、さらにメタクサを刷毛でたっぷり塗ってあります。
翌日まで置いて、お好みでチョココーティングして出来上がり。


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レモンがあまりにもいっぱいあるのでケーキでも作ろうと検索してたら、目に留まったのが「丸ごとのレモン」を使ったレシピ。

2013.03.30 lemon cupcake

柔らかくなるまで茹でた丸ごとオレンジをピュレ状にして生地に加えるケーキを昔かなりよく見かけたので、それかな〜と思ったら、生のレモンをそのまま潰すタイプでした。

早速作ってみたら、爽やかなレモン風味で美味しいのだけど、使ったバターが悪かったのか乳臭さが気になります。そして、元レシピだと12個できたのでちょっと多すぎ……。
それ以来数回作ってますが、配合をかなり変えたり全工程をFPで作るよう変更したりして、今のところこれに落ち着いた感じ。
元レシピよりは食感が軽く、甘さも控えめになっています(私が参考にしたレシピのリンクを貼っておきますが、大元のレシピはさらに砂糖が多かったらしい^^;)。

覚え書きも兼ねてレシピを載せておきますので、興味のある方はお試しください。


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タイトルにもあるように、コーヒー味じゃなくコーヒーのお供に最適なケーキです。
先日ついぴくにアップした写真なのだけど、結構反応して下さった方が多かったのでレシピを載せておきます。

2012.11.15 streusel coffee cake

昔よく利用してたアメリカのレシピ交換掲示板で教えてもらったこのケーキ。軽い(しかし繊細でもない)食感と、ナッツ&シナモンのフィリングで、こちらの人にも受けがいいので我が家で定番となってる焼き菓子のひとつです。

元レシピより砂糖は減らしてますが、あとはほぼ忠実に作ってて、使用する油脂はショートニングで。これは個人の判断で、もちろんバターで作って頂いても大丈夫です。
食感は少し変わるかもしれませんが、風味は断然バターの方がいいと思います。ショートニングだと少しチープな風味になって、それも味という気はしますが。

油脂も卵も少なめのケーキなので、そういうのを気にされる方にもおすすめです。


2012.09.19 ariston

ちなみに私が使ってるショートニングはこれ。缶のデザインが気に入ってます♪
一応、トランスファットフリーだそう。

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長女が最近お弁当を多めに持って行きたがるので、少ないレパートリーの中で四苦八苦しています
ギリシャ風のお弁当ってサンドイッチや惣菜パイなどスナック的なものが定番なんですけど、あまり変わったものは嫌がるんですよ(おにぎりとか、ちょっと日本っぽいものも持って行ってくれると助かるのに……)。

2012.10.17 pies & muffins

というわけで、ありあわせの材料で作った本日のお弁当がこちら。この他に葡萄も持たせます。

そろそろ熟れすぎになりそうなバナナが1本あったので、それで何かお菓子を作るのは決まっていたのだけど、お菓子と葡萄じゃ甘いものばかりだしな〜と、野菜&チーズのパイも追加。昨日のうちにローストしたフロリナペッパー(細長い赤ピーマン)とフライパン焼きにしたナスがあったので、それにチーズを加えたフィリングです。

お菓子もあまり砂糖を入れたくなくて、でもバナナだけだと少し物足りない味になってしまうのでペティメジを入れてみました(型に入れる生地の量が少なめだったので膨らみイマイチです^^;)。
これまた適当に作ったのだけど、ふわふわ・ホロッとした食感で甘味も程よい仕上がり。


2012.10.17 pie

パイを割ってみたところ。
これはワインのおつまみにもいいですよ♪

どちらも適当に目分量で作ったのでちゃんとしたレシピは書いてませんが、作り方の説明を追記に載せておきますので参考にどうぞ。

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秋の訪れを感じるサインのひとつが、市場で見かけるムストス(葡萄の絞り汁を発酵しないよう安定させたもの)や、スーパーで山積みにされているムスタレヴリァとムストクルラ。

2012.10.07 moustokouloura1

葡萄の旬は8月頃からなのだけど、ムストスが並び出すのは大体9月に入ってからのようです。例によって、載せるのが大幅に遅れてしまいましたが……。

2012.09.29 moustos petimezi

私がよく行く青空市場でも、こんな風に売られています。

ムストスについては以前にも紹介しましたが、葡萄の絞り汁に木灰を加えて加熱し、濾したものです。加工してあるとは言えこれはそれほど日持ちは良くないようで、保存するにはシロップ状になるまで煮詰めペティメジにしたり、ムスタレヴリァを作って乾燥させたりします(※)。

そのムストスやペティメジを使ったお菓子として最も一般的なのが、上で挙げたムスタレヴリァやムストクルラ。ムスタレヴリァは過去記事を参照して頂くとして、今回はムストクルラについてご紹介します。

ムストクルラはギリシャの家庭でよく作られるクルラキャ(ビスケット、クッキー)のひとつで、ペティメジや冷凍保存したムストスを使えば一年中作れますが、特にムストスのシーズンである秋のお菓子です。
基本的な材料をムストスまたはペティメジ、植物油、小麦粉、スパイス、膨張剤とし、この手のお菓子としてはヘルシーなので子供のおやつとしても最適。捏ねて丸めるプロセスが簡単かつ楽しいので、うちではよく子供と一緒に作っています^^

今回書いてみたレシピはペティメジヴァージョンのソフトタイプムストクルラです。日本ではなかなか作りにくいかと思いますが、機会があれば是非お試し下さい。

※ムスタレヴリァを長期保存するには、出来上がったものを一口大に気って日干しにしたり、また、スジュキというお菓子にします。スジュキは紐に胡桃を数珠繋ぎにし、ムスタレヴリァの液体に何度もくぐらせてサラミのような形にして乾燥させたもの。


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