前回の続き。
もうおわかりかと思いますが、マスティハリキュールを作っているところでした。
Λίκερ Μαστίχα
日本にいる妹が、「マスティハと青紫蘇のカクテル」を見て、飲んでみたい!と言ってたんですよ。リキュールを送るのは規制もありちょっと難しそうだけど、マスティハそのものなら封筒でも送れますし、こんなもんかな……と書いてみたレシピを添えてプレゼントしました。
レシピを書くからにはもちろん自分でも仕込んだのですが、その完成品が上の写真です。
ただの液体って、写真難しいですね〜。撮影用の小物など持ってないなりに、一応ギリシャなイメージでスタイリングしてみました(笑)
マスティハについては以前に何度か書いているので、この辺を参照してもらうとして。その風味をつけたリキュールは、ギリシャでポピュラーな食後酒のひとつです。マスティハには消化を助けたり胃腸の働きをととのえる効果があるとされているので、心なしかおなかがすっきりするような気がします。
市販のマスティハリキュールは醸造アルコールとマスティハを原料に、マスティハを蒸留することにより風味をつけ、砂糖のシロップで甘みとアルコール度数を調整して作られます。
家庭バージョンだと蒸留の手間は省き、醸造アルコールもしくはラキやチプロ(ぶどう滓の蒸留酒)でマスティハを漬けて、シロップとブレンドするのが一般的なよう。少し入手が難しい醸造アルコールをわざわざ使うならこの方法でやる価値はあるのですが、アルコール度数の低い(と言っても40度はありますが)ラキやチプロで作るなら、普通の果実酒の作り方でいいのでは……と思ってやってみたのが後述のレシピです。
妹には氷砂糖とホワイトリカーで実験してもらうとして、私が使ったのは知人にもらったクレタ島の自家製ラキとグラニュー糖。ギリシャでは普通のお店に氷砂糖は売ってないので、一般的なグラニュー糖をあえて使いました。
仕込んですぐは、こんな感じ。
日が経つにつれ小さな粒状に溶けていくのは見られましたが、うちのは沈んだまま。砂糖を溶かすためにかき混ぜたら、全部くっついてひとつになりました。1ヶ月弱経った今でも全て溶けず、瓶の底にナメクジみたいになってへばりついてますが、風味は十分に出たのでこれで完成とします。
早速試飲し、アイスクリームにかけたりカクテルにも使ってみました。ラキを使っているので市販のマスティハリキュールのようなクリアな味わいではないものの、低コストで作れる家庭版としては悪くない出来です。
マスティハの風味は日本人にはかなり好き嫌いが分かれるところですが、マスティハは日本でも入手できるようですし、興味のある方はぜひ作ってみてください!
レシピの分量では普通のマスティハリキュールぐらいかややあっさり目の甘さになりますが、砂糖控えめで作れば料理にもいろいろ使えますよ〜。
簡単な使い方としては、アイスコーヒーに入れるのもおすすめなんですが、もちろんギリシャの国民的飲料「フラッペ」でお試しください♪
ちなみに、かなり前に書いたフラッペの記事をSUKIMANOさんで紹介して頂いてます。
→ちょっとしたひと手間でいつもと違うコーヒーブレイク☆アレンジコーヒーまとめ
インスタントコーヒーを泡立てるだけでおいしさアップ、しかもギリシャ風!なフラッペは、暑い時期にぴったりです。
マスティハリキュールの他の使い方も、また機会があれば載せていきます。
ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
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もうおわかりかと思いますが、マスティハリキュールを作っているところでした。
Λίκερ Μαστίχα
日本にいる妹が、「マスティハと青紫蘇のカクテル」を見て、飲んでみたい!と言ってたんですよ。リキュールを送るのは規制もありちょっと難しそうだけど、マスティハそのものなら封筒でも送れますし、こんなもんかな……と書いてみたレシピを添えてプレゼントしました。
レシピを書くからにはもちろん自分でも仕込んだのですが、その完成品が上の写真です。
ただの液体って、写真難しいですね〜。撮影用の小物など持ってないなりに、一応ギリシャなイメージでスタイリングしてみました(笑)
マスティハについては以前に何度か書いているので、この辺を参照してもらうとして。その風味をつけたリキュールは、ギリシャでポピュラーな食後酒のひとつです。マスティハには消化を助けたり胃腸の働きをととのえる効果があるとされているので、心なしかおなかがすっきりするような気がします。
市販のマスティハリキュールは醸造アルコールとマスティハを原料に、マスティハを蒸留することにより風味をつけ、砂糖のシロップで甘みとアルコール度数を調整して作られます。
家庭バージョンだと蒸留の手間は省き、醸造アルコールもしくはラキやチプロ(ぶどう滓の蒸留酒)でマスティハを漬けて、シロップとブレンドするのが一般的なよう。少し入手が難しい醸造アルコールをわざわざ使うならこの方法でやる価値はあるのですが、アルコール度数の低い(と言っても40度はありますが)ラキやチプロで作るなら、普通の果実酒の作り方でいいのでは……と思ってやってみたのが後述のレシピです。
妹には氷砂糖とホワイトリカーで実験してもらうとして、私が使ったのは知人にもらったクレタ島の自家製ラキとグラニュー糖。ギリシャでは普通のお店に氷砂糖は売ってないので、一般的なグラニュー糖をあえて使いました。
仕込んですぐは、こんな感じ。
日が経つにつれ小さな粒状に溶けていくのは見られましたが、うちのは沈んだまま。砂糖を溶かすためにかき混ぜたら、全部くっついてひとつになりました。1ヶ月弱経った今でも全て溶けず、瓶の底にナメクジみたいになってへばりついてますが、風味は十分に出たのでこれで完成とします。
早速試飲し、アイスクリームにかけたりカクテルにも使ってみました。ラキを使っているので市販のマスティハリキュールのようなクリアな味わいではないものの、低コストで作れる家庭版としては悪くない出来です。
マスティハの風味は日本人にはかなり好き嫌いが分かれるところですが、マスティハは日本でも入手できるようですし、興味のある方はぜひ作ってみてください!
レシピの分量では普通のマスティハリキュールぐらいかややあっさり目の甘さになりますが、砂糖控えめで作れば料理にもいろいろ使えますよ〜。
簡単な使い方としては、アイスコーヒーに入れるのもおすすめなんですが、もちろんギリシャの国民的飲料「フラッペ」でお試しください♪
ちなみに、かなり前に書いたフラッペの記事をSUKIMANOさんで紹介して頂いてます。
→ちょっとしたひと手間でいつもと違うコーヒーブレイク☆アレンジコーヒーまとめ
インスタントコーヒーを泡立てるだけでおいしさアップ、しかもギリシャ風!なフラッペは、暑い時期にぴったりです。
マスティハリキュールの他の使い方も、また機会があれば載せていきます。
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