ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:そら豆味噌

この秋は、オリーブの他に唐辛子ものもいっぱい仕込んでいました。

2019.10.29

どちらも去年はできなかったので反動がものすごいです(笑)


2019.10.13 fermented pepper

まず最初に仕込んだのが少しの塩だけを加えた発酵唐辛子。夫が買ってきてくれた難あり激安唐辛子で作りましたが、難ありだけに鮮度がかなり微妙だったのでどうかな……豆板醤風のを作るのに使うつもりだったのだけど、唐辛子自体の水分がかなり多いので、そのうちホットソースとして使おうと放置中。


2019.10.16 hot peppers

水分の少ない唐辛子で作った塩だけの発酵唐辛子と、四川風の泡椒。


発酵唐辛子ペースト


2019.11.06

泡椒を使った牛肉と香菜の炒めもの。


2019.11.05a

控えめな量の塩だけを加えた発酵唐辛子は、一部を2017年の今頃に作ったそら豆味噌とあわせて簡易豆板醤っぽいものにしてみました。混ぜてしばらく熟成させます。


2019.11.05b

そら豆味噌と同じ時に作った豆板醤は、今こんな感じ。残りわずかなので、これが終わったら新しいのを使い始めます。


2019.10.23

この秋は本当に絶え間なくオリーブと唐辛子加工品を仕込んでいたもので、置き場にも困るほど
こちらはニンニクと生姜も入った剁椒。中華料理などに活躍します。


2019.11.01

剁椒で、手羽中の炒めもの。間違いなくビールの進む味!この日はオリーブキムチと白菜キムチも一緒に、なぜか唐辛子だらけでした。


2019.10.31

もうそろそろやり切った感があったのですが、そういえばあれを作りたかった……と思い出したのがハリオムさんの赤唐辛子のアチャール。主に夫用に作ったのだけど好評でした。


2019.11.02

そして、さすがにもういいよね……と思ってたらエクサルヒアの青空市場でちょっとハラペーニョを思わせる肉厚な青唐辛子が普通のに混じって一束だけ売ってるじゃないですか!これもスルーできず思わず購入(笑)こちらのサイトを参考に、ピクルス2種類に加工しました。


2019.11.16

水分の少ない唐辛子でレモスコも作っておきたくて、しばらく切らしていたレモスコも補充。発酵青唐辛子でも作ったけど、私はフレッシュなやつの方が好きかな。これは搾りかすも薬味として大活躍するので無駄がありません。


レモスコのレシピ

11月も終わりに近づいた今、新たに保存食作り用の唐辛子は買ってませんが、麹を作ったので三升漬が熟成中〜。あと、麹と発酵唐辛子をあわせたものもまた作ろうと考えています。あまり時間に余裕はないのだけど、やっぱり保存食や発酵食品作りは楽しいですね。唐辛子もの以外にもあれこれ作っているのでまたそのうち載せようと思います。


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ギリシャは、2月に入る頃からそら豆の時期が始まります。
まるでベルベットのようにやわらかな出始めのそら豆は、さやも丸ごと食べられるのですよ。ギリシャ料理では煮込んで食べるのが定番ですが、そら豆の季節になったらやろうと思って温めていたネタを……。

2018.02.14 soramame miso soup

そら豆味噌汁です。

そら豆麹で作ったそら豆味噌と丸ごとのそら豆で作った、そら豆だけのお味噌汁!そら豆そら豆書きすぎてゲシュタルト崩壊しそう味噌に使った塩と出汁以外はそら豆しか入ってません。

※灰汁で色が悪くなるので、さやそら豆は下茹でしてから出汁で軽く煮ます。


2018.02.14 soramame miso1

そら豆味噌は11月の終わりに少量仕込んでいたもの。生そら豆の出始める頃はまだ熟成が足りないかなと思いましたが、味見してみたら予想よりかなり熟成が進んでいました。すでに味噌らしい深い味わいになっていて、変わり味噌では昔作ってみたひよこ豆味噌完成品の記事)よりこっちの方が好み。


2018.02.14 soramame miso onigiri

ついでに味噌おにぎりも作ってみました。まだ2か月半くらいしか経ってないのに、ちゃんとおいしい。こういうストレートな食べ方でも十分いけます。


2017.11.28 soramame miso2018.02.14 soramame miso2

比較写真:仕込んですぐは不安を感じさせるグレーっぽい色でしたが(左)、だんだん茶色く色が変化してきています。市販されているそら豆味噌はかなり黒っぽい色なので、これももっと熟成させたら濃い色になりそう。味見してとりあえずは満足したので、もうちょっと眠ってもらうことにします。

同じ時に仕込んだそら豆麹の豆板醤も小瓶の分を少し使ってみたのですが、こちらも順調。次回はもっといっぱい仕込もうと、今から楽しみです。

【関連記事】
そら豆麹で、豆板醤とそら豆味噌仕込み


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何年か前に自家製豆板醤(っぽいもの)を作ってみたらおいしかったのだけど、ちびちび使ってたそれが切れてからは市販のを使っていました。

2017.11.25 soramame koji

ちなみに私はとにかく麻婆豆腐が大好き!なので、豆板醤はほぼ麻婆豆腐用になっています。本格的な作り方ではないとは言え、やっぱり自家製豆板醤で作ってた時の方がおいしかったな〜と思い、再び仕込む計画を立てていました。

完全に本場の作り方は無理そうだけど、今回はそら豆麹を使ってみようと決意。中国のそら豆麹とは同じものは作れないため、戻して蒸した乾燥そら豆に長白菌をつけて麹を起こしました。豆麹用の菌があれば(これも中国で使ってる菌とは違うでしょうが)、もちろんそちらの方がいいでしょう。


2017.11.25 chili paste1

ベースとなる唐辛子は、秋のはじめ頃、生の赤唐辛子が売っている時期に刻んで塩と合わせておいたもの。すでにちょっと発酵しています。


2017.11.25 chili paste2

刻み唐辛子はもっと沢山作ったのだけど、他の用途に回してしまったので豆板醤用に残した量が少なめ。乾燥唐辛子も加えました。
中国の作り方ではそら豆麹を洗って加えてる場合が多いようですが、そのままで割って加えます。


2017.11.25 chili paste3

あとは適当に……ラキ、どぶろく粕、自家製味噌を各少量加えました。塩も適当ですが、市販の豆板醤と同じくらいになるよう味見して調整します。


2017.11.25 chili paste4

瓶に詰めて、空気に触れないよう油を適量加え完成。小さい瓶の方は味見として早めに解禁しようかと思います。おいしくなるといいなぁ。

【追記】
中国のサイトを見てるとこのように油を加えるレシピが結構あったのですが、長期間置いておくと油が酸化してしまうので、油の代わりに塩を多く振るとか別の方法がよさそうです。


2017.11.27 soramame miso1

そら豆麹は上手くできるかわからなかったため少量しか作らなかったのですが、とてもいい具合にコウジカビが生えてくれたので、もっと作ればよかった〜。
それでも半分くらい余らせて、ふと思いついたこちらも。そら豆麹+そら豆で、そら豆ほぼ100%の味噌です。


2017.11.27 soramame miso2

味噌は皮付きのそら豆で作ってもよかったのだけど、今回購入した乾燥そら豆に虫食いが多かったという理由で、皮をむき悪いところを除いて使うことにしました。むき豆は茹でると崩れやすいため、麹の時と同じく蒸しています。

※作り方は普通の味噌とほぼ同じですが、今回の配合は麹と豆を同量でやってみました。そら豆麹と乾燥そら豆各100gに対し塩40gの割合です。ただし、豆を剥いて使ったため、皮と虫食いの分減るのを考慮して麹100gに対し乾燥そら豆130gとしました。

こちらも経過が楽しみ。もし失敗しなければ、またそのうちご報告します。


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